THE BULGARIAN VOICES ANGELITE / ANGEL’S CHRISTMAS

03年に発売されたスタジオ録音アルバム。教会の鐘の音ではじまる本作には主にブルガリアで親しまれているクリスマス・ソングが収録されました。「きよしこの夜」ほか、清冽なコーラスを聴かせてくれますが、そこはブルガリアン・ヴォイスならでは、実にポリフォニックなクリスマス・ソングが並んでします。

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DENGUE FEVER / SLEEPWALKING MEKONG

米西海岸の“カンボジア・ロック”バンド=デンゲ・フィーヴァー4作目は、なんとカンボジア・ツアーのドキュメント映像DVD&サウンドトラックCD!紅一点、カンボジア出身だという女性歌手=コーン・ニモール嬢は里帰りですから、まあ、錦を飾るということになるんでしょうが、元ザッパ・バンドやベック・バンドに在籍していたというロスの強者ミュージシャン達から成るバンド・メン …

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V.A. / ELECTRIC CAMBODIA – presented by Dengue Fever

ルス・スレイソテア&ペーン・ロンというカンボジアPOP黄金期~60年代末から70年代初めにかけての女性歌手・未復刻音源を中心に編集された~デンゲ・フィーヴァー/カンボジア公演の手土産CD、ということになりますか..、おそらくカセット音源ということで、ビミョーにひしゃげたサウンドが、いかにも熱帯アジアのサイケデリックなノスタルジーを感得させてくれるわけで、コレ …

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V.A. / CAMBODIAN ROCKS IV

出ましたねえ、第4集!もう出ないと思ってましたが…、これはもうLAの現役カンボジアン・ロック・バンド=デンゲ・フィーヴァー人気にあわせてのリリースとしか思えませんね…。というようなことはともかく、ポルポト政権以前/Late60’s~ early 70’s カンボジアン・ロックス=リイシュー・コレクション・シリー …

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V.A. / CAMBODIAN ROCKS 1

ポルポト以前~Late60’s/early70’s カンボジアン・ロック=リイシュー・コレクション/やっぱり第1集だけあって、それなりに出来のイイ曲が集まってます。“カンボジアン・ロック”コレクション中、音楽的には最もイイい選曲かも知れませんねえ。けれど、“プラウド・メアリー”のカヴァーもしくはパクリをもって披露される、過剰にソウルフ …

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LEILA CHICOT / DIVINEMENT LOVE

1979年、パリ北郊外のサルセル生まれ、1996年グァドループ島”ミス・カルナヴァル”に選出されたことをきっかけに両親の島、グァドループでズークラヴ歌手としてデビューしたそうです。これが4作目、タニア・サンヴァル参加の曲ほかほか男性歌手とのデュエットもあり、R&Bテイストのズークとして実にPOP、これもまた、現在進行形ズークですね! …

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ISIN KARACA / HER SEY ASKTAN

トルコの大西ユカリ?ソウルフルな情念系歌い回しを得意とするナイスバデーな女性歌手、ウシュン・カラジャですが、ソウル〜ジャズ風の作品だけでなく、アラベスクの作品も残すなど、その音楽性はかなり幅広いものを持っています。そんな彼女の2013年最新作では、トルコ古典風味の強いPOPを聞かせます。伝統楽器なども交えたアレンジで、大人のトルコ歌謡、変わらずガッツの入った …

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V.A. / NORDISK SANG

ノルウェイ・トラッドの名コンピレーションです!歌 / フルート / フィドル / ハルダンゲル・ヴァイオリン&e.t.c 〜アカペラ、ソロからデュオ、アンサンブル、コーラスまで、歌と器楽の様々なスタイルが含まれますが、これぞフィヨルドの音楽!という感じが充分に伝わって来ます。アーティストは名門ヘリオ・レーベルの重鎮達〜Kirsten Braten-Berg, …

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GROUP DOUEH / TREEG SALAAM

サブライム・フレキュエンシー・リリース/モーリタニアのギター・バンド=グループ・ドーウェイの現地録音アルバム2作目!前作はメンバー自らの宅録で音質が悪かったのですが、今作はサブライムのディレクションによる現地録音~音質向上~砂漠のブルース・ギター炸裂してますよ!

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GROUP BOMBINO / GUITARS FROM AGADEZ VOL.2

グループ・イネラネに続いて サブライムFレーベルがニジェール現地録音した砂漠のサイケ “Guitar From Agadez” シリーズ第2弾となるグループ・ボンビーノ初CDです。 ツイン・ギター&ドラム・セット&ワケのわからない掛け声担当メンバーによるガッツのある演奏~イネラネも凄かったわけですが、ニジェールのトゥアレグ系ブルース・ …

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V.A. / ASI KOTAMA! – THE FLUTES OF OTAVALO, ECUADOR

北はコロンビア、南はペルーにはさまれた、南米大陸の比較的小さな国エクァドル。その北部に位置する小さな町オタバロは大きな市(マーケット)が開かれることで有名だが、そこの住民の多くはオタバロ人という先住民たちだ。彼らの伝統音楽は近年衰退の一途をたどっていたが、90年代になって再発見された。しかし、すでにその担い手は少なく、結果的にコタマという村に住む老人たちだけ …

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MARIA DEL MAR BONET / FIRA ENCESA『火のまつり』

●スペイン地中海岸のマジョルカ島に生まれた女性歌手、マリア・デル・マール・ボネットの新作は、長い音楽活動の中で取り上げてきた詩人バルトメウ・ロセリョ・ポルセルの作品を全編で歌うものです。 ●マリア・デル・マールと同郷、マジョルカ島出身のバルトメウ・ロセリョ・ポルセルはその豊かな才能を開花させた直後、1938年に24歳の若さで夭折しました。時は市民戦争の最中、 …

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ENSEMBLE SHANBEHZADEH, MATTHIEU DONARIER TRIO / ZAR, JAZZ & MUSIC FROM SOUTH IRAN

イラン南部ペルシャ湾岸沿いブーシェヘールの伝統トランス音楽親子アンサンブル・シャンベーザデーとフランスのジャズ・トリオの共演作~10 年に及ぶ共演を重ねてきた二組が満を持しての初録音。ネイアンバンと呼ばれるバグパイプとトゥンバックによる憑依儀礼音楽ザールが、ハードなユーロジャズと一つになり、実にアシッド&アグレッシブな即興世界を繰り広げます。中東ジャズ~スー …

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