WHO’S THE CUBAN ? / PAFATA

フランスはナンシーのフレンチ・キューバ系音楽バンド、フーズ・ザ・キューバンによる2023年のセカンド・アルバムです。 といっても、在仏キューバ人ヴォーカリスト、フリオ・ダビ・ロペス・ペレスを中心として、09年に立ち上げられ、3枚のアルバムを放ったソン・デル・サロンを発展的に解消したとのことで、キューバ音楽をベースに、エレキ・ギターやドラム・セットなどをフィー …

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MIRODA / A ESTORIA DOS MEUS ROTEIROS

ブラジルの女流詩人イルダ・イルスト(1930-2004)の詩にギタリストのダヴィッド・クルパンスキが曲をつけ、メランコリックな味の女性ヴォーカリスト、ミレーナ・ルソーがポルトガル語中心に歌い上げます。ギター伴奏が中心、一部生活音を加わるほか、シンケオ・パニャ(ギター、クラリネット)、ギヨーム・アルボンヴィル(パーカッション)、アレクシ・ブーシェ(チェロ)とい …

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BABX / UNE MAISON AVEC UN PIANO DEDANS

レオ・フェレ、デヴィッド・ボウイ、ジム・モリソンの息子と称賛される鬼才 バビックスによるピアノ・ソロ作品  古き良きシャンソンならではの優美さを踏襲した楽曲群に、ランボーやボードレールなどの有名詩を重ねた2015年リリースの作品『Cristal Automatique #1』が注目を浴び、〈レオ・フェレ、デヴィッド・ボウイ、ジム・モリソンの息子〉と称賛された …

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CANTO DO SOL / AVANT L’EQUINOXE

在仏ブラジル人バンド、こちらが初作になるんでしょうか、ポルトガル語とフランス語の歌詞、ボサ、サンバにノルデスチっぽい曲や、シャンソン、あるいは、カボヴェルデっぽい曲など、軽くチャーミングな発声で歌くれるソフィ・マグナーニ(マニャーニ?イタリア系ブラジル人女性でしょうね)が、なんとも魅力的じゃないですか。そんなソフィの涼しい歌声に寄りそうバッキングが、また、す …

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IREKE / TROPIKADELIC

う〜ん、なんか、昔のファンカラティーナとかリップリグ&パニックとか(ちょっと違うか?)、本盤を聞いて、そーゆー英国ほかのニューウェイヴを少しばかり思い出したりもしました。が、本作、時代は下って、現今フランス・メイドとのこと。アフロビートはじめルンバ・コンゴレーズ風やラガ、カリビアン、トロピカル系リズムに、プログラミング&ダブ処理もカケ合わせた、今様アフロビー …

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AZIZ SAHMAOUI, ERIC LONGSWORTH & ADHIL MIRGHANI / IL FERA BEAU DEMAIN MATIN JUSQU’A MIDI

元オルケストル・ナショナル・バルベスのメンバーだった、グンブリ(シンティール)弾き語り&作詞作曲のアジズ・サハマウイ〜その後、西アフリカ〜モロッコ、サハラ周縁グナワ系ミクスチュアー・ユニット “ユニヴァースティー・オブ・グナワ” を率い(2011/2014 /2019年作と)3枚のアルバムをリリース しましたが、2020年に ベスト・アルバムをリリース、その …

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TARACE BOULBA / UNE FOIS ENCORE…

フランスの連盟ブラスバンドは、1993年にLes Negresses Vertesの元メンバー2人によって、すべての人が自由に音楽にアクセスできるようにすることを目的として結成されたそう… 1 Camel (marching) 4:37 2 Chelou 5:31 3 Gogo III 7:01 4 Désarmez 5:10 5 Non Rie …

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SOURDURENT / L’HERBE DE D​É​TOURNE SOURDURENT

エルネスト・ベルジェ率いるユニット、スールデュレンの初作〜フランスはオック語圏、オーヴェルニュ地方の民謡を基盤に作り上げたという、実験的トラッド作品とのこと…。バグパイプ、擦弦、足踏みビート、オーボエ、マンドールほかで練り上げた、どこか不協和なメロ&ハーモニーによるトラッド演奏&歌唱に、プラス、エレクトロな音響&ビートを注ぎ込んだら、こうなりまし …

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LA CARAVANE PASSE / HÔTEL KARAVAN

ポーランド〜ルーマニアを流転したアシュケナジーの血をひくフロント/ ヴォーカル&バンジョーのトマ・フェテルマンが率いる在仏ミクスチュアー・バンド “ラ・キャラバン・パス” の新作(8作目)は、20周年記念アルバムということで、全曲豪華ゲストを迎えた22曲(旧録ミックスも含)!コレ1枚でキャラバン・パスの全てがわかりますよ。 1 Insulaire 02:59 …

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HAIDOUTI ORKESTAR / YUH YUH

2004年、パリで結成〜14世紀から18世紀にかけてブルガリアとマケドニアにまたがって活躍した義賊団「ハイドゥーチ」と言う名前を冠に、バルカン系ブラス・サウンドを聴かせます。メンバーは、ブルガリア人、トルコ人、セリビア系ロマ、マケドニア系ロマ、ギリシャ人、フランス人などなど、本作は最新作となる6作目、ラ・キャラヴァン・ドゥ・パスのトーマス・フェターマンが1曲 …

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