美人弦楽四重奏団(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)に、パーカション/ドラムスやベース、ギターを加えたグループ、フラシスによる2016年のセカンド作。第一ヴァイオリン奏者であるロクサーナ・イグレシアスによる当たりの柔らかな歌声も活かしつつ、ストリングスがもたらす立体感のある音作りを特質としています。ポップ・ロックやロマ風スウィング、プログレ風なインスト曲、 …
続きを読む美人弦楽四重奏団(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)に、パーカション/ドラムスやベース、ギターを加えたグループ、フラシスによる2016年のセカンド作。第一ヴァイオリン奏者であるロクサーナ・イグレシアスによる当たりの柔らかな歌声も活かしつつ、ストリングスがもたらす立体感のある音作りを特質としています。ポップ・ロックやロマ風スウィング、プログレ風なインスト曲、 …
続きを読む★CD再入荷! ☆アナログLP再入荷待ち ★先行シングルは>こちら! おお、バンダ・ヒガンテ? 今時、こんな音が聴けるなんて…、キューバとの国交回復の賜物? とでも言うべきエグレム・スタジオ録音! プロデュースはNYチューロ・レコード主宰、ジェイコブ・プラッセ(トレス)!アレンジは、NYサルサ~ラテン・ジャズ録音に参加してきた実力派鍵盤奏者、マイ …
続きを読むキューバン・サルサ系のサラブレッドで、今一番注目されるティンバ・グループ、クリスティアン・イ・レイの2016年作です。お爺ちゃんは、パチョ・アロンソ、父親がパチート・アロンソで、パチートのバンド、キニ・キニのメイン・ヴォーカリストとしてグループを支えてきた2人のファースト・アルバム(多分)は、祖父、父のパン・カリブ色を受け継ぎながらも、やはり、ラップなども交 …
続きを読む♡懐かしい方には懐かしい? 新宿ココロコに長期出演日本滞在していたガールズ・グループだったそうです(by エレトロピコさん情報)。 1989年、キューバのハバナで、女性パーカッション奏者、ソエ・フエンテスによって、フエンテス姉妹を中心に結成された女性だけのバイラブレ系~キューバン・サルサ系のグループが、(グルーポ)カネーラ・デ・クーバです。サックス、フルート …
続きを読むアダルベルト・アルバレスの弟、エンリーケ・アルバレス率いるチャランガ・ラティーナの2017年作です、2011年の前々作は、サンティアーゴ・デ・クーバを中心とするオリエンテ地方へのオマージュを感じさせる内容でしたが、2015年の前作から一変、ティンバ系のサウンドを聞かせていました。本作もその路線をさらに推し進めた内容で突っ走っています。 冒頭、SF映画の音楽の …
続きを読むジャジーかつアダルトな魅惑的歌声でフィーリン=ボレロを聴かせるキューバ人女性歌手、ドリス・デ・ラ・トーレ。本作は、キューバ音楽に早くからジャズを持ち込んだフェリーペ・ドゥルサイーデスが彼女をフィーチャーしたロス・アルモニコスのアルバム『インティモ・コン・ロス・アルモニコス』(Sonus : S-33-1005)と『エクシトス・インテルナシオナレス』(Kuba …
続きを読む1920年代にセステート・アバネーロを皮切りとして、セステート・ボローニャ、セプテート・ナシオナールというセプテート系ソンを代表するレジェンダリー・バンドでヴォーカリストとして活躍した、まさにソンのメインストリームを歩んできた大歌手、アベラルド・バローソ。コンフント、オルケスタ時代になっても、名門チャランガ・バンド、オルケスタ・センサシオーンなど一流楽団で活 …
続きを読むNYの両雄 チューロ・レコード × ダプトーン・レコードが手を結んだ大注目プロジェクト。 日本でも熱烈な支持を獲得したペリローハやロス・アチェーロスなど70sハードコア・サルサを想起させる熱きNYラテン伝統のオルケスタ・サウンドをプロデュース/リリースするチューロ・レコード。レーベル主宰者でもあるトレス奏者、ジェイコブ・プラッセがプロデュースした大注目のキュ …
続きを読むデスカルガ(キューバン・ジャム・セッション)の歴史的重要人物であるドラマー/ティンバレス奏者、ワルフレード・デ・ロス・レジェス。ティンバレスの奏法に、ドラムのスティック・コントロールを持ち込んだ人物ともいわれています。本作は1963年にヘマからリリースされたレア盤『トライ・ザ・ラテン・ツイスト』(Gema LPG-1159 )を、曲順はシャッフルされています …
続きを読むギジェルモ・ポルタバーレスと共に、キューバの山の方にすむヨーロッパ系農民を中心とした音楽グアヒーラを現在のようなポピュラーなスタイルにし全国的に広めたと言われる大歌手ラモン・ベロス。革命直後から開始され今も続く人気テレビ音楽番組「カーニャ・イ・パルマ」で人気を不動のものにし、1981年には愛妻で歌手のコラリア・フェルナンデスと来日しました。残念ながらその5年 …
続きを読むポピュラー音楽史上アフロキューバの伝統の最高の具現者といわれた名歌手ミゲリート・クニ。アルセニオ全盛期のリード・ヴォーカリストで、アルセニオ渡米後も直系バンド、チャポティーンのコンフントで活躍しましたが、本作は1964年にパナルト社からリリースされた、チャポティーン名義のアルバム『ラ・グアラパチャンガ』を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収録するリイシュ …
続きを読むオルランド・バジェーホは、1950年代からベボ・バルデース、コンフント・カシーノ、コンフント・クババーナ、ベニー・モレーのバンダ・ヒガンテなど一流楽団で活躍した後、1950~60年代にソロ歌手として活躍しました。ソロとなってからは、甘い落ち着いたクルーナー系の歌唱法で、ボレロを中心にヒットを次々に飛ばしました。人気者らしく録音も多岐にわたり、前述以外にもロベ …
続きを読むマタンサス州カルデナス出身のピアニスト/アレンジャー、アマラント・フェルナンデスが1960年代前半にエグレムに残したレア盤(LD-3198)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収録するリイシューです。 サックス・セクションを含む、いわゆるバンダ・ヒガンテ(ビッグバンド)で、ジャケットにサックス奏者が描かれていますが、アレンジにもサックス奏者がアレンジに加 …
続きを読むポピュラー音楽史上アフロキューバの伝統の最高の具現者といわれた名歌手ミゲリート・クニ。アルセニオ全盛期のリード・ヴォーカリストで、アルセニオ渡米後も直系バンド、チャポティーンのコンフントで活躍しましたが、本作は1957年にパナルト社からリリースされた、チャポティーン名義の名作『アルト・ソンゴ』(LP-2072)のリイシューです(1曲、オリジナル盤とは別タイト …
続きを読む★アルセニオ・ロドリゲス/ソン・モントゥーノの王様 1998年にスタートしたライス・レコードは今年でちょうど創立20周年となりました。そんなアニヴァーサリー・イヤーの今年は、廃盤になっている過去の名作の復刻を数回に分けて行う予定です。まずは第1弾としてご紹介するのが、キューバ音楽のベーシック・コレクションとして親しまれてきたこちらです。 〜キューバ音楽の最高 …
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