カラン・レーベルが送り出したクルド系フォーク・ロック・ユニット、バジャールの08年デビュー作以来のセカンド・アルバムとなります。イスタンブールでクルド系バンドとしてクルド語で歌うことは、どういうことなのか、おぼろげに想像できるわけですが、そんな中、メッセージ性の強いプロテスト・ソングを歌っているという彼等、実際聴いた印象以上にハードな状況を強いられていること …
続きを読むカラン・レーベルが送り出したクルド系フォーク・ロック・ユニット、バジャールの08年デビュー作以来のセカンド・アルバムとなります。イスタンブールでクルド系バンドとしてクルド語で歌うことは、どういうことなのか、おぼろげに想像できるわけですが、そんな中、メッセージ性の強いプロテスト・ソングを歌っているという彼等、実際聴いた印象以上にハードな状況を強いられていること …
続きを読むこの人の顔、アニメ「キリクー」の魔女カラバにそっくりですよね!セネガルで80 年代から代表的スターの地位にあるクンバ・ガウロ・セック(グリオ家の出身)の1998 年のミリオン・ヒット「パタパタ」以降~2011 年までのアルバムから精選したベリー・ベスト盤(15 トラック)+ボーナスDVD(11 クリップ)の登場です!ウォロフらしさとフェミニンかつヴァイタルな …
続きを読むスパニッシュ・ケルトの地ガリシアのガイテイロ(バグパイプ奏者)、ショセ・マヌエル・ブディーニョの3年ぶりの新作にして集大成と言えるアルバムが登場!ブディーニョはベログエト、ルアル・ナ・ルブレ、カルロス・ヌーニェスらとならび、スペイン、ガリシア地方の音楽の刷新を試みる若きエースとして、1997年のデビュー以来一貫してガリシアの伝統音楽にロック・テイストを求めて …
続きを読むMM誌2013年ラテン部門BEST 5にランクイン! アフロペルー音楽を抱するペルーでは古くからカリブ海諸国のアフロ系リズムも好まれていました。70年代以降はサルサの流行の波が押し寄せ、現在もペルーではサルサは人気ジャンルです。このティト・マリンケ率いるグループは、自身のルーツ音楽であるアフロ・ペルーやクリオージャ音楽に、サルサに代表されるカリブのトロピカ …
続きを読む嬉しいですね、ダフマーン・エル・ハラシの「ヤー・ラヤー」〜欧州盤CDでは永らく聴けなかった名曲中の名曲です。ほか、シャアビの父、御大エル・アンカもきちんとおさえていますね。ユダヤ系のシャアビ歌手として人気の高っかったシェイク・ゼクリやリリ・ラバッシ、レネ・ペレス、映画『エル・グスト』でもフィーチュアーされていた大ヴェテラン、アブデルカデール・シェルシャムやア …
続きを読む19世紀後半から20世紀初頭にかけてのアラブ文化ルネッサンス運動 “アル・ナハダ” の風潮の中で、“ターラブの王者”としてその名を馳せたアブドゥル・ハイ・ヒルミ(1857−1912)の歴史的SP録音を収めた4CD45トラック&ブックレットです!(で、ここで言う “ターラブ” とはアラブ世界における音楽的恍惚とか興奮を指す言葉、転じて音楽的行為そのものを意味 …
続きを読むモロッコの黒人系呪術音楽(もしくは大道の角付けソング)グナワを とことん聞かせてくれるアルバムです。オーセンティックですよ! 1 Baba Mimoun (Father Mimoun) 6:15 2 Ben Kini (Son of Kini) 6:38 3 Jilali Boualam 4:37 4 Sentir solo 7:47 5 Bawab Gna …
続きを読むアスナケッチ・ウェルクなる女優兼歌手の1974/76年作LPからの複刻CD化、全編、エチオピアの竪琴クラールの弾き語り~淡々と物語るような優しい歌声をじっくり聞きましょう、という主旨のCDです、かね? 天然のチル、という感じもしますが?子守唄のようでもあり、昔語りのようにも聞こえる、実に和める歌声、さすが女優さんですね! 1 Tezeta 2 Mengede …
続きを読む久々の再入荷(もう無いかと思ったんですが、オーダーしたら入ってきましたよ)!1970年代エチオピーク・オムニバス! 第10作目はスローバラード集?71〜72年にかけて連作を呼んだヒット “TEZETA” 競作6曲はじめ、その言葉、エチオピアで憂鬱や郷愁を意味する“テゼタ”と呼ばれるようになった一群の歌曲に焦点を絞ったオムニバス〜いわばエチオなブルース特集! …
続きを読む大人気エチオピークス・シリーズ第21弾!は、けっこうボー然とさせる内容ですよ。ピアノ・ソロ by エマホイ・ツェゲ=マリアム・ゲブル(という読み方でいいんでしょうか?)~1923年生まれ、欧州でピアノ教育も受けたという女性ピアニストによる、1960〜70年代にリリースされた2作のLPアルバム/カップリング復刻CDですよ。エマホイ自身、ダラー・ブランドやサティ …
続きを読むイスタンブール新市街の裏通りを歩いていると、ある建物の入り口にサズを弾くオヤジのポスターが貼られていた。民謡酒場のアーシュクか? 一緒にいたババズーラのムラットに聞くと「彼はサズを弾きながら同時にドラムやパーカッションを鳴らすんだ。是非見に行ったほうがイイ」と言われ、メーデーで街が荒れる中、民謡酒場で見てきました。一言演奏が凄すぎ!サズを弾いているうちに自 …
続きを読むニジェール、ママール・カッセイのセカンド・アルバム!グループのリーダーで、シンガーのヤクバ・ムムニの、その歌声の素晴らしさ!!!!!! サイコーとはこのこと! 以下、国内配給盤の帯よりバラカンさんの推薦文〜 「これぞニジェールの河内音頭、打ち寄せる言葉とリズムのうねりを全身で受け止めろ!!」 1 Foulbe Gari (L’Arrivée De …
続きを読むなるほどエチオピアの国民的人気女性歌手だった~故ベスネッシュ・ベケレを継ぐ者、という雰囲気濃厚になって来ました…ご存知、ヴェテラン在米エチオ系女性歌手、アスター・アウェケの新作がやっと入荷しました!ブラスばっちり、タイトにうねるビート感~いかにもエチオピアらしいアップからハチロクのミディアム、サザン・ソウル風やブルーズ風、そしてバラードも交えなが …
続きを読む←ナイジェリアのラバジャ (Lagbaja=ヨルバ語で”誰でもない”の意)が、 2023年とうとう、素顔を晒しました! とくとご覧あれ(やっぱりインテリ顔じゃ)! それにしても、>こちら以来、音沙汰なし… 新譜はいつ出るのか? まさにトリックスター!ヨルバ系ナイジェリアン・ミュージックの様々なスタイル~ドゥンドウン・ミュ …
続きを読むコンゴ音楽シーンにおいて数々の金字塔を打ち立てたフランコ(1938-89)の新・編集盤がリリースされました。未発表曲・初CD化曲は無いかと思いますが、デビューした1953年から後半生の黄金期前夜1980年までの重要曲をほぼ年代順に収録~さらに貴重な写真と詳しい解説を満載した48ページの豪華ブックレットがつくところがミソ。ルンバからフォルクロール、そして北米R …
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