2016年のソロ作『ウン・セゴン』も好評を呼んだ、1991年生まれのカタルーニャのシンガー・ソングライター、ジュディット・ネッデルマン。『ウン・セゴン』に続く18年作です。 ジャケットで自身のヌードをさらしドキリとさせますが、これは一皮むけた、オトナのアーティストとしての脱皮宣言とでも受け取るべきでしょうか。そう言われてみれば、歌声に心持ちハスキーさが加わっ …
続きを読む美しきソプラノ・ボイスで歌われるペルーの高原の歌! ペルー南部からボリビアに広がるアルティプラーノ(高原地帯)のプーの出身のエディス・ラモス・ゲーラ。 幼い頃から音楽好きの看護師であった母のレコード・コレクションとラジオから流れるクラシック音楽、地域の伝統音楽といった豊かな音楽文化に囲まれて成長したエディスは、クスコやリマで高等音楽教育を受けました。特に、ク …
続きを読む美人弦楽四重奏団(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)に、パーカション/ドラムスやベース、ギターを加えたグループ、フラシスによる2016年のセカンド作。第一ヴァイオリン奏者であるロクサーナ・イグレシアスによる当たりの柔らかな歌声も活かしつつ、ストリングスがもたらす立体感のある音作りを特質としています。ポップ・ロックやロマ風スウィング、プログレ風なインスト曲、 …
続きを読む★ジェンマ・ウメット / エンカーラ カタルーニャが生んだ若き才媛、待望の2nd作 柔らかく知的な、地中海的響きを内包したフォーキーなポップ・ミュージック ●シルビア・ペレス・クルースやジュディット・ネッデルマンといった注目の女性シンガー・ソングライターを輩出してきているスペイン北東部地中海岸のカタルーニャ地方。1988年生まれのこのジェンマ・ウメットもその …
続きを読む1950年代から60年代にかけて国際的な名声を得た、24年生まれのイタリアの歌手/ピアニスト/コンポーザー、マリノ・マリーニ。ジャズやロックンロール、ツイスト、マンボやチャチャチャといったラテンなどを導入し、ナポレターナとも共に演じました。 本作は、その55年から62年までの録音、72曲をCD3枚組に収めた、仏フレモー社のアンソロジーです。シャンソン歌手ダリ …
続きを読む1 Ngono Utane Vuna Kudima 2 Walamba Kudja Mundino 3 Haguma Nguma Tekenha 4 Eduardo Durao Mauaia 5 Magueleguele 6 Nhantumbuane 7 Xiriri 8 Mbamba Wa Sopa 9 Chinguavilane 10 Unichengu …
続きを読む遅ればせながら、UK盤がリリースされましたので、 今年(2018) 年頭に亡くなってしまった、 南アJAZZの巨人、トランペッターの ヒュー・マセケラ 2016年の遺作、初入荷となります。 若手からヴェテランまで、 様々なゲストを迎えた76歳の意欲作でした。 オリジナルは南ア盤ですが、 これがなかなか入荷せず。 とりあえず、 オリヴァー・ムトゥクジとの1曲、 …
続きを読むOriginally released in 1965 by Verve records 1 Soul Sauce (Guacha Guaro) 2:22 Percussion – Willie Bobo Written – Chano Pozo, Dizzy Gillespie 2 Afro-Blue 4:25 Arranged By – Gary M …
続きを読むさて、こちらもDJメイドのセンバ / キゾンバ系コンピレーション・アルバム(ミックスCDではありません、曲はつながっていません)。アンゴラの人気DJは、トラックメーカーであり、プロデューサーであり、そして選曲家でもあるという憶測を先に書きましたが、このDJセルソ・ロベルトは俳優であり歌手でもあり(あんまり上手くないのがタマにキズ)、こちらのコンピレーションが …
続きを読むDJというのが、アンゴラで何を意味するのか、今ひとつ、よくわからないのですが、察するところ、DJはトラックメーカーであり、プロデューサーであり、そして選曲家でもあると解していいのか、どうか? というのも、このコンピレーション(ミックスCDではありません、曲はつながっていません)の収録曲の大半が、itunes や Spotify にあたってみると、本作にしか収 …
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