GIORGOS MOUFLOUZELIS / TO PALIO REMPETIKO TOU MOUFLOUZELI

ヨルゴス・ムフュゼリス1912年生まれ、ブズーキ、バグラマーを弾く作曲家でした。自己録音は遅く、1969年にシングルデビュー、そしてこの1972年作がファースト・アルバムとなります。ブルースで言えば再発見?サンバで言えば70年代のサンバ復興〜1908年生まれのカルトーラのファースト・アルバムは1974年でしたからね、似たようなもの??ともあれムフュゼリスの、 …

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ANNA HRYSAFI

All time hits collection LP relesed 1985 アンナ・フリサフィ、1921年、小アジアからの帰還者を両親にアテネで生まれました。はじめ、裁縫の仕事につきましたが、数々の女性歌手を世に送り出したブズーキ奏者にして作曲家、マノリス・ヒオティス、ヴァシリス・ツィツァーニスらに歌い手としての才を認められ、1949年、現在も続く名高 …

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OPISTHODROMIKI KOMPANIA / STIS XANTHIS, STO AIGINITEIO, STO P.N. ARMATAGOGON KOS

ギリシャのレベーティカ復興グループということになるでしょう、 “オピソドロミキ・コバニア” の1982年作ファーストLP復刻CDとなります。エレフセリア・アルヴァニタキが在籍したグループとしても有名ですが、おそらく、こちらがエレフセリアのレコーディング・デビューとなるんじゃないかと思います〜5曲で歌っています。ライヴ録音も含みます。 …

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ANNA HRYSAFI / TO GELEKAKI POU FOREIS

60’s single collection LP relesed 1972 アンナ・フリサフィ、1921年、小アジアからの帰還者を両親にアテネで生まれました。はじめ、裁縫の仕事につきましたが、数々の女性歌手を世に送り出したブズーキ奏者にして作曲家、マノリス・ヒオティスに歌い手としての才を認められ、1949年、現在も続く名高いロッシニオル酒場で歌 …

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V.A. / REBETIKA 1918-1954

>こちら(2007)“REMBETIKA, Songs Of Love, Exile, Prison And Hash Dens” で素晴らしい初期レベーティカのコレクションを編んだトルコの老舗レーベル、カランが、遡ること14年前にリリースしていた復刻コレクションCDです。”REMBETIKA”の叩き台になったCDかと思われ …

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V.A. / REMBETIKA II, izmir ve istanbul’dan yillanmis sarkilar

>こちら(2007)“REMBETIKA, Songs Of Love, Exile, Prison And Hash Dens” で素晴らしい初期レベーティカのコレクションを編んだトルコの老舗レーベル、カランが、遡ること10余年前にリリースしていた復刻コレクションCDです。内容的には、イズミールとイスタンブールで録音されたと思しきギリシャ系歌手、音楽家達の …

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ELEFTHERIA ARVANITAKI

レベーティカ復興グループ、“オピソドロミキ・コバニア” の初作、1982年の作に参加していたエレフセリア・アルヴァニターキですが、この1984年作がソロ・デビュー・アルバムとなります。それにしても本アルバムのラストを飾るヴァンヴァカリスの名曲、60年代に活躍した夫婦デュオ、マノリス・ヒオティス&マリー・リンダもヒットさせていましたが…「あなたは海 …

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YIANNIS PAPAIOANNOU ‎/ VADIZO KAI PARAMILO

マルコス・ヴァンヴァカリスト並び称される黎明期から活躍したレベーティスの代表格、ヤニス・パパイオアーヌ(1914-1972)、小アジアで生まれ、母を知らず父も失い孤児となり、幼い頃から海へ出て漁をし、その後、ギリシャへ帰還しサモトラキ島で暮らしていた母と祖母に会うも、そこに落ち着くことなくピレウスへ渡り、学校には行かず、大工となり、自動車の修理工になったり、 …

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ROZA ESKENAZY, RITA ABATZI‎ / ROZA, RITA

1930年代に活躍したスミルナ派レベーティカの代表的女性歌手、ローザ・エスケナージ(コンスタンティノープル生まれ 1895-1980)と、唯一、ローザに対抗し人気を得たリタ・アンバヅィ(イズミール生まれ 1903-1969)のカップリングCD、ローザが5曲、リタが6曲収録されています。いかにも少ない曲数ですが、まさに代表的名演をよりすぐった11曲(1977年 …

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MARIKA NINOU / MIA VRADIA STOU TZIMI TOU XONTROU

LPリリースは1977年でした。それを遡ること4半世紀、1955年のレストラン “ファット・ヅィミー” におけるライヴ録音となります。多くの曲は以前のパートナーであったヴァシリス・ツィツァーニスのナンバーを歌い綴っていますが、既にこの時、パートナーシップを解消、マリカ・ニーヌがブズーキ、ヴァイオリンなどの弦楽器に、ピアノ、アコーディオンの伴奏と男声コーラスに …

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KATERINA SKORDALAKI ‎/ REMBETIKA, Sto Kafe Aman

この地味なジャケットがすべてを物語っていますね、カテリーナ・スコルダラキ、歳はわかりませんが、クレタのイクラリオン生まれで、現在はアテネで歌っているそうです。本作1998年のレベーティカ・アルバムと同レーベルから、もう1枚、客演曲やシングル曲を集めた編集盤、そして、おそらくは80年代に島唄を歌ったカセット・アルバムが1枚、そして、2017年にインディー制作で …

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THEMISTOKLIS KARPODINIS / KONTRAMPATZIDES

エーゲ海の臍、パロス島の出身にて伝統音楽を学んだ俳優にして歌い手、テミストクリス・カルポヅィニスのデビュー作!大型新人の予感(けっこう歳いってるかもしれませんが…)。 それにしても新人の新録とは思えない?この堂々たるレベーティスぶり、実にカッコイイじゃないですか!20世紀前半、アテネの外港、ピレウスの阿片窟から生まれたレベーティカに熱い想いを寄せ …

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POLY PANOU / ENA TRAGOUDI GIA TON PEIRAI

ポリィ・パーヌ(1940-2013)のラスト・アルバム、その後、2010年頃まで歌った人ですが、レベーティカともライカとも言えそうなその歌声、この人の熟成、完成形が此処にあるんじゃないでしょうか?   1 Κάτω Στο Πασαλιμάνι 2:23 2 Απ’ Της Ζέας Το Λιμάνι 2:45 3 Οι Θαλασσινοί …

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PANOS GAVALAS

パノス・ガヴァラス(1926-1988)、元はアコーディオンを楽しむ漁師だったそうです。が、ヴァシリス・ツィツァーニスに見いだされ、1956年に初録音、以降、特に60年代にはシングル録音多し、そして70〜80年代を通じても録音を残しました。本作は、1970年リリースのLPアルバム(おそらく60年代のシングル録音集ですね)復刻CDとなります。まあ、なんと言いま …

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