バルセロナで結成されたということです。まるで初期のアレスキー&フォンテーンヌのようなマリオン&ボルハ、もといジューン&ジムの男女ヴォーカルを要とするユニット。本盤はセカンド・アルバム、タイトルは “ノーチェ・プリメーラ” 〜最初の夜、つまり『初夜』ということで、ジャケットの雰囲気そのままにシュールな1作となりました。アシッド・フォークっぽいところもありますが …
続きを読むバルセロナで結成されたということです。まるで初期のアレスキー&フォンテーンヌのようなマリオン&ボルハ、もといジューン&ジムの男女ヴォーカルを要とするユニット。本盤はセカンド・アルバム、タイトルは “ノーチェ・プリメーラ” 〜最初の夜、つまり『初夜』ということで、ジャケットの雰囲気そのままにシュールな1作となりました。アシッド・フォークっぽいところもありますが …
続きを読むセネガルのコラ奏者、スウェーデンのヴァイオリン奏者、そしてメキシコのパーカッショニストが出会ったユニットです。互いの違いを音楽の理由にしているような、互いに歩み寄り互いを活かすプラス指向が感じられます。基本、コラとヴァイオリンの交わりに、ラテン・ジャズ的なパーカッションが加わるインタープレイです。
続きを読む出ました!このジャケ見て下さい。自転車&リヤカーで田舎道を突っ走るこの集団…実にクール!ってことはありませんよね、ま、やっぱり、おバカでしょうね、きっと。 が、しかし、これが噂のロマ(ジプシー)ヒップホップの最先端を走るユニット、“シュッカ・ロマ・ラップ” ですよ!バルカン半島最大のロマ・コミュニティがあるというマケドニアの首都スコピエのアンダー …
続きを読む前年の>”MIKRA ASIA” の成功を継いで、ヨルゴス・ダラーラスが再びハリス・アレクシーウを招いて作った1973年リリースのアルバムです。前作は、レベーティカ〜ライカのひとつのルーツともなったミクロ・アジア / イズミールのギリシャ系音楽をテーマとした作でしたが、この作では、タイトル通り、ビザンティン音楽(〜ギリシャ正教の聖歌か …
続きを読むボスニアのドン=シャバン・バイラモヴィッチ新作!ディープかつタフなジプシー・ブラス・バンドと、小粋なジプシー・スウィング風バンド、ふたつのバックを使い分けつつ従えて、野生の歌い口と、泣きの歌謡をそれぞれに歌い分ける構成、う~ん、やっぱりこのオヤジはスゴイ! 1 Pijanica (Pijanec/Drunkard) 3:26 2 Vasilica 4:03 …
続きを読むクレタ島民謡をモダン化した作品とのことです。ヤニス・メランピナーキスはクレタ出身のソングライター、サントラ等でも活躍してきたそう。既に中年男性と見えますが、この作がソロ名義初アルバムとなるそうです。島唄っぽさを残した哀愁味あるソングライティング、エーゲ海っぽい弦アンサンブルを生かしたアコースティックなアレンジが魅力でしょうか。ヤニスほか以下3人のゲスト女性歌 …
続きを読むヨルゴス・ダラーラス2003年作は、レンベーティカです!20世紀初頭~アテネの港街、阿片窟や娼館で生まれたという東地中海のブルース、ピレウス派レンベーティカの巨人マルコス・ヴァンヴァカリスのナンバーを、CD2枚に渡ってカヴァーしたライヴ盤です。これは事件ですねえ…。ヴァンヴァカリスと言えば、とりあえず、ブルースで言えばロバート・ジョンソンみたいな …
続きを読む☆ジプシー.CZ /リプレゼント ●2006年リリースのデビュー作がヨーロッパで大ブレイクした、チェコのロマーノ・ヒップホップ*・ユニット、ジプシー.CZ。 ●デビュー作は本国でゴールド・ディスクを獲得。ユーロ圏ではMTVのワールド・チャート・エクスプレスのTOP 10にランク・イン。更に、2007年には英最大のロック・フェスのグラストン・ベリーにチェコのバ …
続きを読む★Ta Tragoudia Tis Anatolis これは驚き!グリーク・ライカのトップ・スター=故ステリオス・カザンヅィディス(1931年生/2001年没)によるトルコ語(&ギリシャ語ミックス)歌謡ナンバー8曲(うち2曲がイスタンブール1962年録音)も含むトルコ・プレスのCDがリリースされました!〜録音は1960年頃となっていますが、ちょっとよくわから …
続きを読む09年秋にも豪華なライヴ2CD&DVDボックスをリリースしてくれました。そして矢継ぎ早に本作~スタジオ録音新作を届けてくれました。で、その内容ですが、それぞれに異なる作詞家と作曲家の組み合わせで全15曲、ほぼ3~4分のいかにもオーソドックスなギリシャ風情漂う曲調が並ぶ歌謡アルバムといった感じです。特に目立ったゲストもコンセプトもないと思われますが、そんな中に …
続きを読むギリシャ音楽界現役最高の男性歌手ヨルゴス・ダラーラス、これまで40年間にわたり所属してきた老舗レーベル“ミノス”からギリシャ・ユニヴァーサルに移籍し、新たな境地で臨んだ意欲作がこの06年のスタジオ録音作です!本作のテーマは「アルバニア」~ギリシャと国境を接するこのイスラム国、経済的には貧しいものの、音楽的には肥沃な土壌を誇っています。そんなアルバニアから亡命 …
続きを読むさて、ギリシャを代表する男性歌手=ヨルゴス・ダラーラス、やっとスタジオ録音新作が届きました。イイ感じですねえ…、パーカッシヴかつファンキーな隠し味の効いた、どこかレゲエ風に聞こえる/コンテンポラリーなバックの中、ダラーラスの歌声にブズーキが寄り添う冒頭の曲で、すべて決まり、です。そして、続くライカ系バラード、しみじみさせてくれます…. …
続きを読むクレタ島、リラを片手に海へ続く道にたたずむエーゲ海の女性、島唄、リラを弾き語るニシオーティカ女性歌手、ヨルギア・ダガキのファースト・アルバム人気盤!少しばかりハスキーな歌声に深みあるリラの音色にシビれます。 12歳からリラをはじめ、16歳から島の民謡を歌いはじめ、00年に>デビュー・シングルを。そしてこのファースト・アルバムを05年に、その後、2009年にド …
続きを読む古巣のミノスからポリグラムへ移籍しての第一作、このアルバムを作りたくてハリスは20年以上在籍したミノスを出たんじゃないかと思えるほど、それまでのオーソドックスなライカを脱ぎ捨て、元プログレ・バンドで活躍していたニコス・アンディパスに作曲&バッキングをまかせ、エレクトロ楽器を大胆に導入した地中海トラッド・サウンドの中、伸び伸びとした歌声を聞かせてくれました(今 …
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