ONVERSA RIBEIRA / DO VERBO CHÃO

もう一本、数年前にリリースされたピアノ弾き語りのソロ・アルバムがロングセラーとなったミナス出身の女性S.S.W.アンドレア・ドス・ギマランイスの在籍する新感覚のムジカ・カイピーラ・グループ、コンヴェルサ・ヒベイラの新譜を。 ブラジル内陸の音楽、ムジカ・カイピーラは直訳するならカントリー・ミュージック。素朴なアコースティック音楽を想起しますが、このキャリア17 …

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FEDERICO ESTÉVEZ / DE AQUI HASTA AQUI

★フェデリコ・エステベス/デ・アキ・アスタ・アキ チャンチャ・ビア・シルクイートのバンドのパーカッション奏者で、ニコラ・クルースやバリオ・リンドの新作にもフィーチャーされていたアルゼンチンの新鋭フェデリコ・エステベスのデビュー・アルバムがShika Shikaレーベルからリリースに。 クンビア、アンビエント、フォルクローレ、トランシーなパーカッシヴ・グルーヴ …

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PETE RODRIGUEZ / LATIN SOUL MAN

「キング・オブ・ブーガルー」の称号を得たピアニスト、ピート・ロドリーゲス。1969年のアルバムです。ハラ・ハラのナンバーにはじまり、ブーガルーあり、アルマンド・マンサネーロのナンバーをスペイン語&英語で歌ったボレロあり、サルサあり、リチャード・エグエスのナンバーもカヴァーしています。プロデュースはジョージ・ゴールドナー。3曲目の英語のナンバーは、トランペット …

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LA PLAYA SEXTET / DOING THE BOOGALOO

1950年代にエレキ・ギターなどを導入し、スピード感に溢れ、ブーガルーにも通じるようなサウンドを提示していたラ・プラヤ・セクステット。本作は67年のLP『バイランド・エル・ブーガルー』(MS-3138)のリイシューです。 タイトルにブーガルーを掲げていますが、ブーガルーに特化した内容というわけではなく、ギターを配したそのアンサンブルで、マチートの「ソパ・デ・ …

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DIKAPAKA / SELEMPU, MMINO WA SETSWANA

珍しくもボツワナです。 ボツワナといえば、以前、NHKのとある片隅ラジオ・コーナーで紹介したところ、なぜか、問い合わせ殺到、即売り切れてしまった>こちら、脱力系スレンテン状態のライオン・ジャケ、シュンバ・ラツエガを思い出しますが、本盤も同時期のリリース作品ですね、コンセプトというか音楽スタイルもいっしょ、ただし男女混声コーラスをフィーチュアーしているところ、 …

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MARIO ‎/ M’ ENA CHAMOGELO

マリオ(・コンスタンティニドゥ)、1945年テッサロニキ生まれ、母親がトルコ生まれなので、トルコの歌やアマネス(アマーン・ソング)を子守唄に育ったそうです。父は打楽器奏者であり、楽器制作者だったということで、その音楽的環境は申し分なし。70年代の初め頃からテッサロニキで歌い始め、シングルデビューは75年、翌年には60年代末にデビューしたテッサロニキの男性歌手 …

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TAKFARINAS / QUARTIER TIXERAINE, Yal Musique

1980年代後半からアルジェリアはもとより、フランスのカビリア/ベルベル人コミュニティーでも活躍してきた大人気歌手、タクファリーナスの90年代後半ベスト仏リリース盤です!カビールらしい反骨も垣間見せながらのエンターテイナーぶり、やっぱり、一味違う人でした(って、過去形になってしまったのは、今も活動しているのですが、なかなかCDが届かないので…>★ …

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RUDY CALZADO / SALSA EN LOS INFIERNOS 

キューバのサンティアーゴ・デ・クーバ出身(1929年生まれ)で、その後ニューヨークに渡り、サルサの時代まで第一線で活躍した、ニューヨーク・ラテンの生き証人的キューバ人大歌手ルディ・カルサド。メキシコのオルフェオンから、1978年にリリースされたLP(12-1075)のストレート・リイシューCD-Rです。 メキシコでの録音で、バックを務めるのはトランペット奏者 …

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POE EI SAN / NAW MIN LAY

  ポーイーサン2014年の作ですね。実に牧歌調なミャンマーPOPと言えましょう。可愛らしいお声です。“ミャンマー・タンズィン”というより、フツーのPOP、ミャンマー音階は薄く香っている風ですが、それでもミャンマーでしかありえないと聞こえるのは、もうメンタリティー、というかミャンマー音楽の美意識の問題でしょうか?

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FATAI OLOWONYO / ELE WURE WORE

    アインラ・オモウラの宿敵? 相当、仲が悪かったみたいですが、さもありなん、同じくアパラを看板にしていても全然音楽性は違うと聞こえます。なんてったって、河内音頭クリソツのネイティヴ・ギター入り!ヴォスも年季入った胴間声風? エイヤコラセーのドッコイセーと、囃したくなりますね!

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FRA FRA / FUNERAL SONGS

★フラフラ/ヒドゥン・ミュージックス vol.6 フラフラ族の葬歌 知られざる伝統音楽にフォーカスを当てた人気フィールド・レコーディング・シリーズ。 第6弾はガーナ共和国北部に住むフラフラ族の葬歌が登場! 世界中の知られざる伝統音楽をフィールド・レコーディングによって記録した『ヒドゥン・ミュージック・シリーズ』。第6弾となる本作では、西アフリカ、ガーナ共和国 …

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POE EI SAN / SAUNG NYOT THAN NHA LONE THAR

    最近、お顔が変わってしまったポーイーサンですが、この2018年作まではお変わりなかった、ということが確認できました。が、音楽的には変わっていますね!打ち込み多用、バンドサウンドで勝負の未来派“ミャンマー・タンズィン”とでも言えましょうか!?

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