1998年にフランス語圏カナダのモントリオールで結成されたアンサンブル、コンスタンティノープルと、ドイツ人ジャズ・トランペット奏者フォルカー・ゲッツェとのデュオ作などがあるセネガル人歌手/コラ奏者アブライエ・シソコが共演した2015年作。コンスタンティノープルは、テヘラン出身でモントリオールに移り住んだイランのリュート属の楽器セタールのプレーヤーに、ヴィオラ …
続きを読む1998年にフランス語圏カナダのモントリオールで結成されたアンサンブル、コンスタンティノープルと、ドイツ人ジャズ・トランペット奏者フォルカー・ゲッツェとのデュオ作などがあるセネガル人歌手/コラ奏者アブライエ・シソコが共演した2015年作。コンスタンティノープルは、テヘラン出身でモントリオールに移り住んだイランのリュート属の楽器セタールのプレーヤーに、ヴィオラ …
続きを読む1994年結成、以前『ラティライユの冒険また冒険』が国内盤発売され話題となった、フランスの一風変わった器楽アンサンブル、ラティライユによる2017年の11枚目のアルバムです。ギターやバンジョー、ベース、ヴァイオリン、ドラムス、クラリネットやドゥドゥク、アコーデオンなどのアンサンブルから繰り出される、レトロな映画の架空のサントラのような、幻想旅行のお供のような …
続きを読むパレスチナのスアド・マッシとでも言いましょうか。出るべくして出た作品ですね。在ナザレのパレスチナ人女性歌手リム・バナ新作はノルウェーのユーロ・トラッド系レーベルKIRKELIGからのリリース。夫であるウクライナ人ギタリストLEONID ALEXEIENKOとレーベルに縁のあるノルウェー人ジャズ音楽家達による静謐で穏やかな演奏をバックに淡々と、透明素直な声音で …
続きを読むコロンビア各地の多彩なフォルクローレを発掘し、アフロ・キューバンなどの他のアフロ・ラテンのテイストも加えて、現代に蘇らせてきたトトー・ラ・モンポシーナ。1940年生まれで、50年以上のキャリアを振り返る、豪華CDブック装アンソロジーです。 主にフランスに向けた内容となっていて、40ページほどのブックには仏語/英語併記のテキストを掲載。トトーが一時拠点を置いた …
続きを読むトルコやその周辺地域のフォーク・ソングを聴かせる音楽集団の最新作! カルデシュ・テュルキュレルは総勢20名以上が在籍するトルコの大所帯グループ。彼らが演奏するのは、トルコやその周辺地域に伝わるフォーク・ソングで、単にそれらを保存するのではなく、今も生きた音楽として息づかせることをモットウにしている。本作はそんな彼らの2017年最新作。ソロとしても活躍する女性 …
続きを読むコンパクトな編成で聴かせる深慮なトルコ古典音楽の世界! ムラット・アイデミールはタンブールを中心としたトルコ古典音楽演奏家。天才弦楽器奏者タンブーリー・ジェミル・ベイの作品を取り上げ高い評価を得てきたほか、インジェサズというグループに参加しトルコ古典音楽と世界の音楽の融合を目指してきた。その彼が2011年に発表したのが、本来重厚なオーケストラで演奏される古典 …
続きを読む台湾原住民音楽、ジャズ、戦後まもない日本、台湾、アメリカ、ブラジル …… 古今東西の “うた” を奏でるスリーピースバンド、Eri Liao Trio (エリ・リャオ・トリオ) 。 2014年夏、NYでジャズシンガーとして活動を始め、東京に拠点を移した台湾出身 Eri Liao 。 ジャズミュージシャンの集まる高田馬場の某ジャムセッシ …
続きを読む★イントロダクション・トゥ・シャーリー・コリンズ イギリスの老舗トピック・レコードのUKフォーク入門に最適な編集盤シリーズ〜2016年に約40年ぶりの新作をリリースし復活を果たしたUKフォークを代表する女性歌手シャーリー・コリンズ。彼女が話題となっている今、初めてその歌を聴きたいという入門者に最適な編集盤がイギリスの老舗レーベル、トピックから登場した。伝承歌 …
続きを読む1. Oh la nor / Kong Huayrai feat. Poo jarn longmic 2. Kum paeng / Zack Choompae 3. Kum wa huk kan mun hia thim sai / Monkan Kankoon 4. Koo kong / Kong Huayrai 5. Pan din wai nai ja …
続きを読むすみません!? まだまだ続きます… 1990年代末から2000年代初めにかけ、ザンジバルのターラブやコモロ諸島の音楽、あるいはケニア&タンザニアのスワヒリPOPなど、東アフリカ~インド洋音楽専門の充実アイテムをドッとリリースし、大きな話題を呼んだのものの、その後、全然音沙汰がなくなってしまった独 “DIZIM RECORDS” のデッドストックが …
続きを読む前作「14 Cheerful Pieces」も素晴らしかったアンサンブル・モシュタックの2014年作。 アンサンブル・モシュタックはパリのペルシャ音楽のユニット。今作はリーダーのレザ・ガッセミによる、現政権によって拒否されつつあるイラン伝統音楽の素晴らしさを伝える試みのひとつで創作古典のようです。テレラマ誌に絶賛されたペルシャ古典音楽新世代女性 …
続きを読む1 Sarandonga (Son) 2 Cuando El Río Suena (Son) 3 Vicenta (Son) 4 Baja Y Tapa La Olla (Son) 5 Los Barrios De Santiago (Conga) 6 El Vendedor De Agua (Son) 7 Descripción De Un Sueño ( …
続きを読む★V.A./トピック・レコーズ~ザ・リアル・サウンド・オヴ・UKフォーク イギリスの老舗トピック・レコードのUKフォーク入門に最適な編集盤シリーズ 創業70年を越えるイギリスの老舗レーベル、トピック・レコーズ。伝承歌の担い手から60年代のリヴァイヴァリスト、21世紀のUKフォークを担う若手までを紹介してきた同社の歴史はUKフォークの歴史と等しい。本作はトピッ …
続きを読むクロアチアから登場したバルカン・トラディショナル・ロック・バンド! クロアチアの古い方言で焚き火を意味する言葉をバンド名とした7人組バンド、クリエスのワールド・デビュー・アルバム。00年代前半に結成されたクリエスは現地のインディ・ロック・シーンの若手によるオルタナティヴ・ロックの香り溢れるギター・トリオに、パグパイプと擦弦楽器リイェリツァ、打楽器タパン、そし …
続きを読む★V.A./アクースティック・インディア 伝統に根ざした現代インド音楽のナチュラルな響き〜アクースティック・サウンドを切り口に多様性に富んだインド音楽の魅力を伝える編集盤!! ワールド・ミュージックへの興味の入り口となることも多いインド音楽には、何百年にも渡って受け継がれてきた伝統がある。ヒンドゥー文化を背景にした古典音楽に、イスラム教神秘主義スーフィー、 …
続きを読む