ORLANDO VALLEJO / BOLEROS CUBANOS

オルランド・バジェーホは、1950年代からベボ・バルデース、コンフント・カシーノ、コンフント・クババーナ、ベニー・モレーのバンダ・ヒガンテなど一流楽団で活躍した後、1950~60年代にソロ歌手として活躍しました。ソロとなってからは、甘い落ち着いたクルーナー系の歌唱法で、ボレロを中心にヒットを次々に飛ばしました。人気者らしく録音も多岐にわたり、前述以外にもロベ …

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AMARANTO Y SU BANDA DE CARDENAS / DAME UN CHANCE 

マタンサス州カルデナス出身のピアニスト/アレンジャー、アマラント・フェルナンデスが1960年代前半にエグレムに残したレア盤(LD-3198)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収録するリイシューです。 サックス・セクションを含む、いわゆるバンダ・ヒガンテ(ビッグバンド)で、ジャケットにサックス奏者が描かれていますが、アレンジにもサックス奏者がアレンジに加 …

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MIGUELITO CUNI Con Chappottin Y Sus Estrellas

ポピュラー音楽史上アフロキューバの伝統の最高の具現者といわれた名歌手ミゲリート・クニ。アルセニオ全盛期のリード・ヴォーカリストで、アルセニオ渡米後も直系バンド、チャポティーンのコンフントで活躍しましたが、本作は1957年にパナルト社からリリースされた、チャポティーン名義の名作『アルト・ソンゴ』(LP-2072)のリイシューです(1曲、オリジナル盤とは別タイト …

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ARSENIO RODRIGUEZ / EL REY DEL SON MONTUNO

★アルセニオ・ロドリゲス/ソン・モントゥーノの王様 1998年にスタートしたライス・レコードは今年でちょうど創立20周年となりました。そんなアニヴァーサリー・イヤーの今年は、廃盤になっている過去の名作の復刻を数回に分けて行う予定です。まずは第1弾としてご紹介するのが、キューバ音楽のベーシック・コレクションとして親しまれてきたこちらです。 〜キューバ音楽の最高 …

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SEPTETO NACIONAL DE IGNACIO PINEIRO

★セプテート・ナシォナール・デ・イグナシオ・ピニェイロ  1998年にスタートしたライス・レコードは今年でちょうど創立20周年となりました。そんなアニヴァーサリー・イヤーの今年は、廃盤になっている過去の名作の復刻を数回に分けて行う予定です。まずは第1弾としてご紹介するのが、キューバ音楽のベーシック・コレクションとして親しまれてきたこちらの2タイトルです。 〜 …

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PEPE REYES

1927年生まれのキューバ人歌手ペペ・レジェス(ホセ・アントニオ・レジェス・カルボネル)。40年代にアルフレード・ブリトのオルケスタ・トロピカーナでデビューし、50年代にはソノーラ・マタンセーラのヴォーカルを務めたり、女性歌手オルガ・リベーロと交互にニーニョ・リベーラのコンフントなどバックに歌った録音は、『センティミエント・クバーノ – キューバ …

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EL MILLO E IYEROSUN / PATRIMONIO

エル・ミジョことエスミディオ・メレンシオ・ブランコをディレクターに、2010年に結成されたルンバ・グループのイジェロスン。その初アルバムがCD-Rでリリースされました。 ハバナの下町にあるエグレム・スタジオ脇のライヴ・ハウスに毎週末出演。下町っ子中心のお客さんに絶大な人気を得ているグループです。 女声コーラスも含む活き活きとしたアンサンブルで、トラディショナ …

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FIDEL MORALES / OMIO

1990年代前半にエグレムからアルバムをリリースしていたキューバン・サルサ・バンド、グルーポ・ラジェーのリーダーを務めたドラマー、フィデル・モラレス。06年以降はプエルトリコを拠点にラテン・ジャズ・フィールドで活躍しているようで、16年にリリースしたこのリーダー作も、その成果を踏まえた内容となっています。 巨匠ベーシストのエディ・ゴメスをはじめ、トランペット …

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LOS PAPINES / RUMBEANDO A MI MANERA

1970年の大阪万博に参加したのをはじめ、来日などを通じ、古くからのキューバ音楽ファンにはお馴染みのパーカッション・アンサンブル・グループ、ロス・パピーネス。50年代にコンフント・グアグアンコー・マタンセーロを母体として結成され、同じマタンサス出身でもムニェキートス・デ・マタンサスのようにストイックなハードさに進むのではなく、エンタテイナーとして万人に親しま …

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ISSY & BANDANCHA / ULTIMA NOTICIA

2014年のジューサ来日時にフィーチャーされたり、一時期インテラクティボにも在籍していた、注目のキューバ人女性ドラマー、ジィシー・ガルシア。本年(2017年)のユネスコのインターナショナル・ジャズ・デーにおいては、ハービー・ハンコック、エスペランサ・スポルディングなどとも共演を果たしていました。 そんな彼女が、自身のバンド、バンダンチャを立ち上げリリースした …

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ROSALIZ / DAME SALSA

2012年デビューの若きボーカリスト、ロサリスの2017年新作は超ダンサブルな『ダメ・サルサ(サルサを聞かせて)』。シングルカットされた自作曲の「Mundo loco」はちょっとせつないメロディが魅力的で瞬く間にヒットチャートで5位に入りました。シャープさと繊細さを併せ持った軽やかな歌声が軽快なリズムにぴったりで巧みな節回しなど歌の上手さも光ります。ロサリス …

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LEYENDAS.COM / SABROSEANDO

ビンテージなキューバン・サウンドの魅力を伝えるべく2010年に立ち上げられたレジェンダス.com。ソンやボレロ、チャチャチャなどエレガントな音作りで、往年の名曲を聴かせてくれます。本作にはゴンサロ・グリエルの「ベレーダ・トロピカル」や『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』にも収録された「カレテーロ」、セネン・スアレス、レネ・トゥーゼらのナンバーを収録。アダルベ …

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RUMBAVILA / DEFENDIENDO MIS RAICES

2012年にキューバ中部のシエゴ・デ・アビラで結成されたルンバ・ユニット、ルンバビラによる14年の初アルバム。歌い手、パーカッショニスト、ダンサーからなる基本的な編成ですが、ルンバビラ・フシオーンを名乗ることもあるようで、そのフシオーン(フュージョン)のココロとは、ルンバを基本に、本作の冒頭曲が「FUSION HAITIANA」と題されているように、ハイチな …

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TITO GOMEZ Y LA ORQUESTRA RIVERSIDE / COLECCION MEMORIAS

以前、エグレムから発売されていた『LAS VOCES DEL SIGLO. TITO GOMEZ Y LA ORQUESTA RIVERSIDE』と同内容です。 ティト・ゴメスは革命前から活躍するキューバの大歌手。白人ながらモントゥーノ(コール・アンド・リスポンス)も完璧にこなし、ボレロなどでは独特な乾いた声質を駆使し、甘くもさらっとボレロを歌いこなし、人気 …

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