ELIO VILLAFRANCA / CARIBBEAN TINGE, Live From Dizzys Club Coca-Cola

“LATIN TINGE” ならぬ “CARIBBEAN TINGE” と来たエリオ・ビジャフランカ〜キューバ出身03年アルバム・デビューのJAZZ系ピアニスト、ルバルカーバ以来の才と言われているようですが、この作を聴けば資質は違いますね。マリオ・バウサ / マチート / ディジー・ガレスピーのアフロキューバン …

続きを読む>

ALEX CONDE / DESCARGA FOR MONK

スペイン出身超絶フラメンコ・ピアニスト、アレックス・コンデによるセロニアス・モンク作品集。サパテアール(タップ)にパルマス(手拍子)も加わり、複雑な変拍子が絡み合いながら紡ぎだすジャズ・パッセージが実にスリリングな冒頭曲「プレイド・トワイス」他、多くのジャズの巨人たちによるカヴァーでも知られる「ラウンド・ミッドナイト」、「セロニアス」、「アグリー・ビューティ …

続きを読む>

LLW / LOOSE LOUD WHIZ

 キーボーディストのインドラ・レスマナと、ベーシストのバリー・リクマフワ。インドネシア・ジャズ・シーンのスター・プレイヤーによるフュージョン・バンドの2013年作がやっと入ってきました。  2011年には来日しブルーノートで公演したこともある彼ら、始めはサンディ・ウィナルタがドラムズを担当していましたが(レスマナ、リクマフワ、ウィナルタでLLW)、本作では彼 …

続きを読む>

RIO SIDIK / THE SOUND OF MYSTICAL VIBE LIVE

ジャワ島スラバヤ出身のトランぺッター/シンガーが率いるクインテットのDVD付きライヴ・アルバム。インドラ・レスマナやエルウィン・グタワのオーケストラに在籍した後、幾多のジャズ・フェスに出演する現在インドネシア・ジャズ・シーンに欠かせないプレイヤーになりました。スティーヴ・ヒレッジやインコグニートと共演したこともあるそうです。音はクラブ・ジャズ寄りでダンサブル …

続きを読む>

FRANCK VAILLANT / RISING BENZINE

ある種21 世紀のクリスチアン・ヴァンデールみたいな勢いがついてしまったドラマー、フランク・ヴァイヤンのユニット「ベンジン」の新アルバム(5 枚目)です。メンバー:Guillaume Orti (as),Antonin Rayon (hammond, kbd), Julien Desprez (g), Antonin Tri Hoang (as, cl), …

続きを読む>

KORA JAZZ BAND / BACK TO AFRICA

☆コラ・ジャズ・バンド / バック・トゥ・アフリカ ★ジャズをベースに、新たなアフロ・ポップの可能性を追求し続けるコラ・ジャズ・バンド待望の新譜が発売!J.S.バッハからミシェル・ペトルチアーニの曲まで、縦横無尽にリズムがウネる! ★この圧倒的アクースティック・グルーヴとジャズ・フィーリング!! きらびやかなコラの音色としなやかなリズムを生み出すパーカッショ …

続きを読む>

ABLAYE CISSOKO & VOLKER GOETZE / DJALIYA

セネガルのグリオ・コラ奏者/歌手のアブライエ・シソコとニューヨーク在のドイツ人ジャズ・トランぺッター、フォルカー・ゲーツェのデュオの3枚目。前作”AMANKE DIONTI”(2012 年)はフランスで1万枚のセールス。今回はパーカッショニストとしてフランソワ・ヴェルリー(ONJ,Andy Emler…)を迎え、トリオでの …

続きを読む>

V.A. / ROOTS OF MAMBO1930-1950

デューク・エリントンやキャブ・キャロウェイ、そしてガレスピーからマチートへと至る〜アフロ・キューバンと触れ合った北米JAZZに沿ってマンボのルーツの一面に迫ろうという異色コンピレーション! Disc 1 1 Saint Louis Blues – Manolo Castro & His Havana Yacht Club Orchestr …

続きを読む>

BRUNO RUDER / LISIERES

マグマのメンバーとして来日したこともあるピアニスト、ブルーノ・リュデールのピアノソロアルバム。(エキスポーター資料から)その筋のマニアにグッとおすすめ!なんと言っても詩情が乱調に雪崩れ込む2曲目 “YOJIMBO” 、三船&クロサワの亡霊が取り憑いたアヴァンギャルドなピアノソロ・インプロ!?聞き物です。って、本当か? >試聴可! 1. …

続きを読む>

TONY HYMAS / CHRONIQUES DE RESISTANCE

2010 年の『クールベ、世界の起源について』に続いて、同じようにずっしり重い 150 ページの CD ブックです。トニー・ハイマスによる世界のレジスタンス運動クロニクルで、27 の断片から なる組曲はスペイン戦争、女性解放運動、アフリカ、湾岸戦争など過去から現在につながる さまざまな抵抗運動を描くエメ・セゼール、ロベール・デスノス、ブエナベントゥーラ・ドゥ …

続きを読む>

Book by AZLAM MOHAMED SAID / MUSICA 1900-1965, Malaya’s Early Music Scene

もう、しっかり重量のある本ですから、送料も相まってこういうお値段になってしまいましたが、でも、それだけの価値はあります。上質紙A4判p.255〜すべてのページに貴重な写真が掲載され、マレイ語 / 英語による表記なので意味はとれます。 1500年から1890年代までのマレイ音楽前史少々、1900年マレイ系大衆音楽の萌芽からマレイシア独立、そしてシンガポールが分 …

続きを読む>

HENRI SALVADOR / INTEGRALE VOL.4 , 1956-1958

アンリ・サルヴァドール全録音集の第4巻。サン・ジェルマン・デ・プレ期(ボリズ・ヴィアンと組んでいた頃)の録音で、ジャズ、ブルース、ロックンロール,英語録音…。28 ページブックレット。 CD 1 : MAURICE BIRAUD & HENRI SALVADOR – PUBLICITÉ «PAX» (CA. 1956-57) …

続きを読む>

BIGRE ! / TO BIGRE ! OR NOT TO BIGRE !

  フランスはスイスにほど近いリヨンを拠点に活動する総勢20人のビッグバンド(サックス x4,トランペット x4,トロンボーンx4)〜バンド名の“ビグル!”は感嘆詞で「何てこった!」というような意味だそう。で、名に恥じない、実に何てこった!な展開ですね え…。アルバム・タイトルからして人をくってます。レトロなギター・バンド&オルガンwithパーカッ …

続きを読む>