CHAMAD SHANGO / APOKOLO LIBIDO

フランスの男女デュオ・ユニットによる2020年の初アルバムです。ソングライティング/ギター/キーボード他と、女性ヴォーカルに、ヴァイオリン&ヴィオラが一部加わるという構成ですが、エレクトロニカにソウル、スウィング要素などをほどよくミックス。ハスキー系の雰囲気あるヴォーカルが印象的ですね。レパートリーはいずれもオリジナルで、詞は英語となっています。(サプライヤ …

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ROBERTO DELGADO Y SU ORQUESTA / HOLIDAY IN MEXICO

ロベルト・デルガド(本作のジャケット表記は、デルとガドの間にスペースのあるデル・ガドになっている)は、1919年生まれで96年に亡くなったドイツのバンドリーダー/アレンジャー/コンポーザー、ホルスト・ウェンデが中南米音楽を演じた際の異名で、ヨーロッパなどでポピュラーな存在となりました。本作は1958年のアルバム『ホリデイ・イン・メキシコ』(ドイツ盤タイトルは …

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TRANSILVANIANS / ECHO, VIBES & FIRE

ジャマイカン・オールディーズ・リヴァイヴァル・シーンの実力派バンドが放つ60~70年代風レトロ・テイスト満載の一枚!  2004年、スペイン北西部ガリシア州で結成された7人編成のジャマイカン・オールディーズ・リヴァイヴァル・バンド、トランシルヴァニアンズ。スキンヘッド・レゲエの大御所ロイ・エリスとの共演を筆頭に、ロックステディの女王イヴォンヌ・ハリスンなどの …

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RUSTAM QULIYEV / AZERBAIJANI GITARA 

アゼルバイジャンの伝統的旋法ムガームとボリウッドのディスコ・チューンやアフガニスタンのポップ・ソングからイランのストリート・メロディーやスペインのフラメンコまで、世界中のスタイルを、改良エレキギターで結びつけた怪人、ルスタム・グリエフ。始めて世界に向け編集されたアンソロジー・アルバムの登場です。 >★こちらでも紹介されています! (無断リンク陳謝&感謝!) …

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TĘGIE CHŁOPY ‎/ WESELE!

テギー・チョロパイ、って、読むようです。ポーランドの自主制作盤ですね、アコーディオン、クラリネット&サックス、ドラム(バラバン)にフィドル4名、うち一人は男性ヴォーカルで、加えてテナー・ホルン、トランペットとチューバ(女声も)という10人組で、ポーリッシュ・ポルカ&マズルカを演じています。哀愁と野趣と奇想?なかなか面白い中年10人組です。素晴らしい!と、言う …

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RENA MORFI / SAMPA TSIKITA

嬉しいですね、レナ・モルフィの新作!>前ファースト・ソロ作はエマニュエル婦人風でしたが、今作もなんだか見たことあるよーなナイよーなジャケ…。 ま、それはともかく、本作を聴いて、ギリシャで異彩を放って来たミクスチュアー・ユニット、>イマーム・バユルドゥの紅一点というイメージに密着しながらも一本立ち? ソロ歌手としてのキャラが立って来たなあと感じもし …

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HARIS ALEXIOU / TA TRAGOUDIA TIS XENITIAS

☆This album was recorded in 1987, but unreleased… >こちらで知りましたが(無断リンク陳謝&感謝!)、そうか、ハリスは引退してしまうのか…、「声が私のいうことを聞かなくなったの。やめるべき時が来たのね」とのこと。何だか、哀しいですねえ、やっぱり。なんというべきか…、自分は、こと音楽に関し …

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GIORGOS DALARAS / TA MOUSIKA GENETHLIA “DUETS”

ダラーラス新譜は、デビュー50周年記念ライヴ2CDですね。1曲ごとに相手を代えて、新旧男女スター歌手とのデュエットを!ま、DVD をつけないのは、世の中の流れ?YOUTUBEで観れますからね、というか、これだけのレーベルの枠を越えたオールスター、著作権的に無理なのかも知れませんね、 CD 1 1 George Dalaras / Ta Vengaliká S …

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STELIOS KAZANTZIDIS ‎/ AFTI I NYCHTA MENEI (This Night Remains)

そのメインストリームにおいて、マルコス・ヴァンヴァカリス〜ヴァシリス・ツィツァーニス〜ステリオス・カザンヅィディス〜ヨルゴス・ダラーラス、という線で、20世紀のギリシャ音楽は成り立って来た、というのが、大方の見方じゃないかと思いますが、どうでしょう。男ばっかりじゃん、と言われるかも知れませんが…、その男の世界を生き抜いた?マルコスはともかく、ほか …

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GIOTA LYDIA ‎/ I PIO MEGALI ORA…(1955-1986)

>こちらでもご紹介したヨータ(イヨータ ?)・リディア、すみません!お高くなってしまいましたが、新品です。決定的ベスト2枚組、と、言ってイイと思います。 以下、>こちら1984年作『おはよう、ミセス・リディア』でヨータ・リディアと共演したヨルゴス・ダラーラスが、そのLPの裏ジャケに記したヨータへの“ラヴ・レター”を意訳してみました。ご参考になるかどうか&#8 …

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DIMITRA GALANI, LINA NIKOLAKOPOULOU / DAMA KOUPA

ハリス・アレクシウと並んで、70〜80年代ミノスのスター女性歌手だったディミトラ・ガラーニですが、今世紀に入ってからのガラーニの音楽性は、ギリシャ歌謡にとどまらず、ある意味、コスモポリットであろうとするような方向に沿っている気がします。 本作は、ギリシャで最も有名な女流作詞家の一人、リナ・ニコラコプル(本作では書き下ろし曲の歌詞と、スペイン語曲の訳詞をつとめ …

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