TERESA DE SIO ‎/ PURO DESIDERIO

南イタリア~ナポリの生まれ / 元ムジカノヴァの女性歌手だったヴェテラン人気カンタトゥーラ、テレサ・デ・シオ、もう65歳になるわけですね(こっちも歳取るわけです…)。う〜ん、たぶん、ソロ&リーダー・アルバムとして、前作のライヴ・アルバムも入れれば、17作目になるんでしょうか?ミレニアムを挟んでしばらく、いかにも南イタリアらしい?潮枯れた歌声で、少 …

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VINICIO CAPOSSELA ‎/ BALLATE PER UOMINI E BESTIE

ブルースやシャンソン、ジャズ、そして、レベーティカやカンシオン・ランチェーラといった音楽をアルバムごとに遍歴し、自らの歌の糧として来た南イタリアはナポリの東、イルピニア・ルーツのカンタトゥーレ、ヴィニーチョ・カポッセラ(生まれは1965年のハノーヴァー)16作目のCD&BOOKボックス仕様アルバムです。 タイトルは『男と獣のバラード』…ということ …

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GINEVRA DI MARCO / LA RUBIA CANTA LA NEGRA

1970年フィレンツェ生まれ、90年代はESPなるロック系グループで歌っていたそう。1999年のソロ・デビュー作はロック・アルバムでしたが、00年代半ばからは東欧、バルカン、ギリシャから、南欧、メキシコ、チリ、そして南イタリアといった地域の歌謡、及びフォークロアな音楽のあり方に魅せられたそう。06年の4作目あたりから、ややロック的なものから離れ、メルセデス・ …

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MINA / IL CIELO IN UNA STANZA

イタリア、ミーナ、1960年のファースト・アルバムを中心とした初期ベスト!やっぱり、初初しいですねえ、 1 ‘Na Sera ‘E maggio 3:13 2 Il Cielo In Una Stanza 2:52 3 E Vero 3:00 4 Due Note 3:27 5 Serafino Campanaro 2:06 6 Un …

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NILLA PIZZI / LE GRANDI VOCI DELLA CANZONE ITALIANA

>こちらとは1曲のみ重複〜主に50年代を中心としたベストかと。北イタリアの名歌手(って、当店ではもうそういう位置づけになっています)、ニラ・ピッツィ、折り目正しいところはありますが、肩肘張ったコレみよがしの歌い方ゼロ、見かけは結構ゴージャスな感じですが、歌は人なり、イイ感じの女性だったに違いありませんね、って、…何の参考にもなりませんが。 1. …

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RACHELE ANDRIOLI & ROCCO NIGRO / MALETIEMPU

タランテッラ楽団オフィッチーナ・ゾエの一員でもあったヴォーカル&フレームドラム他のラケーレ・アンドリオーリと、アコーディオン&アレンジのロッコ・ニグロによるデュオ・ユニット。2018年のアルバムです。オリジナルに伝承曲を交え、タランテッラをはじめとする南イタリアのルーツ音楽をメインとして、その再創造に取り組んでいます。ラケーレの力強い女声に、南イタリアならで …

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NILLA PIZZI / PLAYLIST

いかにも北イタリア出身のカンタンテ・フェミニーナらしい? 暮愁とでもいいますか、そこはかとなく透明に寂しい歌のあり方が素晴らしいですねえ…。ボローニャ出身、ニラ・ピッツィ(1919-2011)の1940〜50年代全盛期の魅力を納得させてくれる15曲。 その魅力のあり方は、歌謡音楽の地域性を越えて、まるで、レコード産業の成熟ととともに、インターナシ …

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NANNI SVAMPA / ANTOLOGIA DELLA CANZONE LOMBARDA

ナンニ・スヴァンパ、2017年に79歳で亡くなったイタリアはミラノの歌い手、作家、俳優〜いわゆるカンタトゥーレではなく、劇場 /キャバレー歌手とされています。60年代半ばから活躍、そのギター弾き語りスタイルは敬愛するジョルジュ・ブラッサンスのスタイルでした。本3CDは歌手デビューしてから70年代までのベスト。経年在庫非シールド品です。 1-1 Come Di …

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FLORIANA ALBA CON EL CONJUNTO DE JULIO GUTIERREZ / EN TU INTIMIDAD

1940年代後半に踊り手としてキューバを訪れて居着き、キューバン・ジャム・セッションなどで名高いピアニスト/バンドリーダー、フリオ・グティエーレスのもとで歌手として活動するようになったというフロリアーナ・アルバ。本作はそのフリオ・グティエーレス率いる楽団をバックにした、パナルトからの1960年リリース作のリイシューです。ヴィブラフォンやアコーディオンも配した …

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FLORIANA ALBA CON EL CONJUNTO DE JULIO GUTIERREZ / ARRIVEDERCI ROMA

1940年代後半に踊り手としてキューバを訪れて居着き、キューバン・ジャム・セッションなどで名高いピアニスト/バンドリーダー、フリオ・グティエーレスのもとで歌手として活動するようになったというイタリア人フロリアーナ・アルバ。本作はそのフリオ・グティエーレス率いる楽団をバックにした、パナルトからの1956年リリース作のリイシューです。ロマンティックな雰囲気で、ニ …

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CARL BRAVE / NOTTI BRAVE

カール・ブレイブ(1989-)イタリアはローマの新感覚派カンタトゥーレ、というか、ラッパーにしてSSW、09年ハタチのシングル・デビュー、その8年後、2017年にデビュー・アルバム、本作は2018年のセカンド、現地大ヒット作となりました。ラッパーと言っても、一聴、イタリアですね…。 1.Professorè 2.Fotografia 3.Came …

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GIANMARIA TESTA / PREZIOSO

ジャンマリア・テスタ、1958年生まれ、1990年にシンガーソングライターとして音楽活動を始めました。イタリア語を中心に、フランス語でも歌いました。並行して、イタリアのピエモンテ州のモナコにほど近いクネオという小さな街の駅長を、2016年に癌で亡くなるまで勤めあげました。その死後3年を経て発表された遺作です。デモとして残された未発表曲、ギター弾き語りを彼の妻 …

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HUGO RACE FATALISTS / TAKEN BY THE DREAM

メルボルン、1963年生まれのロッカー、ヒューゴ・ジャスティン・レイスとファタリスツ(ヒューゴとイタリアのサウンドスケープ・バンド Sacri Cuoriとのコラボレイト・ユニット)のドイツ録音〜 2019年のサード・アルバム。 1 Phenomenon 3:29 2 This Is Desire 4:57 3 Bow & Arrow 4:32 4 …

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GUAPPECARTO / SAMBOL, AMORE MIGRANTE

2004年にイタリアのペルージャで結成された5人組器楽アンサンブル、グアッペカルトの2019年作です。ヴァイオリン、ギター、アコーディオン、ベース、ドラムス/パーカッションという編成で、ジプシー音楽、バルカンやマグレブを包含した地中海音楽、ラテンなどをミックスしたサウンドを展開しています。本作は、クロアチア出身で1913年に生まれ97年に亡くなったヴラディミ …

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GINO BORDIN HAWAIIAN ORCHESTRA / VIRTUOSE DE LA GUITARE HAWAIIENNE, 1930s PARIS

イタリア生まれのハワイアン・ギタリストが30’sのパリで残した録音! イタリア生まれのギタリスト、ジーノ・ボルディン(1899-1977)が1930年代のパリで残した、ハワイアン・ギター・スタイルの作品をまとめた編集盤。キューバ音楽「ルンバ」もそうだったように1930年代のパリにはエスニック系のミュージシャンが世界各地から殺到していた時代。そんな …

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LA MOSSA / A MOSS

ナポリターナ女声5人組〜 5つの声、5つの性格、女性たちにまつわる ちょっとした挿話や感情を歌います。 ラ・モッサは笑い、打楽器を奏で、 タランテッラを踊ります。 時にレユニオンやブラジル北東部、 アルバニアの歌もうたいます。

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PICCOLA BOTTEGA BALTAZAR / IL LADRO DI ROSE IMPORT

ピッコラ・ボッテガ・バルタザール、2000年結成の北イタリアはヴェネチアのグループです。いかにも北イタリアらしい、リリカルなフォークロア解釈を聞かせます。メンバーは以下の通り、Giorgio Gobbo(voice and guitar) Sergio Marchesini (accordion) Toffanin Marco (accordion, pia …

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