SAGARROI / BALEIKE

フェルミン・ムグルサの弟で、コルタトゥやネグ・ゴリアックといったバンドでフェルミンと活動を共にしてきたイニゴ・ムグルサ。彼が現在率いるユニットで2006年の夏には日本ツアーも敢行したサガロイ、06年リリースの4作目となるアルバムです。スカ/パンクを拠り所にクンビアやメレンゲ、メキシコ音楽、あるいはルンバ・カタラーナなどのラテン要素を散りばめた音作りは、フェル …

続きを読む>

LAS MIGAS / REINAS DEL MATUTE

>こちら12年作も好評、2004年バルセロナで結成され、当店でも人気のシルビア・ペレス・クルースが在籍したフラメンコ系女性グループ、ラス・ミガス~その2010年のファースト・アルバムがこちらです。セカンド作ではグループを抜け、ゲスト的に1曲しか歌っていなかったシルビア・ペレスが全編リード・ヴォーカルをつとめています!というわけで、シルビア・ペレスの原点的アル …

続きを読む>

LLAMA〜SILVIA PEREZ CRUZ, RAVID GOLDSCHMIDT / POMPIENDO AGUAS

以前は東京を拠点に活動していたM.A.レコーディングスのタッド・ガーフィンクルによる仕事ですね(現在はL.A.に拠点を移しています〜こちら香港盤ですが…)。〜スティール・ドラムをひっくり返したような形状を持つハング・ドラムは、いま秘かに注目を集めている最新のアクースティック楽器。そんなハング・ドラムを伴奏に使ったヴォーカル・ミュージックを聞かせて …

続きを読む>

OJOS DE BRUJO / TECHEARI LIVE

バルセロナ・ミクスチャー・フラメンコの筆頭、シーンの牽引車オホス・デ・ブルッホの07年作は、前作『テチャリ』のライヴCDとその映像DVD(PAL)をカップリングしたアルバムです。キューバからロベルト・カルカセース、ロマン・フィリウ、スペインからマルティリオ、ラウル・ロドリーゲス(ソン・デ・ラ・フロンテーラ)、セネガルからファーダ・フレディー(ダーラ・ジー)ら …

続きを読む>

JEAN CORTI / FIORINA

20世紀パリのアコーディオンの巨匠は、まだまだ元気!~ジャン爺が帰ってきました。録音はジャン・コルティの希望で、昔と同じ一発録りのダイレクト録音で行われたそう。そのせいで、歌い手がリズムや旋律にやや遅れがあったり、振り回されたりも、ダイレクト録音ならではのスリルがあります。生のシャンソンは、生のアコーディオンと同じく真剣勝負!?機械や多重録音技術で修正される …

続きを読む>

MUCHACHITO BOMBO INFIERNO / IDAS Y VUELTAS

ギターを弾きつつ、足でバスドラを鳴らし、嗄れ声で歌うスタイルにより、ボンボ・インフィエルノ(地獄の大太鼓)との異名を持つバルセロナ・ラバル発のストリート・フラメンコ・シンガー10年新作。今回もパンク~スカ味のアッパーなルンバ・フラメンコで、ジョー・ストラマー、マヌ・チャオの流れを汲むレベルミュージックですね。オホス・デ・ブルッホも同様ですが、ジャケのイラスト …

続きを読む>

BACIAMOLEMANI / L’ALBERO DELLE SEPPIE

〜イタリアのシチリア島で結成されながら、バルセロナを拠点に活動しているバチアモレマーニの2ndアルバムです。 バルセロナのラ・ペガティーナの弟分のような存在なのか、どことなく垢抜けたミクスチャー・ルンバ・ポップ。さらにイタリア出身ということもあってか、ウクレレやバンジョーの響きが楽しいカタルーニャとは違う独特のユーモアと軽さが感じられます。曲によってはジプシ …

続きを読む>

DILEK KOC / SEVDALIM AMAN

珍しくもトルコ出身女性歌手のギリシャ盤CD~しかもプロデュースはグリケリア!アナトリアに残り伝わったギリシャ系民謡(~それがギリシャのスミルナ派レべーティカへとつながったわけですが)や、トルコ民謡をギリシャ音楽とのつながりにおいて歌ったアルバムです。 つまりギリシャ歌謡のトルコ起源部分にスポットを当てながら、現在に再現した内容~と言っても、あえてバックトゥル …

続きを読む>

MUYAYO RIF / MALDITA COMEDIA

マヌ・チャオのラジオ・ベンバ・サウンド・システムのベーシストにして、チェ・スダカやラ・ペガティーナらを世に送り出したガンビートがプロデュースするバンド。結成は2000年、2010年に発表したアルバム「CONSTRUMON」は、スペインに留まらず日本でもヒット。続く2011年作「パランテ!」を発表して約一年、ひとまわり大きくなってムヤヨ・リフが帰ってきました! …

続きを読む>

CANTECA DE MACAO / NUNCA DE MACAO

バルセロナ系とは一線を画して本格的なルンバ・フラメンカを追求していた、カンテカ・デ・マカオの新作はメスティサヘ系、RADIOCHANGO系の多くをリリースするカスバミュージックから。マヌ・チャオらとの交流でオホス・デ・ブルッホなきあとに代わろうともいう存在で、スカ、レゲエというより、フラメンコ、サルサをミクスチャー、ほかクンビア曲もありのラテン指向を聞かせま …

続きを読む>

CHALART 58 / RECORDINGS

バルセロナのミクスチュアー・ユニット/ラ・キンキー・ビートのパーカッショニスト&DUBBY DJにして、フェルミンやラディオ・ベンバにも参加して来た~チャラルト58によるソロ・プロジェクト!基本はレゲエ、バルセロナ界隈の様々なヴォーカリスト/ラッパーを招いて、コアなラガ・ミクスチュアーを展開しています。使えます!  

続きを読む>

JOXE RIPIAU / BIZITZA TRISTE ETA EDERRA

バスクの雄フェルミン・ムグルサの実弟イニゴ・ムグルサが、ネグ・ゴリアック解散後の96年に結成したグループ(現在は解散)、ホシェ・リピアウの2000年ラストアルバムが日本語解説付きで再発。ドラムス、トロンボーン、アコーディオンにイニゴのギターと歌という音数少なめの編成で、スペイン~ラテン~バスク音楽が2トーン・スカ化したサウンドを聴かせる。アルバムのタイトル「 …

続きを読む>

CHE SUDAKA / ALERTA BIOTZA

  マノ・ネグラ的なコラージュのジャケットでもう気になりますね、バルセロナのミクスチャー・シーンの一翼に連なりながら、ハードコアなサウンドかを聞かせます。レベル・ミュージックでありつつ、パンク、レゲエを主体にした音の方向性は、ポスト・パンク、とりわけクラッシュの影響を感じさせるもの。チェブ・バロウスキ、フェルミン・ムグルサなどがゲストで参加していま …

続きを読む>

ZULU 9.30 / CONECTA O REVIENTA

人気サイト、ラディオ・チャンゴー編のコンピ盤にマヌ・チャオやフェルミン・ムグルサらと並び選出されていたグループ、ZULU 9-30の2005年作。アフロ・ブラジリアン風ナンバーを冒頭に、キューバンやレゲエ、ヒップホップろ飲み込んだそのブラス混じりのファンキー・ミュージックがなかなか!ヴォーカルのオスキ・ジャー・マン、ギターのブライオン・ザイオンらコア・メンバ …

続きを読む>

LOS DELINQUENTES / EL VERDE REBELDE VUELVE

スペインはアンダルシア地方へレスのメスティーソ系バンド=ロス・デリンケテス~生ギター&ダブルベース、そしてとぼけたヴォーカル&パルマ(手拍子)をメインに、ヒターノ・ルンバにR&B、R&R、ロカビリー風味をまぶし、いかさまなパーティー・バンドぶりを発揮しています。地元へレス競馬のテーマ・ソングも歌っているという現地密着型~中高生時代の仲間がそのままバンドを結成 …

続きを読む>

go top