アラブ圏、イスラエル、トルコ、イラン、マグレブ諸国、
コーカサス諸国などの音楽が並んでいます。

BRENNA MAC CRIMMON / KULAK MISAFIRI, Events Small Chembers

ターキッシュ・ジプシー・クラリネット奏者、セリム・セスレルの音楽的パートナーにして、トルコのアシッド&フォークロア・ユニット?=ババズーラの紅一点、そしてまた、バルカン&ギリシャ/オスマン起源トラッド音楽ユニット=アイデモリの女性歌手でもある~ブレンナ・マクリモンが、その生まれ故郷カナダのレーベルで制作したトルコ/バルカン/地中海系ミクスチュアー・アルバム0 …

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AYDE MORI (Muammer Ketencoglu, Brenna MacCrimmon, Sumru Agiryuruyen, Cevdet Erek )

トルコKalan制作人気CD~ “アイデ・モリ” の01年作です。このユニット、実はミュージック・ラフ・ガイドの “バルカン” 編にも収められ、既に欧州では評価されているみたいですが、なるほど面白い。もともとギリシャ音楽に傾倒していたイズミール出身のアコーディオン奏者が、ババズーラの女性ヴォーカル、ブレンナ・マクリモン含む二人の女性歌手、そしてパーカッショニ …

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ZAHAR

モロッカン・グナワの革命児、ハッサン・ハクムーンが北米移住後 (1987〜)、実弟サイードとともに率いたライヴ・アクト・ユニットがこのザハールでした。1991年リリースの出世作、打楽器奏者アダム・ルドルフやトランペッターのドン・チェリーを招いて録音された “ギフト・オヴ・グナワ”が渡米後最初のアルバムとなっていますが、次作となった92年本作で組ま …

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V.A. / GIRIZGAH, Alaturka Records

とうとうここまで来たか…という感じですね。トルコの古典歌謡再興気運も極まりはじめた感じがしますよ。これまでは、主に20世紀半ばのオスマン古典音楽の大衆歌謡化完成期の声楽系ナンバー(ゼキ・ミュレン曲ほか)を歌い綴る一連の女性歌手アルバムがブームの中心でしたが、こちらはもうひと超え、前世紀初めのグラモフォン(ドイツ Grammophone 社〜転じて …

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EMRAH / AR + 1

「Narin Yarim」がトルコから中央アジア全域で大ヒットした、トルコの元人気子役俳優、アラベスク歌手03年新作。アラベスク的テンポと楽器編成ですが、もちろん今流な打ち込みも使用し、若者にも人気のポップ・アラベスクとなっています。 1 Tırlamışım 2 Kurşun 3 Uzaktan El Salla 4 Farzet Ki Ben Bir Y …

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SEFARAD

04年春現在トルコでチャート急上昇中の三人組はルックス的には日本やヨーロッパにいても違和感のないオシャレさんバンド。でも音はロックやポップじゃなくてトルコの民謡(ハルク)。さすが自国の文化を心から愛する人種ですね。ギター、ベース、ドラムの編成ながらハルク特有のコブシヴォーカルたっぷり。時にはサズやオーケストラも加わります。しかしハルクが今流になるとどこかスカ …

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SIBEL CAN / OZLEDIN MI

サナート出身ながらアラベスク、ポップまで歌い分けるトルコの悩殺女性歌手シベル・ジャン05年新作。打ち込みトランスから都会派R&Bまでアレンジは幅広く、伝統的なトルコ声楽で鍛えたシベルの熱い歌が光ってます。 1 Yalnızlar Treni 4:28 2 Aşık Olma 3:35 3 Melekler 4:47 4 Nehir Gözlüm 4: …

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REPLIKAS / AVAZ

トルコ・ダブルムーンから初のターキッシュ・オルタナ・ロック・グループのアルバムです。レイジ風ヘヴィーロックからREM風サイケ、ステレオラヴ風音響、そしてトルコらしい15拍子の舞曲まで軽々こなしてます。プロデュースはソニックユース人脈、Wharton Tiers EnsembleのWharton Tiers。これこそ今のトルコの若者にとってリアルな音! 1 G …

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V.A. / 1970’S ALGERIAN FOLK AND POP

米国SUBLIME FREQUENCIESの2014年新作は、これまで全く知られていなかった1970年代の英米ロックの影響を受けたアルジェリアのフォーク&ポップ、そしてファンク集。長髪&ベルボトムのガイたちがエレキギターでハードなリフを鳴らし、シタールでサイケなムードを伝え、長いもみあげで日本のGSにも通じるキラキラ哀愁のメロを歌う。曲によっては70年代イラ …

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KIBARIYE / GULU SOLDURMAN

  熱いアラベスクを歌わせたら右に出るもののいない女性歌手キバリエの2014年新作。ストリングスオーケストラによる重厚な王道アラベスクから、軽めのアコースティック路線、パルマを用いたフラメンコ風、激しい9拍子の打ち込みを用いたトラキア・ロマ風、ベリーダンサー必携のオリエンタル路線など、幅広いアレンジで最後まで飽きさせません。

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