LA TALVERA / NADALS D’OCCITANIA

南仏オクシタニアのクリスマス・ソング~ナダレの歌“ナダル”を集めた2CDです。CD1にはナダルを今日に伝える歌い手達のアカペラ・ソングを24曲(素朴かつ敬虔かつ土臭くて渋い歌声!?)~そしてCD2にはオクシタニアを代表するトラッド・バンド=ラ・タルヴェーロによるナダル演奏22曲が収められました。いつもながらのオックなカントリー・ソング&ダンス満載、いつも以上 …

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LA TALVERA / QUINCARELET

フランス~オック語圏のトラッド・バンド、70年代末から活動するメンバーを含む老舗グループ05年作です。今作では、まるで小鳥の囀りのような声音の女性歌手を、より前面に押し立ててのオック・トラッド路線!地中海ムード漂う各種地元の弦楽器、ブラスやガイタ、木管、アコーディオン、マンドール、ウード、グンブリ、ベンディール、スルドほかほかが織りなす2拍子~3拍子&amp …

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LA TALVERA / BRAMADIS

フランス/オクシタニアの老舗グループ、ダニエル・ロッドー率いるラ・タルヴェーロの07年作です。いかにもオクシタニアの伝統を感じさせる盆踊り的?なビートと女声&男声入れかわり交わる早口ヴォーカルが、全編で楽しめるトラッド・アルバムですが、とにかく、クォリティーの高さは、コレまでの数ある作の中でも随一と言っていいんじゃないでしょうか?クラリネット&サックス奏者の …

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V.A. / RASIMS DE LUNA, MAX ROUQUETTE

オクシタニアの詩人/作家/戯曲家にして、オック語復興のために尽力したマックス・ルーケット(1908-2005)の、生誕100周年を記念して制作された追悼アルバムです。ルーケットの詩作品に、ラングドック地方のオーボエ奏者/作曲家のローラン・オードマールと、バスク/ベアルネ地方の混声ポリフォニー・グループ=マニュファクチュール・ヴェルバルを率いるジャケス・アイモ …

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NUXVOMICA / NISSA – PERNAMBUCO

南仏オクシタニア~ニースの民謡とプロヴァンス地方の舞踏リズムを掘り起こし、そこにレゲエ/ラガの即興性をプラス~オック語で歌うカルナヴァル・バンドの新作!さらにブラジル北東部の音楽フォッホーを大胆取り入れもし、地元ペルナンブーコのアーティストが参加したブラジル録音曲もアリ!というわけで、ニースとペルナンブーコを”カルナヴァル”で結び、ラ …

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JOAN FRANCES TISNER / 12 RECEPTAS DE J.A. LESPATLUT 『オクシタニア12のレシピ』

グルメなアルバム…?南西フランスの様々な料理を音楽&レシピで紹介するという異色盤~オクシタニア=フランスのディープ・サウスから登場したプログレッシヴなトラディショナリスト=ジョアン・フランセス・ティスネの2004年作です。電子音楽&ピンクフロイド&オック圏トラッドのゴッタ煮サウンド~ストレンジだけど、クセになる感じですね。

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FABULOUS TROBADORS / DUELS DE TCHATCHE 『チャッチェの死闘』

南仏・オクシタニアに中世のトゥルバドゥール時代から伝わる、“テンソン”と呼ばれる論争詩を現代に甦らせた彼らのサウンドは、タンバリンをメインにオクシタニアの民俗楽器やグナワのゲンブリなどを隠し味にしながら、”ヒューマン・ビート・ボックス”=アンジュ・Bと、詩人にして論客そして稀代の扇動家であるクロード・シクルが、口角泡を飛ばしながら言葉 …

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LA TALVERA / POBLE MON POBLE 『民よ、わが民よ』

フランス~オック語圏の老舗トラッド・バンド=ラタルヴェーロの2004年7作目~70年代末から活動する老舗グループながら、この新作でも進化を見せます!ラガ系では先輩格のマッシリア・サウンド・システムの面々も参加し~レゲエのビートを導入しての“ラガ・トラッド”なるアコースティックなスタイル!女声&コーラスをフィーチュアー、ガイタやウード、グンブリ、ギタ …

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OAI ATAR / MANIFESTA

マッシリア・サウンド・システムの別働隊ワイスターの新譜です。年甲斐もなく?轟音ギターとタテ乗りビートでガンガンやってる場面が印象的~オクシタニアっぽさはやや薄口ですが、中高年ポスト・パンク風情に自在なターンテーブルさばき&ゲームボーイ・サウンドも加味して、張り切って人生と音楽の倦怠期を乗り切ろうとしてますよ!?ヴォーカル・スタイルはマッシリア直系です。それで …

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OAISTAR / VA A LOURDES 『ルールドへ行け』

マッシリア・サウンド・システムのMC二人,リュックス・Bとガリ・グルーが作ったロックバンド=ワイ・スターの最新アルバム!機械音から始まるワイスターのテーマ1曲目、続く往年のマノ・ネグラのような軽妙なモッズ・ロック、そしてジェーン・バーキン+ミッキー・トロワデのヒット曲のパロディー、内務大臣ニコラ・サルコジの声入りの警察官哀歌ロックンロール、49秒のシャウト「 …

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PAPET J / POINT RIT

>こちら (無断リンクすみません)で紹介されていたマッシリア・サウンド・システムのオリジナル・メンバー/創始者のひとりにしてリード・ヴォーカル=ジャリ、またの名をパペ・ジー待望のセカンド・アルバム2010年作です。マルセイユ1974年生れの若きマルチ・インストルメンタリスト =Rit “リ” とのデュオ・アルバムであり、ラガ1直線だっ …

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DU BARTAS / FRATERNITAT!

デュ・バルタス“草やぶ”という変なユニット名のオクシタン男3人組~デビュー作は07年で、これがセカンド・アルバムとなるそうです。男3人のリズミカルで勢いのあるヴォーカル、コーラスを歌い&それぞれタンバリンと大太鼓とアコーディオンを受け持つシンプルな演奏において、南米のフォッホーやバジェナートなんかとも通じる南仏ラングドック民謡&オリジナル曲を歌っています。要 …

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SAM KARPIENIA / EXTATIC MALANCONI

解散?それとも活動停止中?オクシタニアのXTC !? ~デュパンの中心人物サム・カルピエニア、あの野性の吟遊ヴォイスがソロ・プロジェクトで帰って来た。デュパンのマンドーラ奏者=ダニエル・ガオリーヌに加えて、イラン出身のパーカッショニスト=ビジャン・シェミラニも参加!マンドーラのストロークに、時折響くメタル・ギター&ノイジーなサンプル、そしてオリエンタルかつ変 …

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EDITH PIAF / LA VOIX LA CHANSON FRANCAISE 『シャンソンの声』

『シャンソン歴史物語』に続いて、ライス・レコードから再びシャンソンのアルバムが登場~今回のテーマはエディット・ピアフ。シャンソン史上最高の女性歌手の名唱を集めた極上の1枚です。それも選曲は完全に内容重視/ワルツ重視!「愛の賛歌」も「バラ色の人生」も入ってません。初期のウイウイしい歌声から全盛期の名演まで、その録音を年代順に追いながら、ピアフを通してシャンソン …

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BONGO BOTRAKO / TODOS LOS DIAS EL SOL

「楽しみ広場」というニックネームを持つボーカルのウリを中心に、ギター、ベース、ドラムの基本編成にキーボード、トランペット、サックスを加えた計7人編成のバルセロナ・ミクスチャー・新人バンド。地中海に面した港湾都市タラゴナで結成され、2年半でスペイン各地とフランスで80回以上のコンサートをこなし、人気を獲得しています。マヌ・チャオ、チェ・スダカ、ラ・ペガティナ、 …

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