ALI FARKA TOURE

イイ雰囲気のジャケですね、1988年仏リリースのオリジナルCDです。このアルバムあたりを聴けば、アリ・ファルカ・トゥーレのギター弾き語りスタイルは、マリアン・ブルースではなしに、北米ブルースのフォロワーだったことがハッキリしますね。ともあれ、今となっては、珍しいCDじゃないかと思います。90年には、北米の Shanachie からリリースされていたし、その後 …

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ISSA BAGAYOGO / SYA

マリはワスルの元バスの運転手、歌いながら運転する人気ドライバーだったそう…。本デビュー作では、ホウキを改造したような独特の6弦ハープを弾き語り、バックはレゲエのスレンテンを思わせる打ち込みビート。が、これが実にイイ湯加減でした!当時として、マリ音楽の現在形に驚かされた作でした。 1 Sya 7:17 2 Gnangran 4:29 3 Kanad …

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LEON KEITA / LEON KEITA

マリの音楽シーンで異彩を放ったミステリアスな音楽家のレアーな70年代末録音! 1947年にギネアの大西洋沿岸の都市コナクリに生まれたレオン・ケイタ。学校卒業後マリの首都バマコに移り音楽家を志した彼は、紆余曲折を経て伝説的なグループ、レイル・バンドの設立に携わるようになり、サリフ・ケイタ、モリ・カンテをはじめとする多くのミュージシャンの国際的なキャリアを手助け …

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IDRISSA SOUMAORO / DIRÉ

Diré Idrissa Soumaoro 鍛冶屋の家系に生まれたイドリッサ・スーマオロ(1949-)ですが、バマコで音楽を学んだ後、サリフ・ケイタ、カンテ・マンフィーラ(ギネア出身)等を擁したマリの名門バンド、アンバサドゥール・デュ・モーテル・ドゥ・バマコ(1970-77)に在籍していた人ですね。 その名の通り、モーテルの専属バンドだったアンバサドゥールで …

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AL BILALI SOUDAN / BABI

アリ・ビラリ・スーダンは、マリはトゥンブクトゥにおいて、何世代にも渡り、トゥアレグ人のグリオの音楽家系として、現地の人々に親しまれて来たファミリーの選抜グループです。マリに一般的な弦楽器、ンゴニのトゥアレグ仕様、テハルダントと、大型の瓢箪によるハンド・パーカッションのカラバシ、そして、そのサビのある強靭なヴォーカル・スタイルにおいて、代々、現地で演じられて来 …

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POPIMANE / AFRICA FAIR

Africa Fair Popimane その昔、個人的に大好きだった英国のロック・バンド、ジェスロ・タルのリーダー、フルート&リード・ヴォーカルのイアン・アンダーソンにも影響を受けたという、西アフリカはマリのフルベ人フルート奏者、と聞けば、それは、やっぱり聴いてみたくもなるわけで、ミニ・アルバムながら今時、こんなに安いのか!と調子に乗ってオーダーしてしまっ …

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TEUN CREEMERS / NAAMU

う〜ん、ジャズなんですねえ、そして見事にマリでもあります。オランダのベーシストにして作曲家、トゥーン・クレーマス 32歳、満を持してのファーストだそうです。 オランダ〜マリ〜米国〜フランスで録音された本作だそうですが、オランダ・ジャズ・シーンを起点にアフリカはマリに渡り、さまざまな地元音楽家のもとでベースを弾いて研鑽を積んできたという、クレーマスならではの初 …

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FATOUMATA DIAWARA / LONDON KO

マリはワスルのファトゥマタ・ジャワラ5年ぶりの新作〜デイモン・アルバーンとの共同制作ということで、一緒に歌っている曲もあるし、ともに曲作りもしていて、そうと知らずにオーダーしてしまったので、届いたCDを前に、少しばかり引いたりもしていました。加えて、マリはワスル音楽に特化した作品ということでもないようだし…、けれども、ナイジェリアのイェミ・アラデ …

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