PIO LEIVA & BILLO’S CARACAS BOYS 

キューバでモントゥーノ(コール・アンド・リスポンス)といえばこの人といわれる、ピオ・レイバ。ベニー・モレー、ベボ・バルデースからノロ・モラレス、ビジョス・カラカス・ボーイズ、コンパイ・セグンド、エストレージョス・デ・アレイートなどなどとの共演でも知られ、常に第一線で活躍してきたソネーロです。映画ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブでもフィーチャーされていましたし …

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WHO’S THE CUBAN? / CIRCO CIRCO

>★ フランスはナンシーのフレンチ・キューバン・コンボ、フーズ・ザ・キューバンによる2019年の初アルバム。といっても、在仏キューバ人ヴォーカリスト、フリオ・ダビ・ロペス・ペレスを中心として、09年に立ち上げられ、3枚のアルバムを放った>ソン・デル・サロンを発展的に解消したとのことで、キューバ音楽をベースに、エレキ・ギターをフィーチャーし、マンディング・ポッ …

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ANGELIQUE KIDJO / CELIA

>☆無断リンク陳謝&感謝! トーキング・ヘッズに続いて、仏デッカに移籍したアンジェリック・キジョの新譜は、なんともセリア・クルースのカヴァー集でしたよ、興味津津ですねえ。今年58歳のアンジェリック・キジョ、何んだか我々ロートル、ワールド・ミュージック・ファンと指向性がかぶってる?というか、趣味が似てますねえ…?? パリで大学生だった頃にワールド・ …

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BELISARIO LOPEZ Y SU ORQUESTA / DANZONES DE CUBA 

1903年マタンサス県のカルデナス生まれで、ネノ・ゴンサーレスのオルケスタでフルート奏者として活躍した後、28年に自身の楽団を立ち上げたベリサリオ・ロペス。本作は、1960年ごろアンソニアからリリースされたアルバム『ダンソーネス』(ALP-1230)から2曲を除く、10曲収録のリイシュー盤です。「「マルチェッタ」「エル・カデテ・コンスティトゥシオナル」の2曲 …

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HERMANOS RIGUAL / CUANDO CALIENTANA EL SOL

メキシコを拠点に人気を博したキューバ出身のペドロ、カルロス、マリオによるリグアル3兄弟のヴォーカル・トリオ、ロス・エルマノス・リグアルは、メキシコの地を拠点として、1960年代を中心に国際的人気を博しました。本作は、60年代にRCAからリリースされたシングルを集めたものと思われる、16曲入りのリイシュー盤です。 英語(エンゲルベルト・フンパーディンク他「ラヴ …

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RUBEN BLADES, ROBERTO DELGADO & ORQUESTA / MEDORO MADERA

…いかにもキューバの爺さんと見受けられるCDジャケに写る男、メドロ・マデーラっていったい誰? ルーベン・ブラデスがプロデュースした謎のソネーロ? とか思いましたが、違いました。この爺さんは ルーベン・ブラデスの “オルター・エゴ” のイメージだというルーベン側の説明があります。ということは、別人格(オルター・エゴ)をルーベンが演じている、というこ …

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ROLANDO AGUILO

1931年マタンサス生まれのトランペッター/バンドリーダーで、デスカルガ=キューバン・ジャム・セッションの重要人物の一人でもあるロランド・アギロ。本作は1960年リリースと思われるプチートからのアルバム『Rolando Aguilo Y Su Orquesta ‎– Se Pone Sabroso』(Puchito SP-120)を、曲順はシャッフルされてい …

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OMARA PORTUONDO / (COMO UN MILAGRO)

キューバの歌う人間国宝オマーラ・ポルトゥオンドのソロ3作目、60年代末録音と推測されるアルバム。 音楽監督は後年USA移住後、グロリア・エステファンの名作”ミ・ティエラ”のアレンジで大成功を収めるフアニート・マルケス。彼自身が弾くジャジーなエレキ・ギターも大活躍します。フアニートは作曲でも大活躍で当時の新リズム、パカーの1、4、12曲目、シングルでも発表され …

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PANCHO AMAT / MIS CAMINOS DEL TRES

キューバのトレスの名手パンチョ・アマートによる「トレスのすべて」的DVD-Rです。パンチョ・アマートが、カメラの前に座り、トレスの楽器としての成り立ちから、構造、特徴、演奏法、音楽スタイル別の演奏の流儀などを1時間12分を掛け、丁寧に蟹説してくれます。中盤以降は、ほぼワークショップ~教則ヴィデオという内容です。トレスを学んでいる方はもちろんですが、楽器をやら …

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ADALBERTO ALVAREZ Y SU SON / DE CUBA PA’L MUNDO ENTERO

2021年9月1日に亡くなりました。こちらが、遺作となってしまいました… キューバ、サルサ、ラテン・ファンの皆様、またまたお待たせいたしました! 待ちに待ったアダルベルト・アルバレスのスタジオ録音、2013年の『レスペト・パ・ロス・マジョーレス』以来、5年ぶりとなる新録アルバムです。 アレンジは、グループのキーボーディスト、ダヤネ・リベーラ・ラサ …

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CONJUNTO ROBERTO FAZ / COSITAS QUE TIENE CUBA 

人気バンド、コンフント・カシーノから独立しさらに人気を掴んだ1950~60年代のキューバの大スター、ロベルト・ファスの66年の突然の死以降、彼の意志を引き継ぎ継続したバンド、コンフント・ロベルト・ファス。56年にロベルト・ファスが自身のバンドを立ち上げてから60年を記念してリリースされた新録作です。 亡きバンマスのヒット曲「コシータス・ケ・ティエネ・クーバ」 …

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GILBERTO VALDES / LA MUSICA DEL MAESTRO, Instrumental

1905年マタンサス生まれ、72年にニューヨークの地で亡くなったバンドリーダー/コンポーザー/アレンジャー/フルート奏者/ピアニストのヒルベルト・バルデース。リタ・モンタネールの舞台音楽を手掛けたりと、早くからアフロ・キューバ音楽の発展・普及に貢献し、キューバにおけるガーシュウィン的存在とも目される音楽家です。 本作は、1950年後半、パナルトからリリースさ …

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JUSTI BARRETO / APARECIA EL REY

フスティ・バレートは、キューバのパーカッショニスト&コンポーザーで、従兄弟のモンゴ・サンタマリーア、シルベストレ・メンデスらと同様に、早くからメキシコに渡って活躍した後、U.S.A.でも活躍、サルサのミュージシャンにも大きな影響を与え、特にアフロ・キューバンのリズムの神髄を何枚かのアルバムで伝えたミュージシャンズ・ミュージシャンでもあります。 本作は、198 …

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LAS PERLAS / TRES VOCES

★ラス・ペルラス / トレス・ボセス 日本のラテン音楽界を担う美しき3人のシンガーのユニット「ラス・ペルラス」。歌唱力とセンス、そして見事なハーモニーが織りなす素晴らしきエンタテイメントがミニ・アルバムに! ●「ラス・ペルラス」は、東京キューバンボーイズのコンサートに出演する岸のりこのバックコーラスとしてミホと奈奈が参加したことから始まりました。キューバの歌 …

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