すべてはここから始まった…という方も多いハズ。~“大衆音楽”という視点から世界の音楽地図を大胆に俯瞰した中村とうようさんの代表作!以下は各章の見出しです。 -イントロとテーマ -ポピュラー音楽の源泉 -歌をうたったハミダシ者たち -御祝儀から木戸銭へ -東方の香料を求めて -ジャカルタの場末から -黒いハミダシ者の植民文化 -16,17世紀ニッポ …
続きを読むすべてはここから始まった…という方も多いハズ。~“大衆音楽”という視点から世界の音楽地図を大胆に俯瞰した中村とうようさんの代表作!以下は各章の見出しです。 -イントロとテーマ -ポピュラー音楽の源泉 -歌をうたったハミダシ者たち -御祝儀から木戸銭へ -東方の香料を求めて -ジャカルタの場末から -黒いハミダシ者の植民文化 -16,17世紀ニッポ …
続きを読む1969年の創刊以来40年以上にわたり、故・中村とうようさんが『ニューミュージック・マガジン』『ミュージック・マガジン』、その増刊号・別冊に書いた数多くの記事の中から、音楽ファンのあいだで話題となった評論や、大いに役立ったアルバム・ガイドなどを選び編集されたアンソロジーの登場です。ロック、ソウル、ブルース、ジャズ、サルサ、ブラジル、アフリカ、アジア、歌謡曲─ …
続きを読むEL SUR RECORDS 002 …というわけで、大変、長らくお待たせしました!(誰も待っていない?)エル・スール・レコーズ、レーベル第一弾のホセー・アントニオ・メンデス復刻CDから早2年、セカンド・リリースは“キューバン・スキャット”です! ご好評をいただいたホセー・アントニオの盟友として、ともにメキシコへ渡った男性歌手、“エル・グラン・フ …
続きを読むアジアの民俗音楽を中心に構成される “Gifts of Unknown Prayers” と、エスニック・テイストなTech House 中心の “Dancers of Unknown Pleasures” の2本立て~井上薫による2枚組のMix CDです。神話と悦楽の狭間で舌を出すトリックスター、Mystic …
続きを読む>>こちらが執筆して>>こちらがデザインしたBOOKです。ご両人とも当方のお客さまですから、ブログで告知されて以来、当方も楽しみにしていました。ブログ書き下ろしの“短編小説”ですから、皆さんも既にお読みかも知れませんが…、でも全146ページの約半分はブログ未掲載~この単行本のための<書き下ろしの2編>ですから、ブログで既に …
続きを読むアメリカン・ミュージックの原点 by 中村とうよう ややお安くなって再プレス盤の登場です!なんと言っても20世紀ポピュラー・ミュージックの主流を占めたアメリカン・ミュージックの、その知られざる原点を教えてくれた名盤が、さらにヴァージョン・アップして復活しました。1900~1920年までの厳選された音源が知らしめるのは、ロックもR&Bもジャズも、あるいはパンク …
続きを読むジャケがブルー変わって再入荷です! 1950年に公開された、チャノ・ウルエタ監督の音楽映画『アル・ソン・デル・マンボ』です。ストーリーは、踊るスター、アマリア・アギラール分する主人公のたわいもない物語なのですが、まず大半の舞台がキューバ。そして音楽も随所に挟まれ、まるで音楽映画のような内容です。まず、なんと言っても大活躍するのは、ペレス・プラード。当時、音楽 …
続きを読むサンバ・ファンにはまさに待望のDVDの登場だ。40年代から多くの名曲を作曲。60~70年代のサンバ復興の時代に高く評価されたネルソン・カヴァキーニョ(1911~1986)。カルトーラとともに日本でもっとも愛されるサンバ音楽家~そんなネルソンが1973年に有名なテレビ番組『エンサイオ』に出演した際のライヴ映像をDVD化したのが本品! …
続きを読む1990年代初めよりCDを制作、一貫して非欧米圏の民俗音楽/伝統音楽/大衆音楽の学習・模倣、及び、現地レコーディング質感にこだわり、独自なセンスで音響作品群をリリースして来たアメフォンの98年リリースの問題作?『レトロスペクティヴ』が再発されました(というのも、近年の”辺境音楽ブーム”とか音響派の人気に応えて、ということらしいんですが)!というわ …
続きを読む“Suponda Sud ” ~オリジナル / スタジオ録音としては5年ぶり!久々の新作です。NCCPの初期メンバーにして、その後、ムジカ・ノーヴァを結成、現タランタ・パワーを主催するSSW / 南イタリアのトラッド・マスター!?エウジェニオ・ベンナートの新作がやっと入荷しました(2011年ナポリ録音・同年12月リリース)。タイトルは …
続きを読むシブイですねえ、1981年クレタ島に生まれた男性シンガーソングライターの06年のファーストに続く12年の作ですよ。ギターではなくマンドーラを弾き語る伝統派でもあります。タイトルは”魔術”の意~若手とは思えないような、クレタ島民謡を独特に昇華したプライヴェートな歌世界を聞かせてくれますが、レベーティカの風合いも感じさせる曲もあります。枯れた歌い口も …
続きを読む“1曲目から眩暈のするような超絶技巧アンサンブルが全開。やっぱ、世界一上手いバンドの一つだな。” by 松山晋也~ノルウェーを拠点に、国境もジャンルも超えあらゆる要素をどん欲に取り入れ、超絶の技術であらゆる変拍子を軽々と演奏するファーマーズ・マーケット。その演奏技術の高さで、数々のミュージシャンからも注目を集めています。本作でもブルガリアの女性コーラス連、ヴ …
続きを読むWinter&Winter の十八番、<オーディオ・フィルム>シリーズ待望の新作です。スペインはアンダルシア地方、フラメンコのゆりかごと言われるセビリア、ヘレス、カディスの三つの街を巡り、現地に息づくフラメンコにふれる音の旅紀行。街中で、バーで、地元のホームパーティーで始まるフラメンコの演奏です。耳を澄まして異文化に身を置き、小さくて素晴らしい驚きの …
続きを読む1931年プエルト・リコに生まれ、サンファンのクラブやキャバレーで15歳の頃から歌っていたそうです。そして、巡業先のNYでミゲリート・バルデースに出会ったことをきっかけにキューバへ渡り、1954年から58年まで滞在、ハバナで歌い続け、その間、ホセー・アントニオ、フランク・ドミンゲスらの曲を吹き込むなど、すっかりフィーリンに共鳴~このCDに聴けるような、紛れも …
続きを読むフロリダはタンパで1920年に生まれたベリア・マルチネスは、若くしてダンサーとなり、そして、キューバ人俳優と知り合い結婚、ハバナへ移り住み、女優やダンサー、歌手としてキャバレーのショーやTVで活躍したそうです。本CDは、ファマという聞き慣れないレーベルから1959年にリリースされたLP『ボン・ヴォヤージュ!』の復刻盤。海外旅行をテーマにしたアルバムらしく、ド …
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