APOSTOLOS NIKOLAIDIS / STON ADI ADAMOSANE

Originally released in 1977 アポストロス・ニコライディス1977年の4作目、表題曲は「彼らは地獄で出会う」といった意味でしょう(ちなみに2曲めは「甘いハシシ」)、そのイラスト・ジャケの通り、レベーティスの面々が地獄でまた相まみえて歌っている、と、そんなアルバム・コンセプトでなんでしょうか? ( )内が元歌の主もしくは作曲家、年号は …

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V.A. / REBETIKO SERGIANI 1929-1950, Tragoudia Tou Kafe Aman

以下、>こちらより転載&書き足し&書き直ししました〜 アマネス or アマーン・ソング or カフェ・アマーン 〜とは、トルコ語に由来する “アマーン” という慈悲や哀れみを意味する言葉、転じて「ああ、神さま」「oh my god」といった意味合いにおいて、オスマン・トルコやアラブ、そしてセファルディ等の伝統音階、もしくはそのヴァリエーションに則った独特に引 …

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MICHALIS YENITSARIS ‎/ O EROS ECHEI VASANA

Originally released in 1993 on LP, Cassette & CD ミハーリス・イェニツァリス(1917-2005)ピレウス生まれ、18歳の時から歌いはじめたという自作自演のレベーティス、SP時代から録音はありますが、60年代後半にシングル録音で復活、レベーティカ復興気運の中、1975年の>こちらのLP “T …

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MARIO, MELINA KANA / VASILIS TSITSANIS, ZONTANI ICHOGRAFISI

1950年代半ば、レベーティカとライカの橋渡しをした重要人物、ヴァシリス・ツィツァーニスのナンバーをマリオ&メリーナ・カナという同郷テッサロニキ出身の女性歌手二人を中心に、3人の男声を配したライヴ録音! 1 ΤΑ ΩΡΑΊΑ ΤΟΖΗΜΙΆ 3 THANASSIS CHALKIAS / ΓΙΑΤΊ ΜΕ ΞΎΠΝΗΣΕΣ ΠΡΩΊ 4 MARIO / ΦΤΏ …

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APOSTOLOS NIKOLAIDIS ‎/ OTAN KAPNIZEI O LOULAS

Originally released on LP in 1973 1950年代の終わりから1999年に亡くなるまで活躍した人気歌手の一人。アポストス・ニコライディス、1938年ドラマ生まれテッサロニキ育ち、小学校卒業後から建設現場などで下働きしていたそうですが、歌うことが大好きな少年だったそう…。歌手に憧れながら青年となり、ギリシャ・コロンビア …

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VOULA SAVVIDI, MANOS HADJIDAKIS / TA PERIX

2013年の歌詞&写真集 BOOKタイプの復刻盤で再入荷しています。 1953年テッサロニキの北東の街、セレス生まれのヴーラ・サヴィディ、1973年ハタチのソロ・デビュー作ですね。この、濁ったようなディープな声、とっても二十歳とは思えませんが、実際ハタチの録音です。 マルコス、ヤニス、ヴァシリス、プロドロモスら、レベーティカの巨人たちの曲を歌い綴って …

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PRODROMOS TSAOUSAKIS ‎ / HIS MASTER’S VOICE, Apo Tis 78 Strofes

プロドロモス・ツァウサキス、1919年イスタンブール生まれ、3歳で両親とともにテッサロニキに移り、若くしてプロレスラー !! として活躍するも、ギリシャ・イタリア戦争(2次大戦)が始まると志願兵として戦い、イタリアを支援したドイツ軍に捕らえられ拷問を受けるも、耐え抜いたそうです。その後、テッサロニキに帰還、妻となる女性と出会って居酒屋を呑み歩くうちに、ドイツ …

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DIMITRIS EFSTATHIOU ‎ / TO PORTRETO ENOS REMPETI

ディミトリス・ユスタシウ、1923年、アテネ近郊、アッティカのコロノス生まれ、レベーティカの歌い手であり、抒情派として知られた作詞作曲家でもありました。70年代に入るまでリーダー・アルバムはありませんでしたが、ジャケット写真を見ればおわかりいただける通り、ヴァシリス・ツィツァーニスの元でブズーキを弾きコーラスをつとめ、50年代半ばごろから歌い演じ、ピレウス一 …

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V.A. / PALAIAS KOPIS

ジャケから判断して、昔のレベーティカとかの復刻コレクションかなと思ったら、去年リリースの新録オムニバス / 企画アルバムでした。う〜ん、ギリシャ、この時間の止まり具合はいかに解せばイイんでしょうね。というか、何かテーマに沿った懐古調アルバムなんでしょうか?その辺のところ、詳しいことわかりましたら、また、いずれ。 …にしても、ヴェテラン、中堅、若手 …

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PRODROMOS TSAOUSAKIS / TA PORTRAITA TIS MINOS-EMI

プロドロモス・ツァウサキス、1919年イスタンブール生まれ、3歳で両親とともにテッサロニキに移り、若くしてプロレスラー !! として活躍するも、ギリシャ・イタリア戦争(2次大戦)が始まると志願兵として戦い、イタリアを支援したドイツ軍に捕らえられ拷問を受けるも耐え抜いたそうです。その後、テッサロニキに帰還、妻となる女性と出会って居酒屋を呑み歩くうちに、ドイツ占 …

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PANAGIOTIS MICHALOPOULOS / MOU TA FAGANE OI GYNAIKES

パナイオティス・ミハロプロス(1924−1992) ペロポネソス地方のカラマタ生まれ、1951年にレコーディング・デビュー、ダグラス・フェアバンクスのような髭がトレードマーク、ブズーキを弾き、ディモーティカ、レベーティカ、ライカと縦横に歌いこなす人でした。70年代に入ると大いに人気を博し、92年に亡くなるまでに多くのシングルと30枚近いLPを残しています。本 …

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LELA PAPADOPOULOU / REMPETIKA KAI SMYRNEIKA TRAGOUDIA

レラ・パパドプル(1933-2009)、ジャケは若い頃の写真ですね、アテネで生まれ、子供の頃からレベーティカに親しむ傍ら、裕福な家庭に生まれ、ピアノを習い音楽教育を受けるも父の会社が倒産、ピアノをアコーディオンに持ち替え、十代の後半からステージに上がり、マルコス・ヴァンヴァカリスやヤニス・パパイオアーヌはもとより、ヴァシリス・ツィツァーニス、マノリス・ヒオテ …

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KATERINA TSIRIDOU / BOEM, 16 rebetiko songs

  無断リンク陳謝&感謝!ということで、>こちらで早速紹介されていた作品ですね。そこで本作を楽しむために知っておくべきことは、すべて言い尽くされていますから、何をかいわんや、ですが、とりあえず、本作はテッサロニキ生まれのスミルネイカ・シンガー、裕福な貿易商だった父を亡くし、17歳から歌ったというステラ・ハスキル(1918-1954)が、その短い人生 …

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V.A. / 100 MEGALA LAIKA, Rebetika, Arhontorebetika & laika 1950-2000

これまた凄い4枚組!レベーティカから繋がるライカ黎明、そして20世紀の終わりのギリシャ歌謡まで視野に入れた一つの物語…全100曲! CD 1: REBETICA, ARCHODOREMBETICA AND OLD POPULAR 1. ΤΟ ΜΙΝΟΡΕ ΤΗΣ ΑΥΓΗΣ / XORODIA KALAMATAS ORFEUS 2. ΣΥΝΝΕΦ …

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