ANDRÉ MEHMARI, GABRIELE MIRABASSI / MIRAMARI

    ブラジル孤高の若手ピアノ奏者アンドレ・メマーリと、ギンガともデュオ作を発表しているイタリア人クラリネット奏者のガブリエレ・ミラバッシ。サンパウロ州交響楽団と制作したショー「クラリネットとピアノのための転換」を機に意気投合し、メマーリの自宅スタジオで制作されたアルバム。「Miramari」(2009) を基に、後年新たに編まれた映像 …

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TRE MARTELLI / OMI E PAIZ

  イタリア北部、ピエモンテ地方の伝統音楽の研究、再現、そして復興、大衆化につとめて来たトレ・マルテッリの1995年作です。   1 Brando / Brando / Brando ‘Dgamondi 5:07 2 I’è na Fijetta ‘d Quindez Ani / L’Era na Fietta …

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LALALA NAPOLI / CAVALLUCCIO

フランスを拠点とする東欧ツィガーヌ(ロマ)バンドの最古参ブラッチのアコーディオン奏者として活躍してきたフランソワ・カスティエロが立ち上げたバンド、ラララ・ナポリの2021年のサード作です。タランテッラやタムリアータといった、ナポリのルーツ音楽のプログレ化とでも言うべき試みが炸裂。ヴォーカルとアコーディオンに、第2アコーディオン、木管&ギター、ヴァイオリン、コ …

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VINSANTO ‎/ QUALCHE GIORNO DI VANTAGGIO

元サルティ・ダ・サトゥルノ(=土星からこんちは)のヴォーカル、ヴィニシオ・カポセラやアート・リンゼイと共演歴を持つというヴィサント(トスカーナ産ワインの名?)ことブルーノ・オリオリ(Bruno Orioli)のファースト・ソロ(ゾロアスター教徒だそうです…)。って、この作から、それきり、今のところ新作は出ていませんが…。 1 Semi …

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TOSCA / MORABEZA

イタリア、女性SSW(1967年生まれ)、デビュー・アルバムは1997年、数えて10作目となる本作は、ガブリエル・ミラバッシ、ルイーサ・ソブラル、イヴァン・リンス、レニーニ、アルナルド・アントゥネス参加のMPBマナー、地中海サウダージとでも言えそうな、充実作となりました。 1 Giuramento (feat. Gabriele Mirabassi) 2 L …

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BRUNORI SAS / CIP

そしてブルノリ・サスが残ったという感じでしょうか…??(本名 ダリオ・ブルノリ)1977年生まれ、南イタリア / コゼンツァ(カンブリア州)を拠点とするカンタトゥーレ(09年にデビュー・アルバム)の5作目。フォーキーなカンタトゥーレというか(ダンテやディマルティーニョとの交友がスタンスを物語っていると思いますが)、ポスト・ロック世代のカンタトゥー …

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GALEFFI / SETTEBELLO

91年生まれ、2017年アルバム・デビュー、こちらは2020年の2作目。かまえたところのない、ブッキラボーだったり、感情任せで明け透けだったりする歌声が、まず、悪くないですよね。そんな、どこかロックを溶かし込んだような歌いまわしが、ラフなリズムに乗って、いかにもイタリアなメロディーに沿って上向きに放たれる感じ、これもまた21世紀のカンタトゥーレ!? というこ …

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