V.A. / TURKISH TRADITION

近年はレベーティカの再発が好評だったJSPが今度はトルコの20世紀初頭SP複刻を元にした4枚組CDをリリースしました。一枚目の冒頭はもちろんミュニール・ヌーレッディン・セルチュクから始まり、映画「クロッシング・ザ・ブリッジ」にも登場していた女性サナート歌手ミュゼイエン・セナル、アルメニア系の盲目のウード奏者ウディ・ハラントなど、古典~ガゼル~チフテテリ~サナ …

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WABOTAI / CIRCLE SONGS

ジャン=ピエール・ワボタイはコンゴ民主共和国出身の画家、作詞作曲家、ヴォーカル・パフォーマーです。その美しい声を買われてゴスペルやジャズ・コーラスで活躍したのち、ルーツ回帰でピグミー・ポリフォニーにインスパイアされた独創的なループ式のアカペラ旋回歌唱を生み出します。これがそのお披露目アルバムとなりますが、ザップ・ママやロクア・カンザの延長線上にあるソフィステ …

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MAMADU KEITA & SEWA KAN / HAKILI

初入荷です!ギニアのバランデュク出身のジャンベ 奏者~ジャンベフォラ(ジャンベの神様)とも称されるママディ・ケイタのデビュー50周年記念 /09年のヨーロッパ・生まれということで、9歳をキャリアのスタートと定めているようです。自らのグループ、セワカンを率いたアンサンブル、そしてソロと、ジェンベの全てを聞かせます!やっぱりこの人、スゴイですねえ。

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AYINLA OMOWURA / ISE ILE VOL.13

1970年代のナイジェリアを疾風のように駆け抜けたアパラの大スター、アインラ・オモウラの数ある複刻CDの中でも、トップクラスに音質がイイ、VOL.13 がやっと再入荷しました!もちろん、ウネリまくるヨルバなパーカッション・アンサンブル&遠吠えコーラス&河内音頭にも共通する(いや、しない)アパラなメリスマを、たっぷり堪能させてくれる1枚です!オススメできます。 …

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JAGWA MUSIC / BONGO HOTHEADS

MASHOMBE BLUE JEANSとMALAWI MOUSE BOYSを足したD.I.Y集団が、道ばたのラジオでクドゥロやシャンガーンを聞いてしまい、取り急ぎイスでも叩いて真似しまったような 辺境貧乏アフロトランス音楽FROM タンザニア! その名もジャグワ・ミュージックがクラムドから届きました。サラームの友人でタンザニアに2年暮らしていたHさんによると …

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TERAKAFT / KEL TAMASHEQ

砂漠のブルースの王者ティナリウェンとも縁の深いバンド、テラカフトの4作目。砂漠の民として知られるトゥアレグ人を中心に構成されている彼らは2007年にデビュー。創始メンバーの一部がティナリウェンの元メンバーであることから「ティナリウェンの弟分」として紹介され大きな話題を集めました。そして新メンバーになって2枚めとなった本作では、なんとティナリウェンのプロデュー …

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DJ ARAFAT / COMMANDANT ZEBRA

コートジボワールからフランスを経て、ズークやクドゥロ、ダンスホール、ソカを吸収し、今では西アフリカ全土を席巻する音楽ジャンル(好き嫌いは別として)クペ・デカレ。その第一世代DJアラファトの2012年最新作。アフロな肉体を駆使したハードすぎるダンスを引き出すためだけに生まれたハードな打ち込み+パーカッション乱れ打ち。鬼軍曹アラファトのダンス・ブートキャンプ!

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V.A. / AKWAABA WO AFRICA

USアクワーバ・レーベルによる西アフリカ現地現行の若手POPオムニバスです!見事に知らない男女歌手ばかりが、マリやセネガル、ガーナ、リベリア等からピックアップされているわけですが、マンディング系 / ワスル系 /ンバラ系 / ハイライフ~ヒップライフ系 / レゲエ系とヴァラエティに富んだ内容過ぎますね。ワスル系やヒップライフ系の曲にCD一枚分聴いてみたくなる …

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NANCY VIEIRA / NO AMA

今、ポルトガル語で歌う女性の中でも、もっとも優雅な歌を聞かせる人かも知れません。 ペルー音楽やラテン / ボレーロまで歌った意欲的な>前作が大好評でした。~ま、歌がうまくない人もいるような気がする大西洋上カボ・ヴェルデの女性歌手の中では、ピカイチのうまさといっていいでしょう!ナンシー・ヴィエイラ、レーベル移籍しての12年作話題盤 / ソロ4作目です。これまで …

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MAALESH / NTSOBWE

マダガスカルのフォークのようで、少々アラブっぽさも漂います。この「海のアラブ」感はマレーシア音楽にも通じるような?一体何者?アフリカ東部モザンビークとマダガスカルの間に挟まれた4 つの島からなるコモロ諸島~アラビア語で「些細なもの、重要でないもの」を意味するマーレッシュは1961 年グランド・コモール島モロニ生れのアフロ・アラブ系シンガーソングライターです。 …

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V.A. / AFRICAN RHYTHMS ANTHOLOGY

ルサフリカによる「アフリカン・アンソロジー」シリーズの第3弾は『アフリカン・リズムズ』。カボヴェルデのセザリア・エヴォラとオリバー・ムトクジのデュエット、南アのマホテラクイーンズ、カメルーンからサリー・ニョロ、ギニアからはベンベヤジャズとバ・シソッコら全16組収録。「リズム」と題されていますが、ルサアフリカの監修だけに柔らかでアコースティック、ポップな中にジ …

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V.A. / AFRICAN VOICES ANTHOLOGY

ルサフリカによる「アフリカン・アンソロジー」シリーズの第2弾は『アフリカン・ヴォイゼズ』。カボヴェルデのセザリア・エヴォラ、ガボンのピエール・アケンデンゲ、コンゴのウェンド・コロソイ、アルジェリアの女性グナウィー、ハスナ・エル・ベシャリア、マダガスカルのラジェリーら全16組収録。ルサアフリカの監修だけにフォーキーでやさしいサウンドの中に美しい声、強烈な声、泣 …

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SIDI TOURE / KOIMA

前作がUSスリル・ジョッキーからのリリースされたマリのソンガイ人グリオ、シディ・トゥーレ(元ソンガイ・レジオナル・ナシオナル・オルケストル!)のセカンド。今度もスリル・ジョッキーからのリリースです。前作が他者とのデュエット集だったのに対して、今度は彼の故郷であるマリの交易都市ガオに戻り、彼の妹や友人の音楽家たちを集め、一発録りされたソンガイ・ソングス集。ソン …

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LINDIGO / MALOYA POWER

フジロック来日決定!レユニオンの新世代マロヤ・バンド、ランディゴの12年の4作目。カヤンブ、ボブレ、ルーレと呼ばれるパーカッションとコーラスがマロヤの基本アンサンブルながら、ランディゴはそこにジャンベやカマレ・ンゴニ、バラフォンなどの西アフリカ楽器を取り入れ、汎アフリカ性を強く打ち出しながらも、同時にトランスに向かうアフロ宗教音楽の原点を忘れていません。そし …

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