LYAPIS TRUBETSKOY / AGITPOP

東欧ベラルーシを代表するロック・バンドがリアピス・トルベツコイ~結成はベラルーシが旧ソ連から独立したのと同じ1990年。そして共和制を導入し民主化していった同国の発展と共に歩み続けた彼らは、今では同国で、カラオケ人気曲ナンバー1だそう。本作はそんな彼らの代表曲を、ドイツの東欧音楽専門レーベル “Eastblok” が編集したベスト盤。 …

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ELEFTHERIA ARVANITAKI / PROSOPO ME PROSOPO, Live Sto

エレフセリア・アルヴァニタキの2010年作はライヴ!ディナー・ショー風の会場で、ブズーキ&キーボード&パーカッション&ギター&ベースというシンプルな編成のバックにおいて、淡々と近年のレパートリーを歌い綴るライヴ/3枚組CD全41曲~DVDはAB両面にて、CD収録曲すべての歌唱が映像で収められました。いかにも涼しげ、透明な歌い口ににじむ、プライヴェートな感覚に …

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JOANA AMENDOEIRA / SETIMO DADO

新世代ファドを代表する歌姫ジョアナ・アメンドエイラは09年にアマリア・ロドリゲス杯を受賞。その勢いをそのままに、傑作『思いあふれて』(ライス HJR-5042)以来4年ぶりスタジオ録音アルバムを発表してくれました。アルバム・タイトルは通算で7枚めのアルバムという意味~もちろんレパートリーは新世代の優れた作曲家たちを総動員した豪華な内容。さらに今回は伴奏にピア …

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TEREZA SALGUIERO / MATRIZ , como Lusitania Ensemble

2007年にマドレデウスから脱退を表明したテレーザ・サルゲイロが、2年ぶりの新作として発表した作品/前作でも共演した楽団ルシターニア・アンサンブルと共同制作~彼らはヴィオラ抜きの弦楽3重奏に、ギター、アコーディオン、パーカッションで構成され、そんなサウンドをバックにテレーザも円熟味を増した麗しい透明な歌声を聴かせてくれます。中世の歌曲から、各地のフォークロア …

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MAKAM / YANNA YOYA

ハンガリーを代表するトラッド・フォーク・ユニット、マカーム新作は、前作からバンドに加わった女性ヴォーカル3人の晴れやかで心地よい歌が全面に出たアルバムになりました。これまでもハンガリーの人気歌手=ボグナール・シルヴィアや、サローキ・アーギらが参加していましたが、インスト主体のアルバムから一転、3人の歌が全面に出ており歌唱スタイルもハンガリー色をさほど強調しな …

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SCAN TESTER / I NEVER PLAYED TO MANY POSH DANCE, 1887- 1972

英トピック・レコードが創立70周年を記念して、秘蔵の名盤や貴重音源を次々にCD復刻~その第4弾として国内配給されることになったのがこのアルバム。イギリスのストリート・コンサーティーナ奏者として伝説の存在であるスキャン・テスターの2CDです!コンサーティーナとは19世紀前半にイギリスで誕生したシンプルで持ち運びしやすいアコーディオンのこと、そんな楽器を弾きなが …

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UKULELE CLUB DE PARIS / MANUIA !

元ZNRのジョセフ・ラカイユとLes Primitifs Du Futurのドミニク・クラヴィックによるパリのウクレレ・ユニット。キング・ベニー・ナワヒの本格ハワイアン・カヴァーを演じるかと思えば、”ボリウッド・スラック”!! ”ホンコン・ブルース”=ホーギー・カーマイケル作など、いかにもエキゾティック&ノスタルジックなナンバーもまじえ、かなり奇妙なハワイア …

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MAYTE MARTIN / ALCANTARAMANUEL

バルセロナ生まれの女性カンタオーラ、マイテ・マルティーンが現代スペインを代表する詩人マヌエル・アルカンタラの詩を元に自ら作曲したカンテ集。とはいフラメンコギターは極力廃し、シンプルなギター、ダブルベース、ヴァイオリン、パーカッションなどのアコースティックなサウンドで、ボレロ、ボサノヴァ、ルンバ的に歌っている。フラメンコのカンテを元としながらも上質の地中海ポッ …

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VICENTE PRADAL / HERENCA

スペインのフランコ独裁から逃れ、フランスに亡命した両親を持ち、1958年に南仏で生まれたビセンテ・プラダール~早くからフラメンコ・ギタリストとして活躍していましたが、1990年代頃からスペインの有名詩人の作品に曲をつけ歌うパフォーマンスを開始~この最新作でも、ピアノを弾く実の息子と歌をそえる愛娘、そしてゲストのチェロ奏者とともに、ガルシア・ロルカらの詩を取り …

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MAGNIFICO / MAGNIFICATION

★マグニフィコ /マグニフィケーション スロベニアのトップスターの一人、マグニフィコことRobert Pesut のニューアルバム!92年にデビューアルバムを発売以来~10作目となる本作/バルカン・ブラスにロック&ラテン・ファンク&クラブ・ミュージックなどの要素を織り交ぜ、多彩な楽曲を展開!バルセロナ周辺のスカ&パンクなナンバーから、レトロ&キャッチーなロッ …

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OQUESTRADA / TASCA BEAT, O SONHO PORTUGUES

ファドで使われる小型のポルトガル・ギターや、DIY精神溢れる手作りコントラバシーアをフィーチャーしたユニークなライヴ・バンド=オケストラーダは、ポルトガル・リスボン近郊の街アルマダを拠点に各地の大衆居酒屋“タスカ”などで活動を開始~ファドはもちもん、シャンソンやミュゼット、フラメンコ、タンゴなど、ヨーロッパに息づく大衆音楽の要素を取り入れた彼ら独自の融合サウ …

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SIR ALI’S GIRLS / JUST A GIGOLO

今を去ること21年前のこと(たぶん1989年リリース)、このアルバムに出会って思い出したのは、ビートルズEP「レット・イット・ビー」のB面「ユー・ノウ・マイ・ネーム」でした。そーゆー感じの遊び心、というか冗談というか、意味不明の諧謔がノスタルジックなスウィング・ジャズやラテンを演じることにおいて発揮され、外連味たっぷり全てフェイクの世界を繰り広げてくれるわけ …

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KILA / ONCE UPON A TIME…

「キーラは近年のアイルランドから生まれた中で最も独創的で、勇敢で、才気溢れた、まったくもって賞賛に値するバンドのひとつだ。彼らは自分たちのルーツともヴィジョンとも妥協することなく、偉大な芸術を作ることにのめりこんでいる」 by ニール・ストークス“ホット・プレス”「すべての最高のコンサート映画と同じく、これは一晩で撮影された。驚くべきキーラの素晴らしいシャー …

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LES BATIGNOLLES / Y’A PAS DE PROBLEM…

ラ・リュー・ケタヌーの第3の男、オリヴィエ・レイトのソロ・プロジェクト、レ・バティニョールの1st アルバム/4 年前パリを去り、オクシタニアのワイン産地カオーの住民となったオリヴィエが、そこで出会ったローカル・ミュージシャンたちと、アルカディアとしての古き良きパリへの想いを田舎風ロックンロールで歌い上げる!?故ニノ・フェレールが終生の地としたロットの城館( …

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OJOS DE BRUJO / CARRIENTE VITAL 10 ANOS

結成10周年にして、10年末をもって解散を決めたオホス・デ・ブルッホの新作にしてベスト盤。VENGUE、BARI、TECHARI、AOCANAから選び抜かれた楽曲+新曲という構成。豪華ゲストはマノロ・ガルシーア、ラ・トローバ・カンフー、ホルヘ・ドレクスレル、ベベ、エストパ、アマラル、ナジワ、アフロキューバン・ヒップホップのオリーシャスのロルダン、フラメンコ勢 …

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