“MUJER DIVINA” 1984年生まれ、両親ともに大学教授だというベビーフェイスのメキシコ若手シンガー・ソングライター、ナタリア・ラフォルカデ4作目2012年作〜メキシコを代表する作曲家、アグスティン・ララ(1900–1970)の曲をロリータ・タッチ(&豪華ゲストとのデュオ)でカヴァーした意欲作です。哀愁のランチェーラ、ボレー …
続きを読む“MUJER DIVINA” 1984年生まれ、両親ともに大学教授だというベビーフェイスのメキシコ若手シンガー・ソングライター、ナタリア・ラフォルカデ4作目2012年作〜メキシコを代表する作曲家、アグスティン・ララ(1900–1970)の曲をロリータ・タッチ(&豪華ゲストとのデュオ)でカヴァーした意欲作です。哀愁のランチェーラ、ボレー …
続きを読むなるほど、基本アフリカに的を絞りつつ、実に開放的、好きなことやって楽しんでる感じ、十二分に伝わって来る大所帯生演奏が夏向き!ジュピテールが参加しているところも、ポイント高いですねえ。 バラフォン奏者を含むアンサンブルが特徴的なフランス発アフロ・ミクスチャー・バンド、バラフォニックスによる2021年のセカンド作です。管楽器セクションを擁し、アフロビートにハイラ …
続きを読む写真向かって左の人物がオデッセイアス・モショナス(サモス出身 1912-1995)ですね。この人は50年代に一時キャリアが途絶えたものの、ヤニス・パパイオアーヌやプロドモス・ツァウサキス、あるいはステラ・ハスキルらとの共演歴もあり、レベーティカの歴史にキッチリ名前を残した歌い手ですが(味わい深い歌声は勿論スバラシイものです。…ところで本作には、ア …
続きを読むベルギー、ブリュッセルを拠点とするポルチュギュース・フォークロア&ファド・ユニット。女性歌手、ニコーリ・カンゲイロのヴォイスと、ヴァイオリン&ダブル・ベースのセバスチェン・タミニオウの演奏を中心に、フリーフォームかつ開放的な音の組み立てで、ポルトガル歌謡の伝統の、新たな表現にトライしています。本作1作のみで消えてしまった?ユニットの2015年作です。 1 …
続きを読む南仏はオクシタンの4人組バンド、ガリックによる2021年のセカンド作。サックスやアコーディオン、ギターなどの編成で、オクシタン民衆舞曲をジャズ・ロックやルンバ、レゲエ、サンバとかの要素を取り入れて練り直しています。15年に初アルバムをリリースしているということで、わりと近年に結成されたグループということになると思いますが、メンバーはそれなりに経験を積んできた …
続きを読むANALOG AFRICA LIMITED DANCE EDITION 第13弾! 70年代のペルーで活躍したギター・ヒーロー、マンサニータの全盛期をコンパイル! マンサニータは自身のグループを率いて70年代前半を中心に活躍したペルー人ギタリスト。時の権力者ホアン・ベラスコ・アルバラードが国策として欧米のロックを禁止にしたため、マンサニータはダンサブルなラテ …
続きを読むマイア・メライヤ(本名メリポメニ・ツィリゴティ)、1928年アテネ生まれ、戦後ギリシャの女優にして歌手、物憂げに沈んだ低音ヴォイスとグラマラスな容姿で、ギリシャの男たちを魅了しました。その歌唱スタイルは、かのソフィア・ローレンに影響を与えた、ともされています。 1 Σ’ Αγαπώ Σ’ Όλες Τις Γλώσσες 2 …
続きを読む★エヴァ・クァルテット/ミンカ ブルガリアン・ヴォイス・ファン必聴!伝統的なポリフォニー・コーラスの美を追求した一枚! 世界中の人々を魅了し続けてきたヴォーカル・ミュージックといえばブルガリアン・ヴォイス。一般的には数10人ものメンバーで構成されるが、今回紹介するのはわずか女性4名で結成されたブルガリアン・ヴォイスのグループ、エヴァ・クァルテットだ。名門ブ …
続きを読むマルコス・ヴァンヴァカリスらに続きピレウス派のレンベーティスとして、職業的自作自演歌手となったヤニス・パパイオアーヌ(1914-1972)の、その自作曲レパートリーを、名だたる歌い手達のカヴァーで辿ろうという、なかなか凝ったコレクション2CD、実に聴き応えありますね…。というか、歌手としても勿論素晴らしかったパパイオアーヌですが、こうして並んだ曲 …
続きを読むいや〜、サイコーですね!久しぶりに夏が来た、という感じのお天気だったんで、お客さんたちとビール呑みながら、たっぷり、大きい音で聴かせていただきましたよ、音質もイイし!グラン・カレこと、ジョセフ・カバセレ&アフリカン・ジャズの、ラテン・フレイヴァーたっぷりルンバ・コンゴレーズ、なによりドクトゥール・ニコのギターとマヌ・ディヴァンゴのサックス(&ピアノ、クラリネ …
続きを読むレナ・アルカイウ、年齢不詳ですが、デビュー・アルバムは94年、こちらは3作目となる99年作。2015年に8作目のソロ・アルバムを出して以来、音沙汰ありませんが、地味ながら、リキミのない自然な発声、余計な入れ込みを排しスッキリと歌うことに徹した、イイ歌手です。 が、それはそれとしても、何だか、ドイヒーなジャケットですねえ… 1 Όπως Εσύ 2 …
続きを読む「首にナイチンゲールの巣を持つ男(直訳)」と渾名されたストラトス・パユムヅィス(1904-1971) 、要するにナイチンゲールが鳴くように歌うこともできる、という意味でしょうね(随分とシブイ小夜啼鳥ですが…)。アナトリアはイズミール(スミルナ)の北に位置する海辺の街、アイワルクで生まれましたが、ギリシャ・トルコ住民交換(1923)より以前に、ピレ …
続きを読む2LPアナログで再入荷! ベルクス・オズネール、1940年、イズミール生まれ、1952年ラジオ局のオーディションに受かった姉につきそいアンカラへ移り住み、その後、14歳の時、姉とともにイスランブールへ移り、古典音楽のレッスンを受け始めたそう。その後、イスタンブールで歌唱コンテスト優勝、14歳にしてプロとして歌い始めたそう。 が、16歳にして結婚し3人の子供を …
続きを読む1 Et Nous Vraiment 3:14 2 Emmène-moi 2:51 Featuring – L.E.J 3 Dis-moi Comment Tu Danse 3:06 4 Je Me Dis Que Toi Aussi 2:51 Featuring – Jéré …
続きを読むシブイですねえ、ディミトラ・ガラーニの1992年作、単独歌唱アルバムとしては、1972年のソロ・デビュー・アルバムから数えて15作目ぐらいになるんじゃないかと。アキス・パヌ、セミス・ナルツァス、ヨルゴス・ラフカス、そしてヴァシリス・ツィツァーニスと、戦前から戦後にかけてのレベーティカ〜ライカの作曲家による有名曲の中に、伝承曲も挟みながら、実にシブイ、イイ曲ば …
続きを読む