OMAR SOSA / AN EAST AFRICAN JOURNEY

★オマール・ソーサ『イースト・アフリカン・ジャーニー』 2008年の傑作『アフリーカノス』の発表後、東アフリカ7か国を巡るツアーへ旅立ったオマール・ソーサと彼のトリオは訪れた先でローカルの偉大な演奏家や歌手たちとフィールド・レコーディングを敢行。素朴かつエネルギッシュな民族音楽に誘発されたオマールは音源をパリに持ち帰り演奏素材にミックスを施して楽曲を完成させ …

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BLOSSOM DEARIE / LITTLE JAZZ BIRD 1952-1959 

ジャズ・ヴォーカリスト/ピアニスト、ブロッサム・ディアリーの1952年から59年にかけての録音、全71トラックを収める仏フレモー社の3枚組アンソロジーです。CD1は、パリ滞在時の彼女が55年と56年にフランスで録音しバークレー・レコードに残した、ピアノ・トリオによる10インチ盤からの8曲と、彼女の配偶者となったフルートのボビー・ジャスパーをフィーチャーしたカ …

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TALI GAK / ESTELAS

プエンテ・セレステでも知られるエドガルド・カルドーソのワークショップで、コンポジションに覚醒した女性S.S.W.タリ・ガクによるデビュー・アルバム、2019年作。コンテンポラリー・ジャズとブラジル音楽のエッセンスを絡めて。 エドガルド・カルドーソに師事を受けていますが、タリ本人の本職はピアノ/ヴォーカルでアンサンブルも鍵盤と木管を中心に据えたものとなります。 …

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LUCIA FUMERO / UNIVERSO NORMAL

  バルセロナ出身のジャズ系ピアニスト/シンガーのルシア・フメーロ。スペイン・カタルーニャに移り、テテ・モントリウのバックを担うなどしてきた名アルゼンチン人ベーシスト、オラシオ・フメーロの娘さんです。本作は2020年のデビュー作。自身のピアノとヴォーカルに、ダブルベース/レオナ、ドラムス/パーカッションのトリオを基本に、曲によりコーラスを伴ったアン …

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MAYRA DÓMINE / INMERSA

ブエノス・アイレス南部郊外出身の女流ピアノ奏者のパッションが詰まった劇的なソロ・ピアノ集〜 アベジャネダ音楽学校を卒業したピアノ奏者/コンポーザー/アレンジャー、そして高校・大学の美術講師でもあるマイラ・ドーミネは、P.メセニーをカヴァーしたりもしている川沿い音楽のジャズ・グループ、アクーニャ-マンへ・クアルテートでも活動。マルチ木管奏者のマルセロ・モギレフ …

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MARY LOU WILLIAMS / MARY LOU WILLIAMS PRESENTS BLACK CHRIST OF THE ANDES

常に時代をイノヴェイトしてきた〈ファースト・レディ・オヴ・ジャズ〉が最後に築き上げたジャンル〈レリジャス・ジャズ〉の先駆的作品! セロニアス・モンク、ディジー・ガレスピー、チャーリー・パーカー、そしてデューク・エリントン…ジャズ界の巨星たちからの敬愛を一身に集めた不世出の女性ピアニスト/作曲・編曲家、メアリー・ルー・ウィリアムス(1910-81)。30年代ス …

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GIORGOS KALKANIS / SYNANTISI

作曲家、ピアニスト、音楽教師、ヨルゴス・カルカニスの2002年以来の2作目となるソロ・アルバム〜 1 Ο Χορός Της Αμφιτρίτης 2 Η Συνάντηση 3 Πρόταση 4 Ψυχανθάκια 5 Αμφιβολία 6 Το Βαλς Του Γραίγου 7 Ο Χορός Της Κασταλίας 8 Επιμονή 9 …

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ARMEL DUPAS / BRODERIES

1984年、ナント生まれのフランスのジャズ系ピアニスト、アルメル・デュパの2019年作。ソロ・ピアノ作品となります。即興で自由にイメージを飛躍させていくようなジャズ的アプローチというより、箱庭的に風景を切り出していくような、“雨の日と月曜日は”的なメランコリックなムード交えた、ドビュッシーらに連なるリリカルなクラシカル寄りのサウンドに仕上げられています。曲は …

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MARTIRIO & CHANO DOMINGUEZ / A BOLA DE NIEVE

スペイン女性歌手ヴェテラン、 マルティリオの新作は、やはりヴェテランの スパニッシュJAZZピアニスト、 チャノ・ドミンゲスとの共作にて、 なんと、キューバのボラ・デ・ニエベ曲の カヴァー集にしてリビュート! フラメンコというか、コプラというか、 そのピアノにしても、ボラのあの感じとは、 ひと味違う感じ?無理に真似しようと していないところ、スペインならでは …

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NICOLÁS MOGUILEVSKY / LA FORMA DE ESTOS DIAS

ポスクラを踏襲したp+violaデュオ形態でのインプロヴィゼーション、ウリセス・コンティがプロデュース。 前作「Los Peligros Que Nos Rodean」にてまったく音楽理論を勉強せずに感性のみで即興ソロ・ピアノ作品を完成させたニコラス・モギレフスキー。ロシアの革命家レオン・トロツキーの血筋をひき、前衛的な出版社勤務の編集者、舞台俳優、造形作家 …

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ANDRÉ REPIZO / TODAS ESSAS COISAS

彼の美意識は明確で一貫した思考のラインを持ち、絶妙なパフォーマンスで私たちを魅了します。 – デボラ・グルジェル ダニ&デボラ・グルジェルでの活動のほか、様々な作編曲、音楽学校CLAMでの指導などサンパウロのノーヴォス・コンポジトーレスを始めとするシーンの発展に大きく寄与したデボラ・グルジェルが、このアンドレ・ヘピゾのコンポジションを初めて聞いた …

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SANDAYAR CHIT SWE / HIS MEMORABLE IMPROVISATION

村上さんに買い付けていただきました(感謝)!サンダヤー・チッスウィ、完全インプロヴィゼーション、ピアノ演奏アルバムです!先にご紹介した>こちらが、“ミャンマー・タンズィン” 調も含む、ややPOPな作品だとしたら、こちらはミャンマーの古典音楽ケールに即したフリー・インプロ・アルバム、ということになるでしょうね。アヴァンギャルド、と言っても過言ではありませんね! …

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SANDAYAR CHIT SWE / HIS ART, HIS TOUCH

おそらく盲目のピアニスト、見た目では50代という感じでしょうか?完全ソロ・ピアノが3曲、ベース&ドラムス入りピアノ・トリオ演奏が2曲、小型シンバル(Linkwin?)&ピアノ演奏が3曲、そして環状旋律打楽器パワインとのデュオが2曲ということで、全10曲の録音時期不明アルバムです。古典音階にだけ即した演奏ではなく、半ば軽音楽(?)的な遊びを感じさせる曲の並びで …

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