DAMILY / VALIMBILO

Tsapiky=ツァピックはマダガスカル西南部チュレアール地方に伝わる伝統音楽ですが、伝統的なスタイルではマロヴァニー(長方形箱型撥弦楽器)&アコーディオン&マンダリニー(三弦ギター)&ロカンガ(ヴァイオリン)&ジェジョラヴァ(弓)で演奏されるところを、ダミリーとそのグループは、電気増幅ギター、エレキベース、ドラムスによって、ハイスピードのハチロクビートやル …

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ROOHANGIZ / ASARE JAVDAN MOOSIGHI ASSIL IRANI Vol. 4

1906年生まれで、1920年代末から歌い始めたそうです。ルーハーンギーズという同名の、イラン初のトーキー女優さんも歌うようですが、違う人物ですね。こちらのルーハーンギーズはカジャール朝の末期の生まれ、古典声楽をマスターした女性歌手ということですが、曲によっては、西洋音楽の影響を受けたような曲もあります。が、やっぱり聞き所はヴァイオリンと歌声だけのアーヴァー …

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REZA GHOLI MIRZA ZELLI / ASARE JAVDANE MOOSIGHIE ASILE IRANI, Vol. 3

ペルシャ(現イラン)古典声楽を飾る名歌手のひとり、REZA QOLI MIRZA ZELLI(1906-1946)による歴史的音源(ダストガー、アーヴァーズ)を収めたアンソロジーです。先に>マーフール出直し盤CDもリリースされていましたが、半分ほどしか重なってないはず(手元にマーフール盤がなく、ネット上で見つけた曲目の表記法が異なるので、はっきりとは確認でき …

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AMIRA KHEIR / MYSTIC DANCE

伝統性と現代性を併せ持つ〈ヌビア砂漠のディーヴァ〉が聴かせるオーガニック・ミクスチャー! ヌビア砂漠のディーヴァことアミーラ・ヘイルはイタリアに亡命したスーダン人の両親のもとに生まれ、現在はロンドン在住。2011年のデビュー作『ヴュー・フロム・サムウェア』(ライス SAR-632)ではスーダン音楽をベースにジャズやソウルのフレイヴァーを取り入れた独自のポップ …

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KAMAL KEILA / MUSLIMS & CHRISTIANS

1960年代末からスーダンで活躍した歌い手、カマル・ケイラの復刻コレクション。ムスリム系の人々の前ではアラビア語で歌い、キリスト教徒 / 少数民族たちの公用語だった英語でも歌ったというこの人の、アラビック5曲 & イングリッシュ5曲の合計10曲を収めた復刻コレクションとなります。音楽的にはアラブ語タイトルはややスーダン音頭っぽいFUNK、英語タイトルはややア …

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MHD / 19

本名 Mohamed Sylla 〜1994年 ギニア / セネガル系の両親の元、パリに生まれたそう。2年前、2016年のデビュー作はアフリカ & 欧州のヒップホップ・シーンにセンセーションを巻き起こし一躍、そしてこのセカンド、御大サリフ・ケイタのゲスト参加、ナイジェリアからはウィズキッド&イェミ・アラデ、ほか、ORESAN / KOYS / SEF …

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THE DELIRIANS / EL REMEDIO

★ザ・デリリアンズ『エル・レメディオ』 ローライダーや甘茶チカーノ・ソウル・ファンからも絶大な人気を集めるイースト・ロサンゼルスのチカーノ・ルードボーイたち、デ・デリリアンズ。本作はあのロジャー・リーバスのスタジオで録音。ロジャーのオルガンも加わって、よりメロウなヴィンテージ・サウンドに!!まさにチカーノ・テイスト溢れるメロウ・ナンバー(4)、雰囲気たっぷり …

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7FO / 竜のぬけがら

「極楽ダブ・ニューエイジ御伽草子。脳内には七色の風景が広がる。しばらくはこの世界から抜け出せそうにない。」(H.Takahashi) “Subtle, playful. Softly spoken yet speaks volumes. This is powerful stuff! The absence of music like this is wha …

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MARCOS SACRAMENTO, LUIZ FLAVIO ALCOFRA / ARACY DE ALMEIDA, A Rainha Dos Parangoles

繊細な表現が染み入る声とギター。アラシ・ヂ・コスタの唄ったサンバへ、上質を知る男たちからのオマージュ。 名作と名高いゼー・パウロ・ベッケルとのデュオ作からフルサイズのパゴーヂ編成まで数多くの作品を発表しているシルク・タッチの男性サンバ・シンガー、マルコス・サクラメント。彼が三本のギターと制作した「Na Cabeça」にも参加し、近年ではダンサー出身の女性シン …

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ROMULO FRÓES / O DISCO DAS HORAS

制作開始のきっかけは2004年1stアルバム「Calado」以来のパートナー・シップとなる造形作家兼詩人のヌーノ・ハモスがローマの空港からブラジルに戻る際、したためた詩作を電子メールしてきたことに因ります。そこには”Primeira Hora”、”Segunda Hora”、と1時間目、2時間目と題された愛やポ …

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RONEI JORGE / ENTREVISTA

バイーア出身でラドロォンエス・ヂ・ビシクレータ=”自転車泥棒”というロック・バンドを率いて20年を超える音楽キャリアを持つホネイ・ジョルジ。初のソロ作はペドロ・サーがprod.、女性のサポート・メンバーとモレーノ・ヴェローゾ、ジョアナ・ケイロスが参加。 先鋭的なブギーを刻むギター・リフにブラジリアン・ロック特有の朴訥とした唄、そこへ安 …

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