VALERIE EKOUMÉ / MONE

ヴァレリ・エクメ、生まれは両親の国カメルーン、04年からは、フランスを拠点に活動中〜故マヌ・ディバンゴのバックバンド〜ツアーメンバーの一員として歌って来た人ですね。並行して、パパ・ウェンバやデデ・サンプリ、メイウェイやコートニー・パイン、メイシオ・パーカー等々の元でバックシンガーをつとめて来たそう。ソロ・デビューは15年、18年にはセカンドをリリース、本作は …

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ELEFTHERIA ARVANITAKI, STAMATIS SPANOUDAKIS / TANIRAMA

エレフセリア1989年作〜作曲家、スタマティス・スパヌダキスとの共作です。なんか、ビミョーにニュー・ウェイヴしつつアラビックで、なかなか味わい深い表題曲ですね。それにしても若きエレフセリアの歌声、これを透明と言わずなんと言いましょう…。   1 Τανιράμα 2 Η Λίμνη 3 Στη Μαγεμένη Ανατολή 4 Μόνο Λίγο 5 Γ …

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V. A. / THE FREMEAUX BLINDTEST, Enregistrements Insolites Et Surprenants 1941-1962

ジャン=バティスト・メルシオルによるブラインドテスト企画として素材となったという録音を集めた異色アンソロジー。ボリス・ビアンによるシャルル・トレネの名曲「残されし恋には」、アンリ・サルヴァドール&クインシー・ジョンズとかビートルズ+トニー・シェリダンの「スウィート・ジョージア・ブラウン」とか、いわくありな録音を、これなんだ式に聴かせて、あーだこーだと愉しんで …

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ELENI TSALIGOPOULOU, KOSTAS KALDARAS / KATHREFTES

あの、ブズーキ奏者にしてライカ黎明期の作曲家、アポストロス・カルダラス(1922-1990)の息子、コスタス・カルダラス(1958-)が、1987年にデビューし、現在もギリシャ音楽シーンの第一線で歌い活躍するエレーニ・ツァリゴプールをフューチュアーした1991年作(エレーニ作品としては4作目)ですね。エレーニの繊細透明な歌声にふさわしい叙情メロディーを紡ぐカ …

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ANA BACALHAU / ALEM DA CURTA IMAGINACAO

>こちら、デオリンダの紅一点女性歌手だった、アナ・バカリャウが、ファド&ポルトガルのカントリーサイド音楽をライトな感覚で聞かせたデオリンダ(解散?)を抜け、ソロになっていたことは聞き知っていましたが(2017年にファースト・ソロ、こちらは19年作に続く21年のサード・アルバムですね)、なんだか、化けましたねえ…、表立ってファドやトラッドの面影は消 …

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AMALIA RODRIGUES / AMALIA SERECTA 1953 -1958

    1953-58年SPレコーディングのアマリア・ロドリゲス復刻盤です。後年のギターラをフィーチュアーしたファド一般スタイルではなく、楽団編成のバックやピアノ伴奏で歌っているアマリアも冒頭と末尾に5曲聴けます。1920年生まれのアマリアなので、歌はもう完成しています。ここでしか、聴けない曲ばかりということでもないんですが、こうして、S …

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TOOTS THIELEMANS / THE SOUL STATION, the complete 1952-1961

ベルギー生まれのハーモニカ&ギター&口笛の奏者、ジャン=バティスト・フレデリク・イジドール・”トゥーツ”・シールマンス(1922-2016)の米国を足場に国際的に活躍し出した時期の録音〜8枚の初期LPアルバムをコンプリートした4CDセットですね。 Disc 1 TOOT’S QUARTET  10 inch LP-1952 …

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GEORGES BRASSENS & V.A. / INTEGRALE GEORGES BRASSENS ET SES INTERPRETES 1952-1962

<<ジョルジュ・ブラッサンスとその解釈の総合的考察1952-1962>> 言わずもがなのSSW~シャンソンの巨匠ジョルジュ・ブラッサンスの世界を堪能する為の6枚CDセットです。このアンソロジーは、セート生まれの詩人ブラッサンスの名曲を、ブラッサンス自身はもちろん、パタシュー、バルバラ、ジュリエット・グレコ、マルク・オジェレなど、彼の歌 …

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PULCINELLA & MARIA MAZZOTTA / GRIFONE 

2004年に結成された、フランスのトゥールーズを拠点とする4人組ユニットのプルチネッラが、南イタリアはプーリア出身の女性歌手/タンブレッロ奏者マリア・マッツォッタをフロントに据えた21年作。サックス/フルートやキーボード、アコーディオン、コントラバス、ドラムスからなるアンサンブルがジャズやファンク、バルカン音楽、ミュゼット、エレクトロニカ、ロックなど消化した …

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RAPHAEL FAYS / ANDALUCIA, L’andalousie De Raphael Fays 1996-2006

1959年パリ生まれのギタリスト/コンポーザー、ラファエル・フェイ。マヌーシュ・ジャズ系を主たるフィールドとしてきたプレーヤーですが、本作はフラメンコ系サウンドに取り組んだ最初の作品となる2006年のアルバム『アンダルシア』のリイシュー。CD1にフラメンコ系トラックを収録。自作曲主体にジャンゴ・ラインハル「甘いムード」もスパニッシュ調でカヴァーしています。C …

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