15歳からステージに立って歌い始め、ブルターニュのトラッド・バンド、Barzazも立ち上げた男性歌手、ヤン・ファン・ケメールの2017年作。ここでは、フランスのケルト圏ブルターニュの南の地域の古くから伝わる宗教音楽を、新しく現代的に蘇らせて聞かせています。落ち着いた清らかなヤン・ファンの歌を中心に、彼の声に寄り添うようなチェロやハーモニウムが、 …
続きを読む15歳からステージに立って歌い始め、ブルターニュのトラッド・バンド、Barzazも立ち上げた男性歌手、ヤン・ファン・ケメールの2017年作。ここでは、フランスのケルト圏ブルターニュの南の地域の古くから伝わる宗教音楽を、新しく現代的に蘇らせて聞かせています。落ち着いた清らかなヤン・ファンの歌を中心に、彼の声に寄り添うようなチェロやハーモニウムが、 …
続きを読む何と言うべきか、究極のエチオピアン・ヴォイスとでも? >こちら前作から早8年、エチオピア女性歌手エテネッシュ・ワシェと、フランス人ベーシスト、マチュー・スーリソーとの実験的共演作品2作目です。加えて、Winter & Winter からアルバムをリリースしている女性チェロ奏者、ジュリー・レダラッハも参加〜たった二人の演奏と …
続きを読むオクシタンはカステルサラザン生まれ、ピエール・ペレ、今年83歳、方言&スラングや子供の言葉など、辞書に載っていない言葉も駆使、ユーモア込めて歌う仏国民的シャンソニエ、ソングライター、詩人、作家、食文化研究家。1957年レコード・デビューということで、去年デビュー60周年を記念しての企画盤?(タイトルは『ピエール・ペレ一族』)〜 バックはレ・ゾグル・ドゥ・バル …
続きを読むアルジェリア出身のユダヤ人でありながらフランスでディアスポラ系シャンソン歌手?として大成したエンリコ・マシアス、彼の叔父はアラブ=ユダヤ / アンダルース系音楽の巨匠~シェイク・レイモンであり、彼の父もまたレモンと行動をともにした名のあるヴァイオリン奏者でした。そんなシェイク・レイモンの曲を2枚組CDたっぷり、エンリコ・マシアスが歌い上げたアラブ=アンダルー …
続きを読む名匠ハリプラサードの元で学んだフランス人バンスーリ奏者が臨むジャズ・セッション!〜インディアン・スライド・ギタリスト、デバシシュ・バタチャルヤの作品をリリースする英Riverboatから、インド音楽とジャズを融合させる新録作品が登場した。主役はインドの横笛バンスーリ奏者のギヨーム・バロー。フランス人ながら現役最高峰バンスーリ奏者ハリプラサード・チョウラシアに …
続きを読む2008年それぞれ音楽活動をしていた二人が出会い結成〜2011年デビューアルバムをリリースしたパリの女性デュオ(Sylvie Hoarau /brunette & Aurélie Saada /blonde)、もちろん”ブリジット・バルドーのように”というのがテーマのインディーPOPデュオです。バルドーがモ …
続きを読む“MMM” 3000万ヒット、ですから。 大ヒット中!だそう、 DRC コンゴ / ブラザヴィル出身のラッパー というか、セベン・パートのアニマシオン風 ヴォーカルとでも。 MHD 提唱の Afro Trap 周辺の一人 として注目を集めて仏リリース、 アヤ中村、DADJU, KEBLACK 参加の 欧州デビュー盤となります! コンゴレーズ/ル …
続きを読む1 Touche Pas Au Grizzly 2 Astronaute 3 Montreuil / Memphis 4 Tête de Mort 5 À Mon Enterrement 6 Elegantman 7 Les Barbituriques 8 J’ai Vu Que Ma Bonne A Disparu 9 Je Ne Pense …
続きを読む20万枚、パリジャンに売れたという(最近は20万枚ならプラチナ・ディスク)、ラップ・デュオ 〜ビッグフロー&オリー「本当の人生」今年7月のデビュー作。ストロマエと共作したシングル曲 “Dommage” は YOUTUBE で 7300万ヒット…、だから、どう、ということではないのですが、若くて冴えない感じの二 …
続きを読むフランスのユニット、ザ・ラム・ランナーズの2017年作。トランペット、テナー・サックス、ギター、ピアノ、ベース、ドラムス、パーカッションのアンサンブルでインスト比高め、曲により酔いどれヴォーカルをフィーチャーしています。サーフロック、ジャンプ・ブルース、ハモンドを配したソウル・ジャズ調やマカロニ・ウェスタン調、そして東風の吹くオリエンタルなエキゾチカの妖しく …
続きを読むザ・ウェイラーズをバックにした2004年のアルバム>『ハイファイ・カリプソ』が日本でも紹介されたフランスのおもしろタレント、カール・ゼロの2017年作。本作ではエル・ラファエル・イ・ス・コンフント・アトラクティーボなる16人編成楽団をバックに、セルジュ・ゲンズヴールやスペインのホセ・ルイス・ペラーレス、ギリシャのミキス・セオドラキス、マッドネスの「ナイト・ボ …
続きを読むフランスのディアトニック・アコーディオン復興のパイオニアの一人マルク・ペロンヌ。ヒット・アルバム『パリ・ミュゼット』に参加し、2004年作『その儚い熱情』や、07年作『レ・プテイット・シャンソン』が日本でも紹介されてきた彼は、難病の「多発性硬化症」を患って、両腕両手もマヒするほどその病状を深刻化させているとのことですが、17年にリリースされた本作は過去の未発 …
続きを読むポーランド〜ルーマニアを流転したアシュケナジムの血をひくフロント/ ヴォーカル&バンジョーのトマ・フェテルマンを中心とした在仏バルカン・ビート系ミクスチュアー・バンドの2008年のセカンドです! 1. Takikardie 2. Buka 3. Karmen 4. Balkanski bal 5. Salade tomate oignon 6. Belly …
続きを読むカッコイイじゃないですか!もたれないじゃないですか!?在仏キューバ人ヴォーカリスト、フリオ・ダビ・ロペス・ペレスの語り口、歌い口!トロンボーンの効いたキューバン・ソンに乗せて、これまで耳にしたことのないうような時にクール、時にハートウォーミングなセンティミエント、結構決めてくれますよ。トレス&ギター、トロンボーン、コントラバス、パーカッションの5人組、09年 …
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