テッサロニキ出身の女性作詞作曲家、アナスタシア・デリディムのデビュー作、タイトルは『時間の魅惑』、本人も歌いますが、多くの曲を歌ってる男性歌手、アンドレアス・カラコタスがイイですねえ(90年代初めにデビュー、多くのコンポーザーズ・アルバムで歌っていますが、リーダー・アルバムは04年作のみで、本作は彼のセカンドと言ってもイイ作かと)。編曲は、やはりテッサロニキ …
続きを読むテッサロニキ出身の女性作詞作曲家、アナスタシア・デリディムのデビュー作、タイトルは『時間の魅惑』、本人も歌いますが、多くの曲を歌ってる男性歌手、アンドレアス・カラコタスがイイですねえ(90年代初めにデビュー、多くのコンポーザーズ・アルバムで歌っていますが、リーダー・アルバムは04年作のみで、本作は彼のセカンドと言ってもイイ作かと)。編曲は、やはりテッサロニキ …
続きを読むパチューコ・ミュージック!!チカーノ音楽の父とされるラロ・ゲレーロの作品を、晩年のラロ・ゲレーロのバック演奏を務めていたスキップ・ヘラー率いるザ・レックレス・ナイト・アンサンブルが再演!最近発売された彼らのCDから、この2曲をロサンゼルスのロックステディ・シーンでリリースを続けるステディ・ビートがシングル・カット。ゲストには息子のマーク・ゲレーロが参加。小粋 …
続きを読むMasterplanのヴァージョンで知られるオークランド・ソウルの頂点ともいえる傑作ミディアム・ナンバー。実は、その3年前(1971年)にオリジナルとして録音されていたのが、このベイエリアで活躍してきたJesse Jamesによる未発表ヴァージョン。クリントン・パーク地区に住んでいる女性へ捧げたラヴ・ソングで、切ない歌詞、高揚感溢れるメロディ、味わい深いギタ …
続きを読むデビュー時のチカーノ・バットマンを彷彿させる悦楽のサイケデリア・ラテン。なぜならプロデュースはチカーノ・バットマンの鬼才ベーシスト、エドゥアルド・アレーナス。このカリフォルニア中部のチカーノ・タウン、モデストで活動する4人組ガレージ・ロック・バンド、ヴァレー・ウルフは既にEP盤を一枚発売済で、今作で一気に人気となりそう。B面もエドゥアルドがプロデュースした8 …
続きを読む現在進行形のカリオカ・サウンド!ブラジルの基幹音楽であるサンバやマルシャ、マシーシといった音楽を中心に取り上げる男女6人のグループがこちらのバンボ・ジ・バンブ。バンド名の由来となっているカルメン・ミランダやシロ・モンテイロ、フランシスコ・アルヴィスらが歌った20年代〜40年代までの曲を中心としたレパートリを、ギター、カヴァキーニョ、アコーディオン、フルート、 …
続きを読むロサンゼルスの郊外でローライダー・カルチャーとソウル・ミュージックに囲まれて育った若手ラティーナ・シンガーによる2ndEP。今回もLow&Slowのライフスタイルに根差したバリオ・オールディーズのカヴァー満載。①ご存知女性R&Bグループ、The Fuzzのカヴァー、②バーバラ・メイソンによる言わずと知れた美しいラヴ・バラ―ド、③バーバラ・ルイ …
続きを読む現代のボレロ~フィーリン系を代表する女性歌手として、キューバ音楽ファンにお馴染みの存在となったアナイス・アブレウ。2018年作です。才媛マルタ・バルデースのナンバーにはじまり、デスセメール・ブエノによるタイトル曲、シオマラ・ラウガーが取り上げているアルベルト・トスカの名曲、エレーナ・ブルケも歌っているベネズエラのアルデマロ・ロメロの曲、メキシコのアルマンド・ …
続きを読むクラリネット、ギター、コントラバスからなるユニット、パリ・ガッジョ・クラブ。マヌーシュ・スウィング系のアンサンブルですが、5人編成で臨む2021年の本作は、ショーロを題材とした17年作に続きブラジル音楽のレパートリーを取り上げた内容となっています。アリ・バホーゾ、アントニオ・カルロス・ジョビン、カルトーラ、ジョアン・ドナート、ピシンギーニャ、ドリヴァル・カイ …
続きを読む1998年にミュージシャン(ピアノ&ヴォーカル)/プロデューサー/ソングライターのアラン・マルランと、2019年に71歳で亡くなったヴォーカル&パーカッションのジョルジュ・フォルダンが出会うことで立ち上げられたマルチニークの音楽集団ミジック・ボ・カイの23曲入り2枚組アンソロジーです。パーカッションと歌によるダンス音楽のベレやビギンを、ピアノやアコーディオン …
続きを読む様々な時代や緯度で生まれたジャズをシンプルに、コンテンポラリーなかたちで。兄弟のマリアノ・ルッヒエリ(ep) とのデュオ作に続いて、ロサリオのドラム奏者が発表したリーダー作。 エストニアのミニマリズムで有名な音楽家アルヴォ・ペルトの楽曲(”Alinale”, “Beatitudes”)を冒頭と終焉に。ジョン・コ …
続きを読む去年4月に逝ったナイジェリアのドラマー、トニー・アレンが生前最後に取り組んだアルバム。“ラッパーが自由に呼吸しパフォーマンスできるトラック”という趣旨で、自身のドラミングを軸としたべース・トラックを残し、亡くなったそう。そんな遺作となったトラックにおいて、生前予定されていたアフリカ&欧米出身の12人がラップを競った作となっています。何よりも、アレンのドラムキ …
続きを読むキューバのヨルバ系宗教、多神教のサンテリーアの音楽の現在最高の表現者で、鋼のような喉をもっていたラサロ・ロス。自身のグループ、オロルンを率い1990年にリリースしたLP(Areito : LD-4661)のストレート・リイシューCD-Rです。総帥ラサロ・ロスの印象的な濁声がリードする、アルロ・キューバンの懐深いグルーヴ。その神髄に触れることができます。(サプ …
続きを読む1 Ah Quanta Melancolia 2:51 2 Fado Penélope 2:55 3 Senhora Do Livramento 2:31 4 Ponto De Encontro 2:44 5 O Meu Amor Anda Em Fama 2:09 6 Eu Não Me Entendo 3:00 7 Mote 2:07 8 Sopram …
続きを読むマリポサス・デル・アルマも参加するオークランドのクンビア・コレクティヴ、ディスコス・レサカからの大注目シングル。ベリエリアのサリーナスを拠点にする歌手、フラーコ・エル・ハンドロ。クンビアのリズムにメキシコの伝統音楽、ソンハローチョで使用される小型ギターやアコーディオンが入る哀愁のフォルクローレ的世界。切ない告白が続く吟遊詩人的な世界も素晴らしい。B面はレーベ …
続きを読むカルロス・カノの名曲をクールなジャズ・アレンジで! スペインの女流ベーシスト、ジュリア・バジェが失われたアンダルシア地方の伝統音楽を復活させことで知られる歌手、カルロス・カノ作品をジャズ・カヴァー。オシャレでクールなジャズ・アンサンブルと透明感あふれるジュリアのヴォーカルのコンビネーションによって生まれ変わった名曲の数々は、カノ・ファン/ジャズ・ファンならず …
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