フランス / 1994年結成の兄妹シャンソン系ミクスチュアー・グループ=レ・ゾグル・ドゥ・バルバック2014年新作です。ブラッサンス・トリビュート作を出したくらいですから、その歌い口は本格派~この結成20周年という節目を飾る新作も本格的シャンソン風味とノスタルジックな味わいに満ちた充実作であることに変わりなし。が、各種エフェクトやSEやサンプリングなど、これ …
続きを読むフランス / 1994年結成の兄妹シャンソン系ミクスチュアー・グループ=レ・ゾグル・ドゥ・バルバック2014年新作です。ブラッサンス・トリビュート作を出したくらいですから、その歌い口は本格派~この結成20周年という節目を飾る新作も本格的シャンソン風味とノスタルジックな味わいに満ちた充実作であることに変わりなし。が、各種エフェクトやSEやサンプリングなど、これ …
続きを読む名盤復活! これぞブラジリアン・ジャズの最高峰作品のひとつ! ブラジリアン・ジャズ・ファンには忘れ得ぬアルト・サックス奏者といえるのがこのヴィトル・アシス・ブラジル(1945―81)。35歳という 若さで他界してしまった彼は天性の音楽センスを持ちながら、デビュー後アメリカのバークリー音楽大学に留学し、さらにそのセンスに磨きを掛けたという努力の音楽家でもありま …
続きを読むローマ在ギター弾き語り〜SSW、1976年イタリア北東部フィデンツァ(人口2万)生まれ、ロックバンド、ラ・スピナを経て2007年にソロ・デビュー、毎年アルバムを発表するも2011年5作目から、ライヴ中心の活動に。で、3年ぶりの6作目がこちら。イイですねえ、前作までのやや耽美派フォーキー・ロックっぽい雰囲気は影を潜めて、リリカルさはそのままに、60年代イタリア …
続きを読むOrigially released in 2009 on LP 1 La Presunta Santità Di Irene 2 Incubo 3 A Me Piace Lei 4 Voce Piccolina 5 Buon Appetito 6 La Più Grande Che Ci Sia 7 Sole 8 Parlando Di Lei A Te …
続きを読む(2011年にジューン・テイバーとの共作アルバムを出していましたが、単独スタジオ録音としては)6年ぶりの新作です。70年代末からのキャリアを誇る英国のエレクトリックなトラッドフォーク〜ロックバンドです(初期メンバー二人が健在)。独特なエレクトリック・フォークバンドぶり、男臭く聞かせます。フィドルにアコーディーンが効いてます。イングランド60男5人組、シブイ!
続きを読むレユニオンの先のモーリシャス諸島の北東に位置するロドリゲス島の、アカペラやフレームドラム伴奏のセガやロマンセを集めたフィールド・レコーディング 集。活気のある男女ヴォーカルが楽しめます。インド洋上で広く行われたセガの、古くに伝わった形そのまま、ということでしょうか?
続きを読むマダガスカル/アフリカから連れて来られコーヒー農園で働かされた奴隷達の間で起こったとされる“マロヤ”、その古い形を伝えたとされるグラモン・ベベ (1927-2005) の遺作。死者と交わす歌など、アカペラ・ソロ OR コール&レスポンスのどこかもの悲しい潮枯れて老いた歌声が、簡易な打楽器群の中から立ち上がります。
続きを読むMLP新譜はズバリ、今様カビール・ソング集、比較的近年の現地録音でしょう!〜タクファリナスやモハマド・アラウアは、まあ、そこそこ有名ですが、ほかは知らないアーティスト&シンガーばかり!それでもって、結構グッと来る曲も多かったりします。 ちなみに、日本では故ルーネス・マトゥーブやエイト・メンゲレット、あるいはイディールあたりのカビール出身スター達は “シャアビ …
続きを読むルンバ・フラメンコならぬ “フラメンコ・ソン” 〜スペイン南部セビーリャのフラメンコ歌手兼ギタリストのチコ・ペレ、ギターのグレン・シャープによるデュオだったそうですが、カホーン他の打楽器奏者、女性ヴォーカル、サックスの3人が加わり現在の姿に〜ジャズやR&B、そしてカリビアンの要素を溶かし込んだフラメンコを演じます。
続きを読むかつて“ラディカル・トラッド”として注目された一連の北欧のバンドの中でも人気の高かったスウェーデンのガルマルナ。来日公演も評判の高かった彼らですが、そのフロントに立つ歌姫エンマ・ヘルデリンはトリアケルというトリオでも活躍し、こちらでも来日しています。これまでに4枚のアルバムが日本盤としてリリースされていますが、こちらはその最新作です。今回取り上げたのは、ス …
続きを読むすでに20年以上ものキャリアを持つ人気女性歌手ニン・バイズーラの2013年作。元来R&B色の強い音楽性を聞かせ てきた彼女ですが、ここではハロルド・アーレン作曲の「虹の彼方に」といったスタンダード曲のほか、ラヴ・バラードなどのしっとりとしたレパートリをここ で披露。大人っぽいポップスを楽しませてくれます。
続きを読むクアルッピ復活! 巨匠ラダメースはかつてのブラジル音楽の名匠たちの特徴なり作風なりを織り交ぜた「肖像画」ならぬ「肖像曲」というものをたくさん作っていまし た。これはそんな作品を集めたもの。「シキーニャ・ゴンザーガ」「ピシンギーニャ」「ジャコー・ド・バンドリン」など、ショーロの名音楽家たちの「肖像曲」が並びます。演奏はエンリッキ・カゼス率いるオルケストラ・コル …
続きを読むアラブ世界で「音楽家の中の音楽家」との異名を持つ、サウジ・アラビアのシンガー/ウード奏者のモハ メッド・アブドゥ(1949年生まれ)。アラブ世界では、超メジャーな存在、というかヒーローです。しかし、1曲が15分以上あるのがふつうだし、CDもいっぱい出過ぎ。なかなか的を絞ってオススメしづらいのも確か。が、この初期録音(60年代前半?)では平均5~6分の楽曲(最 …
続きを読む大臣から再び一人の音楽家へ、音楽活動を再開したジルベルト・ジルですが、とんでもないレア音源を集めた2CDが登場しました。本格デビュー以前の1962 年から66年までの音源を集めた2枚組~これは注目です!CD1には、故郷バイーアのローカル・レーベル、そしてリオ進出後のRCA/ フィリップスに吹き込んだ各シングル盤音源~そしてCD2には、リオの音楽出版社にジルが …
続きを読むダブルグラミー・ノミネート・アルバム、だそーですが、あのラテンJAZZ大御所でセンセーでもある、サウスブロンクス出身のプエルトリカン・ドラマー / ティンバレス奏者、ボビー・サナブリア率いるマンハッタン音楽院アフロキューバン・ジャズ楽団〜いうわけで、生徒さん達と組んだオーケストラ(20人編成!)によるアフロ・キューバンJAZZ&ハーレム・スタンダードのカヴァ …
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