フランスのバルカン系ブラスバンド=LE CHAUFFEUR EST DANS LE PRE(ル・ショフール・エ・ダン・ル・プレ / 運転手は畑の中)が、2001年に北部マリを旅行中に、現地トゥアレグの砂漠のブルース・ミュージシャンと共演したのをきっかけに結成された混合トゥアレグバンド=イミディウェン。大先輩ティナリウェンとも共演し、レパートリーを共有(このア …
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続きを読む向かって右、デジパック盤 2011年復刻 / 向かって左、BOXケース04年復刻CD 1972年作~記念すべき、ハリス・アレクシーウのデビュー・レコーディングにして、ダラーラスとの共作アルバム~タイトルは“小アジア”の意~ジャケット写真は20世紀前半に、小アジア=トルコのアナトリアからの帰還民達がアテネの外港ピレウスに着いてギリシャの地に降り立つ、まさにその …
続きを読む←同内容ジャケ違いで再入荷しています。没後40周年記念盤とプリントされているので、去年か今年 のリプレス盤ということになるでしょうね(って、新しいとは思えない、いつものナイジェリア盤なんですが…)しっかし、スゴイご尊顔です! 1971 Alhaji Haruna Ishola and His Apala Group Oroki Social Cl …
続きを読む1980年代後半デビュー、透明清澄な歌声で人気の高いギリシャの女性歌手、エレーニ・ツァリゴプールのベスト3CDがリリースされています。近年、モダン・ライカ/グリーク・トラッドの枠におさまらない新たなPOPを模索する彼女の新曲+他アーティスト作への参加曲で1CD、そして90年代後半のソニー移籍以降のアルバムから選ばれたベスト・セレクションで2CD~合計3枚組と …
続きを読む1 James Carter & The Prisoners– Po Lazarus 4:30 2 Harry McClintock– Big Rock Candy Mountain 2:17 3 Norman Blake – You Are My Sunshine 4:26 4 Alison Krauss– Down To The River To …
続きを読むルイザ・ボルジスはサンバからノルデスチ、ボサ・ノーヴァ、MPBまでを守備範囲においたヴァーサタイルな若手女性歌手。音楽家の家系に生まれた彼女は6歳より歌を学びはじめるとすぐに高い歌唱力を身につけ、15歳には歌手として本格的に活動を開始したそうです。そして現在、新しいサンバの発祥地として知られるリオのラパ地区を拠点に活動を行っている彼女が、初めて出したアルバム …
続きを読む『ブラジリアン・ブレス』で、日本でもファンの多いブラジルの美形女性サックス奏者ダニエラ・スピエルマンが、実にユニークなアルバムを届けてくれました。叔父のジェルソン・ポンプが書きためたたくさんの詩にダニエラが作曲。それをモイセス・マルケースやアウレア・マルチンスらに歌ってもらおうという企画〜ダニエラの作曲ゆえにどれもショーロの香りがする粋な旋律ばかり。そんな曲 …
続きを読むトリニダード・トバゴの名産音楽といえばなんといってもカリプソ。そしてその黄金期である30年代に新世代のカリプソニアンとして鮮烈に登場したのが、このロード・インヴェイダー(1914~62)でした。幼いころから即興でカリプソをうたい、その評判から中央のシーンを“侵略”する才能の持ち主として“インヴェイダー”と名付けられたというエピソードも残っています。カリプソ屈 …
続きを読むトリニダード・トバゴの名産音楽といえばなんといってもカリプソ。そしてその現役「王様」として世界中に知られているのが、このマイティ・スパロウでしょうね。カリプソの黄金時代であった1930年代の半ばに生まれたスパロウは、21歳にしてこの島で最高のカリプソニアンを決定するコンテストで優勝。そこでレコーディング・デビューを果たし、その後、彼は戦後のカリプソを英国や米 …
続きを読む弱冠20歳にして発表したデビュー作で衝撃を与えたポルトガル・ギタリストが、その3年後〜2010年に発表したセカンド・アルバム。リカルド・パレイラは10代前半にしてファド歌手の伴奏を務め、コンテストでも上位に入賞していた早熟の天才。そのデビュー作ではファドの名曲を情感豊かに聴かせてくれたが、本作では演奏だけでなく、自らプロデュースも行ない数曲を作曲。しかもその …
続きを読む〈チル・アウト・ファド・エレクトロニカ〉という特異なスタイルで注目を集めたドンナ・マリーア『すべては永遠に…』〜このグループは女性ヴォーカル、マリーザ・リスをフロントにおいた3人組だったが、そのマリーザが新たに組んだバンドがこのアモール・エレクトロ。彼女はここでもヴォーカルを担当、伴奏は標準的なバンド編成にキーボードやエレクトロニクス、そして曲によってアコー …
続きを読むエミシーダ(本名:レアンドロ・ロッキ・ジ・オリヴェイラは1985年生まれ。サンパウロのアンダーグラウンド・ヒップホップ・カルチャーの中心的存在として知られるMCバトル・スタイルのイヴェント「Rinha dos MC’s」に2005年頃より参加し、すぐさま頭角を表した実力派。そのステージ・ネイムは「MC」と、“殺人”を意味する「Homicida」を …
続きを読む復刻フィーヴァーが続く今のインドネシア音楽シーン。ロマ・イラマやエルフィ・スカエシも大きな反響を呼びましたが、今度はポップ・インドネシアのシーンにおいてクース・プルスと並んで最重要グループと目されるファフォリッツ・グループのベスト盤が、復刻専門レーベルBRAVO MUSIKから登場しました。 ファフォリッツ・グループはすでに人気作曲家として60年代より活躍し …
続きを読むイタリア半島の付け根部分にあたる北西部に位置し、同国でも有数の大都市であるジェノヴァ。地中海に面しているだけあって紀元前より人類が居住していたといわれる歴史ある土地です。そんなジェノヴァで伝統的に歌われてきたのが、トラッラレロという合唱音楽です。その舌を噛みそうなジャンル名ですが、この音楽をオノマトペ(擬声語)的表現したものだとか。このラ・スクアドラ(伊語で …
続きを読む日本でも大変ファンの多いケルト音楽はアイルランドなどブリテン諸島を中心に息づく伝統音楽で、近隣のヨーロッパ音楽とは異なる独自性が感じられるのがその特徴。60年代前半に巻きおこったリヴァイヴァル運動から近年のケルティック・ウーマンのブームまで、常にワールド・ミュージックを代表するジャンルとして親しまれて来ました。本作はそんなケルト音楽を、その前身であるフォーク …
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