マーマーイェーの新作、とのことです。へえ〜、本当かなあ?でも確かにジャケのお顔はミャンマーに帰国してからのお顔と存じます(サフラン革命に関わっていたマーマーイェーは、1998-2012年まで北米に滞在、昨年退任したテイン・セイン元大統領の認可を得て帰国)。少なくとも帰国後の作品であることは間違いないだろうし、>こちらの北米移住前の作と思われるCD作品  …
続きを読むマーマーイェーの新作、とのことです。へえ〜、本当かなあ?でも確かにジャケのお顔はミャンマーに帰国してからのお顔と存じます(サフラン革命に関わっていたマーマーイェーは、1998-2012年まで北米に滞在、昨年退任したテイン・セイン元大統領の認可を得て帰国)。少なくとも帰国後の作品であることは間違いないだろうし、>こちらの北米移住前の作と思われるCD作品  …
続きを読む元アイドル?で、前作まではそれなりにオルタナティヴな歌世界を繰り広げて来たメキシコの女性SSW、ナタリア・ラフォルカデ2年ぶりの新作 / 6作目は、なんと、メキシカン・カンシオーン&ランチェーラ(+キューバン・カンシオーン)の世界〜完全アコースティック作品にて、オマーラ・ポルトゥオンドも参加(フランク・ドミンゲスの「君の教え」を一緒に歌ってます)!バックはミ …
続きを読むフラメンコの大物歌手、エンリケ・モレンテの娘という「血統書」付きのエストレージャ・モレンテ、2001年にCDデビューした後、2014年までに5作のアルバムをリリースしていますが、本2CDはそのベスト編集盤。CD1には自らのアルバムから、そしてCD2にはエストレージャが他アーティストの作に客演した曲が集められました。ホンドなカンタオーラによる純フラメンコとは言 …
続きを読むデビュー当時、好きだったんですが、というか、久々の大物ポルトガル女性歌手だなあ、と思いましたね、で、その後の活躍は皆さんご存知の通り。けれど、しだいにファドから離れて行く傾向もあり、欧州で大スターになるにつれ、ちょっと興味を失っていったというのが正直なところ。が、8年ぶりとなるこの2枚組アルバムのリリース前に youtube にアップされたクリップを見て、何 …
続きを読むチーデム・アスランがヴォーカルを担当する英ナンバー・ワンの東欧音楽グループ!〈エーゲ海のブルース〉レンベーティカを現代に再構築した『モルティッサ』(ライス INR-855)ですっかりワールド・ミュージック・ファンにはお馴染みとなった女性歌手チーデム・アスラン。彼女がヴォーカリストとして在籍する東欧音楽グループ、シコヨフの17年最新作がリリースされた。イディッ …
続きを読むとうとう今年5月(2018)の末に94歳で亡くなってしまいました。6年前のこの作が遺作となってしまったかと…。 日本での人気が高く、うるさ型の音楽ファンにもファンの多い、スペインの正統派女性歌手マリア・ドロレス・プラデーラ。デュエット集というので「またベスト盤か」と思いつつ発注したら、なんと新録でした!いや~、ぜんぜん衰えていないですね。リリース …
続きを読む1980年生まれ、アイルランドの女性フォーク歌手ハイディ・タルボット(ex. 元チェリッシュ・ザ・レディース)の2016年作品(02年のソロ・デビューから数えて早6作目。いつまでも若々しい歌声、というか、昔のルシンダ・ウィリアムズばり?のロリ声&ウクレレ弾き語りは変わらずキュート(比較的、凛々しいご容姿に似合わず)。 あくまでもシンプル、トラッドなバッキング …
続きを読むイラン古典声楽~女性歌手を代表する実力を持ちながら、イラン本国にとどまり、良好な録音に恵まれなかったパリッサが、初めて実力を発揮した2003年ドイツ録音2CDs!彼の国の古典音楽界の第一人者マムード・カリミをして、あらゆる旋法を歌いこなす名歌手、という評価を得ているのも伊達ではありません。女性であるが上に、本国では公演も禁じられていたというパリッサ、空高く舞 …
続きを読むミャンマー、ヴェテラン女性歌手、ティンティンミャの仏教歌謡名盤!けれども聞きようによっては、なんだか、北米ジャズが行き着いた先のフリーフォームでインプロヴァイズなピアノ奏法を駆使するかのようなセクステット・スタイル?(〜ピアノ&パッワイン&フネー&ベース&エレキギター&パーカッション)を連想させるような、せわしないバッキングが、まずイカしていますねえ。そこん …
続きを読むありゃりゃ、可愛い(向かって右側写真は キンポーパンチFACEBOOK、17歳のポートレイトより無断転載〜許してくれるでしょう、たぶん)!実にこれからが楽しみ、メーテッタースウェのライヴァル?ミャンマー女子大生の(とはいえ録音当時15歳)ミャンマー伝統歌謡 &タンズィン・アルバムと話題になったキン・ポー・パンチ2015年作、やっとこさ再入荷しました(ヤンゴン …
続きを読む先日アッという間に売り切れてしまったCD&DVDです。こちら仏教歌謡のレーを歌う二人組。ウタイラット・グートスワン&チャンチラー・ラーチャクルーの2作目、ということになります。で、その仏教歌謡って、いったい?ということにもなりますが、日本ではまあ、今となっては、葬式とか法事ぐらいしか縁がなくなってしまったお寺さん(失礼)なので、仏教歌謡と言われてもピンと来ま …
続きを読むこれはめずらしい!バングラデッシュ、当時の東パキスタンで1960〜70年代に活躍したベンガル民謡の女性歌手ファウズィア・ヤスミン。吟遊詩人ラロンの歌を含むアナログ音源復刻版です。今ではボリウッド音楽と同化傾向が濃いベンガル民謡〜歌謡ですが、このファウズィア・ヤスミンが活躍した頃は、総じてガザルともトゥムリともバウルとも違う独特の憂い、そして仄暗さ、繊細な軽快 …
続きを読む去年(2014年)、ギリシャで公開され話題を呼んだ映画 “OUZERI TSITSANIS” のオリジナル・サントラCDです。二次大戦中ナチス占領下のギリシャ、テサロニキで、ユダヤ系家族のもとに生まれた娘の恋の困難を描いた映画だそうですが)、20世紀を代表する作曲家の一人(戦前レベーティカと戦後ライカ歌謡へ橋渡しをした重要人物、ブズー …
続きを読むカリブ沿岸モンポス島のパレンケに生まれ育ち、コロンビアのフォークロア音楽を採集再生し、キューバなど、他のアフロ・ラテン音楽の要素も取り入れ、パン・カリブ的な軽快かつ深みある音楽を造り上げた女性歌手トトー・ラ・モンポシーナ、2015年の新作がリアルワールドから(見逃していました)。いかにも自らのルーツを歌い上げるようなその内容は、“タンボレーロ” のタイトル通 …
続きを読むカナダ在住のイラン・クルド系タール奏者アルジャング・セイフィザーデと、女性歌手サラング・セイフィザーデ、そして楽団Vesal Ensembleによる2012年作。イランに伝わる伝説の英雄「射手のアーラシュ」をテーマにしたアルバム。すべて新曲オリジナルですが、クルド民謡、イラン古典を元にした濃密な曲想と、楽器と歌のインタープレイをたっぷり楽しめます。
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