LA SQUADRA / IN SCIO TON “TRALLALERO, POLYPHONIE DE GENES”

イタリアン・リヴィエラ、ジェノヴァの無伴奏男声ポリフォニー・コーラス。「スクアドラ」はチームという意味なので、SQUADRA DI GENOVA で検索すると、サッカーはじめ、町のさまざまなスポーツチームが出てきますが、こちらはコーラスチーム。ジェノヴァスタイルは、カウンターテナーおよび裏声高音がリード旋律で、ギターやマンドリン真似るようなリズム音声部もあり …

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ILARIA GRAZIANO, FRANCESCO FORNI / FROM BEDRAM TO LENANE

「FLYING TO YOU」(『WOLF’S RAIN』)カヴァー収録! 菅野よう子に見いだされたイタリア人女性歌手の最新プロジェクトはフォーキーな男女デュオ 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『カウボーイビバップ』など、菅野よう子が手がけた名作サウンドトラックの数々にその印象的な歌声で参加したイタリア人女性歌手、イラリア …

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SUSANA STIVALI / CARA CHICO

★イタリアの女性ジャズ・シンガー、スザンナ・スティヴァリによる、偉大なるブラジルのアーティストのひとりである、シコ・ブアルキ作品集が登場。★シコ・ブアルキ本人とのデュエット(M1)、フランシス・ハイミ(M10)、ジャキス・モレレンバウム(12)らをゲストに迎えた、ブラジル録音。全ての曲を翻訳されたイタリア語の歌詞で歌っている。★決してジャズ色は強くはないが、 …

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FARIS / MISSISSIPPI TO SAHARA

砂漠のブルースとデルタ・ブルースが邂逅 トゥアレグの血をひくギタリストの意欲作! 21世紀ワールド・ミュージック・シーン最大の発見となった「砂漠のブルース」シーンに、驚きのコンセプトを持ったアルバムが登場しました。それは、アメリカ合衆国のデルタ・ブルースを砂漠のブルース・スタイルで演奏するというもの。主役はこれが初フル・アルバムとなるイタリア人歌手/ギタリス …

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SACRI CUORI / DELONE

今世界で最も注目を集めるワールド・ミュージック・レーベル「グリッタービート」が新たに送り出すイタリアのバンド、サクリ・クオリ。ギタリストのアントニオ・グラメンティエリを中心とした彼らは2000年代後半に活動を始め、本作がサード・アルバムとなる。本作は彼らの音楽的ルーツとなるジャイアント・サンドのフロント・マン、ハウ・ゲルブを始め、マーク・リボーやエヴァン・ル …

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CISCO / MATRIMONI E FUNERALI

北イタリアの“コンバットフォーク”バンド、モデナ・シティ・ランブラーズ(もう解散?)のフロント/男性ヴォーカルのチスコによるソロ15年新作。毎年のように新作を出していましたが、当店としては久々の入荷です。タイトルは『結婚式や葬式』ということで、この人らしいイロニーが効いた歌を、ややノスタルジックなカンタトゥーレ調で聞かせます。いつの間にかフォーキーな雰囲気は …

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DIMARTINO / UN PAESE CI VUOLE

タイトルはどんな意味なのか?英語に変換してみると “it takes a village” ということで、“村を取る” ?? 全然わかりませんけど、DIMARTINO ことアントニオ・ディマルティーノ(1982-)の>HPに行くと位置情報を確認され、イタリアの300の街や村を選べるようになっていて、自分がアイデンティファイできる土地を …

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CARMEN CONSOLI / L’ABITUDINE DI TORNARE

カルメン・コンソーリ、1974年シシリーのカターニア生まれ、キャリア20年、女優としても活動。この2015年作がスタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては9作目、ほかライヴ・アルバムやサントラ、仏語や英語アルバム(クインシー・ジョーンズ制作!)もリリースしているそう。ということで人気のほどがうかがえるロック世代の女性SSWですが、そこはかとなく南っぽい歌い口 …

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IRENE GRANDI / UN VENTO SENZA NOME

『名もない風』と題された題されたイレーネ・グランディの新作現地ヒット中です。1969年フィレンツェ生まれ、94年デビュー、その昔、日本でも注目の若手イタリアンPOPロックシンガーと、少し騒がれましたが、あれから20年、イイ感じの女になりました。やっぱり欧州の女性歌手は熟女に限ります。ま、フツーのPOPですが、バックはロック系、ジャズ系の気鋭若手が固めているそ …

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ANNA TATANGELO / LIBERA

ナポリとローマのちょうど真ん中あたりにある内陸の街、ソーラで1987年に生まれて、今、28歳の女性歌手6枚目のアルバムです。なんでも15歳の時にサンレモ最年少・新人賞を受けたそうですから、もうキャリア13年目、本作は売れっ子〜ケッコ・シルヴェストレ&ジジ・ダレッシオというロック世代のカンタトゥーレによるプロデュース、タイトルは『自由』というわけで、籠の中の鳥 …

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PAOLO BENVEGNU / EARTH HOTEL

93年結成のイタロ・ロックバンド、シズマの中心人物、ギター&ヴォーカル&ソングライティング、パウロ・ベンヴェニュ(1965年生まれ)のソロ4作目(2014)初入荷となります。シズマは女性VOをフィーチュアーしたりテクノっぽかったり、ポスト・パンク〜ニュー・ウェイヴの果てアヴァンなROCKという感じでしたが、何というかこのソロ作、オルタナティヴなカンタトゥーレ …

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MALIKA AYANE / NAIF

1984年ミラノ生まれ、あのスカラ座で女優・歌手をつとめた後、2008年にCDデビュー、この15年作が4作目となります。が、今までの3枚のアルバムはすべてゴールド・ディスクという人気、サンレモの常連でもあるそう。…なんか、結構シブイ曲を書く女じゃないか、と思いますが、こういう歌心ある女が常にチャート上位にいるイタリアって、う〜ん、やっぱり地中海で …

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CRISTINA DONA / COSI. VICINI

クリスティーナ・ドナ 、ディ・マルティーノの新作にもゲスト参加していました。イタリアはミラノ近郊で1967年に生まれた女性シンガーソングライター(初めは美術関係の仕事をしていて、そのうちロックバンドに参加、95年から自作曲を書き始め97年にCDデビュー)の11作目(2014)のアルバム。基本ギター弾き語りのロックの人、という印象ですが、以前、この人の作にロバ …

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BOBO RONDELLI / COME I CARNEVALI

イタリアはトスカーナ / リヴォルノの人気バンド~(トスカーナのバンドとしては全イタリア的支持を受けた数少ないグループでした)1991年結成のオッタヴォ・パディッリォーネのリード・ヴォーカルだったボボ・ロンデーリ15年ソロ5作目です。なんか、どんどん良くなって行きますねえ、この人。ややゴリ押しロックっぽかった以前に比べると、歌心で勝負している感じ、充実してい …

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DIMARTINO / SAREBBE BELLO NON LASCIARSI MAI MA ABBANDONARSI OGNI TANTO E UTILE

1982年パレルモ生まれのアントニオ・ディ・マルティーノ、1999年結成02年CDビューの人気インディー系イタロ・ロックバンド Famelika (作詞作曲&ヴォーカル&ベース)を経て、2010年にソロアルバムCDデビュー、こちらが2作目となります。が、ソロと言っても、引き続き元バンドメンバーとの共作〜with Giusto Correnti (drums …

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GIANMARIA TESTA / VITAMIA

ジャンマリア・テスタ、1958年生まれ、1990年にシンガーソングライターとして音楽活動を始めました。イタリア語を中心に、フランス語でも歌いました。並行して、イタリアのピエモンテ州のモナコにほど近いクネオという小さな街の駅長を、2016年に癌で亡くなるまで勤めあげました。本作は、ライヴ盤、共演盤も含め生涯11作のアルバムを残しているジャンマリアの、2011年 …

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GIANMARIA TESTA / DA QUESTA PARTE DE MARE

ジャンマリア・テスタ、1958年生まれ、1990年にシンガーソングライターとして音楽活動を始めました95年にファースト・アルバム)。イタリア語を中心に、フランス語でも歌い、並行して、イタリアのピエモンテ州のモナコにほど近いクネオ(アルバ)という小さな街の駅長を、2016年に癌で亡くなるまで勤めあげ、ライヴ盤、共演盤も含めて生涯11作のアルバムを残しました。こ …

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