こちらでは、ブラジル以外のメキシコを含む南米大陸の音楽を扱っています。

ALA PAR / REDESCUBRIENDO CANCIONE

プレ・コスキン2018にて一位を獲得の実力、親密で柔らかな感触の声とギター・デュオ。これぞ正統派、じわっと沁み込むようなアコースティックな響き。 アラ・パールはサンタ・フェ出身の女性歌手エリサべト・シュミダルテルと、バリロチェ出身のギター奏者ロドリゴ・マルティネス・カストロの二人が2016年に結成したデュオで、現在は活動の拠点をブエノス・アイレス市部に置いて …

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CARLOS CASAZZA QUINTETO

ロサリオのギター奏者が菅二本と川沿いの叙情を醸し出すジャズ・クインテート作品 ナイロン弦クラシック・ギターを駆り、瑞々しい音色を紡ぎ出すカルロス・カサッツァのオリジナル・コンポーズに、クラリネットのインティ・サベフとフリューゲルホルンのセルヒオ・ワグネル、二本の管楽器がユニゾンや対位法で織り成すハーモニーの吹き抜ける風の如き爽快さはまさにパンパの風情。 そし …

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CARLOS VIVES / CUMBIANA

1990年代前半からバジェナートのポップ化を推進してきたコロンビアを代表するスター、カルロス・ビベスの2020年作です。『クンビアーナ』とタイトルに掲げ、クンビアに用いられる笛や太鼓といったフォークロア要素などを散りばめながら、レゲトン、R&B、ラップ/ヒップホップ、ラガマフィン、サルサなんかと併せてトロピカル・ポップに仕立てています。その仕上がりの …

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クアトロ・ミニマル / クミロダ

2011年に、韓国と鹿児島(南薩)とメキシコのアーティストが、日本最大のワールド・ミュージック・フェスティバルであるスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド(富山)出会って生まれたクアトロ・ミニマルの2ndアルバム。 4つの個性がぶつかり合い、混じり合い、研ぎ澄まされて生まれた、無限の可能性を秘めた音。 ピラミッドの上に築かれた電気の街、メキシコシティの前衛芸術家、フ …

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MAGNOLIA CUARTETO DE CUERDAS intérprete luis chazarreta / MÚSICA ARGENTINA PARA CUARTETO DE CUERDAS

キケ・シネシ+グアダルペ・ゴメスとの”Seras Verdad?”名演、ロドリゴ・カラソ「Octogono」でのキーとなった弦楽パート担当と話題を振り撒いてきたコルドバの弦楽四重奏楽団、マグノリア・クアルテート・デ・クエルダス。ただ美しいだけじゃ物足りないあなたに、ドラマティックに雄弁に、寄せては返す波のように、表情豊かなインストゥル …

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MAGDALENA SANCHEZ / CALI CALI

1915年生まれ、2005年に亡くなったベネズエラ・フォルクローレ~ムシカ・クリオージャの女王マグダレーナ・サンチェス。本作は、ベネズエラのCymbalからリリースされたLP『マグダレーナ・サンチェス』(5012)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 クアトロ、アルパ、コントラバス、マラカスからなる自身のコンフントをバックに、パサヘ …

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AMANDA DEL LLANO / CUANDO SALE LA LUNA

1920年チアパスの生まれ、64年に亡くなったメキシコの女優/歌手アマンダ・デル・ジャノ。本作は、50年代後半にRCAからリリースされたEP盤の楽曲を組み合わせたものと思われる、10曲入りアンソロジー形式のリイシューです。 高く張りのある歌声で、伸びやかなファルセットやエモーショナルなグリート(叫び)など表情豊かなのですが、嫌みなくコントロールされています。 …

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ANA MARIA GONZALEZ (MEXICO 068)

1920年ベラクルス州ハラパに生まれ、83年に亡くなった20世メキシコで最も重要な歌手のひとりアナ・マリア・ゴンサーレス。50年代後半から60年代前半にかけて、コロムビアからリリースされた3枚の4曲入り7インチ盤を組み合わせた、アンソロジー形式の12曲入りリイシューです。 ボレロやランチェーラでの堂々とした歌唱はもちろん素晴らしいのですが、同7インチ盤に収録 …

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MARIA SUAREZ / FABULARIO

注目の女性シンガーによる、メロウでAORフレイヴァーも感じる上質なコンテンポラリー・フォルクローレ発掘盤。 アカ・セカ・トリオ(アンドレス・ベエウサエルト、マリアノ・カンテーロ)、トリオ・ファミリア(マルコス・アルチェッティ)の各メンバーが参加したゲストも豪華な入魂の一枚。 ラ・プラタ出身で多数の音楽家を輩出しているUNLP(国立ラ・プラタ大学)を卒業、ネウ …

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