KRONOS QUARTET, MASHA & MARJAN VAHDAT / PLACELESS

シスコを拠点とするクロノス・クァルテットと、ノルウェーはオスロを拠点としているマーシャ&マルジャン・ヴァダット姉妹との共演作。ハーフェズ、ルーミーといった古典詩人の作品から、イブラヒム・ジャファリや女流フォルグ・ファッロフザードらのイラン現代詩人の作まで、合計14曲をクロノス・クァルテットのバックでマーシャ&マルジャンが歌い綴っています。クロノス四重奏団の伴 …

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EMILIO MORALES / TODOS LOS CAMINOS

フランク・エミリオの系譜を受け継ぐキューバン・ジャズ系ピアニスト、エミリオ・モラレスの2018年作です。CD-Rにてリリースされたものとなります。 エミリオ・モラレスは、これまでにオプス13、パウロFG、エネヘー・ラ・バンダ、アバナ・アンサンブル等一流バンドに在籍して生きた実力者。本作では、バックにトランペットのフリオ・パドローン、グイロのエンリーケ・ラサガ …

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PEDERITO CALVO / A MI MANERA

ロス・バン・バン在籍時の活躍でもお馴染み、ベテラン人気歌手ペドリート・カルボの2018年作。曲のスタイルにサルサ・フュージョン、バジェナート、コンガ・フュージョン、ラップ・フュージョン、ティンバ・フュージョンといったものが並びますが、フアン・ルイス・ゲーラ風などパン・カリブなテイストやラップを飲み込んだ、ベテランらしからぬ(?)快速調のダンサブルなサウンドを …

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OGGUERE / SOLAR

エドレイ・リベリとウリセス・キニョーネスにより、1996年にデビューを飾ったキューバン・ユニット、オグエレの2019年のセカンド作です(現在はエドレイ単独主宰ユニットとなっている模様)。08年にアイデー・ミラネースやユリエン・オビエドらがゲスト参加した初アルバム『ジェナ・デ・アモール・エル・マンボ』を放っている他、オルケスタ・アラゴーンの2001年作『エン・ …

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EME ALFONSO / VOY

キューバの新傾向女性シンガー・ソングライター、エメ・アルフォンソの2018年作。1986年生まれの彼女は、アフロキューバン・ロックのパイオニア、シンテシスの創始者であるカルロス・アルフォンソの娘にあたり、シンテシスの一員としても活躍してきました。 本作は、トリバリスタス、ジューサ、オマーラ・ポルトゥオンド、マイラ・アンドラーデ、カルロス・ヌニェスらの作品を手 …

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COKI BOLLEMEYER / SUNYOTOK

様々な音楽要素を含んだジャズ・インスト・アルバム!! 米国ミシガン州で学び、90年代中盤から様々なバンドを渡り歩いてきたジャカルタ出身のギタリスト、コキ・ボレマイヤー。その彼が20年もの間抱えていたアイディアを具体化させたというのが、今回のこのアルバム。全体を通してクールでテクニカルな印象の強いジャズ/フュージョン・インスト作品ですが、どこかオーガニックでエ …

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BURCU KARADAG / NEY IN ETHNO JAZZ

ネイを中心としたエスニック・ジャズ!?トルコの古典音楽で使われる葦笛ネイの女性演奏家ブルジュ・カラダーがリーダーを務めているジャズ・アルバム。アンサンブルの基本はピアノ・トリオで、そこにアゼルバイジャンの笛バラバンを加えた4人編成に、ブルジュのネイがリードやアドリヴをとるといった内容。ブルジュは決して難解なプレイはしませんが、コブシ回しのような味わい深いフレ …

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JOSÉ SANTUCHO / JUGLARIA

カルロス・アギーレ主宰シャグラダ・メドラからの新作は澄んだベルカント唱法と繊細なタッチのギターで魅せる男性S.S.W.ホセ・サントゥチョ。セシリア・トッド、フアン・キンテーロ(アカ・セカ・トリオ)らがゲスト参加。 ペルガミーノ生まれでロサリオ育ち、兄弟のデミアン・サントゥチョとデュオを組みフォルクローレのインタプリーターとして活動してきたホセ・サントゥチョ初 …

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MARCELO MOGUILEVSKY, SEBASTIÁN ESPÓSITO / CLICHÉ

現代アルゼンチン音楽を代表するマルチ木管奏者とギター奏者の新たなデュオ作!! フォルクローレにジャズの即興性を持ち込んで革新を起こしたスーパー・グループ – プエンテ・セレステのメンバーとして、また 独りでルーパーなども駆使した完全ソロでも話題となったマルセロ・モギレフスキー(cl, flute, vo etc) とギジェルモ・デルガード(b)と …

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PAULO PAULELLI / SOM DE CASA

ピアノ・トリオでラテン・グラミーも受賞しているブラジル音楽界きってのジャズ・ベース奏者ソロ作、ボサ・ノヴァ・レジェンドもゲスト参加! ファビオ・トーヘス(p)、エドゥ・ヒベイロ(drs) とのトリオ・コヘンチにて4枚のアルバムを発表、パキート・デ・リベラ(sax)との作品でラテン・グラミー・ジャズ部門を受賞。サンパウロ音楽家系の生まれで、ホーザ・パッソス、ジ …

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DONA ONETE / REBUJO

Rebujo by Dona Onete ブラジル北部アマゾン川河口に位置するパラー州の伝統音楽を現代化した“カリンボー・シャメガード”という音楽を看板にした新人女性歌手がドナ・オネッチ、あれよあれよという間に3枚めのアルバムがリリースされました。とはいっても彼女はデビュー時(4年前)には、すでに70歳を越えた高齢の音楽家でした。かつて歴史学者としてアマゾン …

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LUCHO GATICA / REGRESA A MI

チリ出身で、ラテン・アメリカ中で人気を得た1950~60年代を代表する大ボレロ歌手、ルーチョ・ガティーカ。典型的ボレロからフィーリンのムーヴメントに呼応した録音まで、真に幅広い歌唱を残してきました。本アルバムは、原盤はオデオン(ODEON)ながら、キューバのパナルト・レーベルから発売されていたアルバムのストレート・リイシューCD-Rです。 メキシコのホセ・サ …

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ANDRE ABUJAMRA / OMINDA

元カルナックの歌手だったアンドレ・ アブジャムラの2018年作再入荷! 南北アメリカ、ユーラシア、アフリカを旅し、 ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンはもとより、 アメリカ、ロシア、ブルガリア、フランス、ガリシア、 ポルトガル、チェコ、ヨルダン、日本(oki)、 インド、マリなど、14カ国のアーティスト達と 旅の途中で録音制作したというアルバム。 もちろん、 …

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V.A. / JUST AROUND THE BEND, MIKE SEEGER’S LAST DOCUMENTARY

アパラチアン・バンジョーのディープな魅力に迫った渾身のドキュメンタリー作品! 2009年、米国のフォーク・ミュージシャン/民俗学者マイク・シーガー(1933-2009)、妻のアリシア・スミス、そしてインディペンデント系映画製作者ヤッシャ・アギンスキーは、アパラチア古来のバンジョウ奏法、そしてその継承者たちの魅力を追い求め、ドキュメンタリー・フィルムの制作を開 …

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SALOMÃO SOARES & VANESSA MORENO / CHÃO DE FLUTUAR

サンパウロ、ノーヴォス・コンポジトーレス発 ヴァネッサ・モレーノ(vo) & サロマォン・ソアレス(p) のデュオ作登場! 瑞々しいピアノのヴォイシングによる洗練、スキャットやマウス・パーカッションを交えた女性ヴォーカルのパフォーマンス。ルーツから現代ブラジル音楽に連綿と連なるパノラミックな世界観。サンパウロを拠点にベース奏者である夫フィ・マロスティ …

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