この顔、どこかで見たような? ええ、確かに見たことあるはずです。20年以上も前に! UKダブのデニス・ボーヴェルがプロデュースしたアルバムで世界進出。日本ではOTOがプロデュースした作品でも知られたライ歌手シェブ・タチが、ハマディ・タチと改名してカムバックです。しかもバンドメンバーには黄金期ハレドのシンセ〜アコーディオン奏者ムスタファ・カダを迎え80R …
続きを読むこの顔、どこかで見たような? ええ、確かに見たことあるはずです。20年以上も前に! UKダブのデニス・ボーヴェルがプロデュースしたアルバムで世界進出。日本ではOTOがプロデュースした作品でも知られたライ歌手シェブ・タチが、ハマディ・タチと改名してカムバックです。しかもバンドメンバーには黄金期ハレドのシンセ〜アコーディオン奏者ムスタファ・カダを迎え80R …
続きを読むエチオピーク・シリーズにより全世界から注目を浴びるエチオピア音楽ですが、一方では本国が平和になり、再び中産階級が育つことによって、この5年ほどでアジスアベバの従来の治安の悪い地域は再開発されることとなりました。そうした地区のボッタクリ民謡酒場を主な活動の場としていた民謡歌手「アズマリ」は居場所を失い、今では大半が海外に移住してしまったそうです。内戦によって一 …
続きを読むポルトガルギター、クラシックギター、フルート、二人のパーカッション、コントラバス、女性ヴォーカルという編成でブラジルから、大西洋を渡ったポルトガル音楽のルーツを掘り返す室内楽楽団、2013年のライヴ録音です。伝統的なファドから、ヨーロッパ古楽とおぼしき曲、フェルナンド・ペソアの詩にポルトガルのギター奏者マリオ・パシェコが曲を付けた曲、アルバムタイトルはシコ・ …
続きを読むサンパウロの前衛派カルロス・レンノとアルジーラ・エスピンオラの娘、イアラ・レンノの最新作2014年作。エレキギター&ボーカルのイアラのほか、ドラムス、ポケットピアノ(キーボード?)というトリオ編成を中心に繰り広げられるブラジリアン・ポストロック〜クラウト〜ロック。曲作りはまだ安定していませんが、ブラジルのST. VINCENTと言 …
続きを読むブエノスアイレス出身の女性SSWの2013年初ソロアルバム。ギター、ベース、ドラムス、ソプラノサックス/フルートというアコースティックな編成で、ミロンガやワルツ、サンバ、フォルクローレを今時な音響派的解釈した自作曲を、軽やかでソフトな歌声で歌っています。
続きを読む☆エドゥアルド・”パペオ”・アバン&ウィリー・テリー / エンフンディア・クリオーヤ ペルーのムシカ・クリオーヤの伝統を守り続ける若き巨匠2人、パペオ・アバンとウィリー・テリーのデュオ作第2弾が発売 されました。大ヒット・アルバム『ラ・グラン・レウニオン』の企画の発案者で、そのアルバムを音楽面で支えたミュージシャンたちです。最近では2 …
続きを読む*DEWA BUDJANA electric and acoustic guitars JIMMY JOHNSON bass guitar VINNIE COLAIUTA drums with special guests GARY HUSBAND synthesizers (track 1) MICHAEL LANDAU electric guitar s …
続きを読むこだわりのテックスメックス・コンフント! ここでは、テキサス、リオグランデの古いテハーノ〜ノルテーニョ音楽をバホセスト風ベース&ギター、アコーディオン、ドラムス等でシンプルに再現!フラコ・ヒメネス友情参加!
続きを読むこれはいつものMLP ダブルベストとは違うかもしれません。マリカ・ドムランは1956 年ティジ・ヒベル(大カビリア=カビール地方)生れ、現役の女性自作自演歌手です。 子供の頃から個性が強く、男の子たちを連れ歩くガキ大将だったそうで、リセには校則に逆らってパンタロンを履いていった。早くから女性解放の思想に自覚的だったということだけですが、それだけではなくアラブ …
続きを読むムッスーTのタトゥーが弟分のように可愛がっているというモンペリエのオクシタン・レゲエバンド、モーレスカの5枚めのアルバムです(南仏モンペリエはマルセイユとトゥールーズを直線で結んだら、ちょうどその真ん中あたりにある海沿いの街)。「リオタ」とは英語の riot と同じ、つまり暴動(スライ!)。強烈に戦闘的なメッセージ、レゲエ / ラガ / ノワール・デジール風 …
続きを読むベネズエラ東部の “ホローポ・オリエンタル” の弦楽器グループ14組を紹介したオムニバス現地録音集。歌ものインストものを交え、ハチロクに3拍子がクロスするような、アップテンポの演奏が全編で楽しめます。ベネズエラを代表するクリオージョ系フォークロア・ダンスのホローポですが、一般にはアルパ(ハープ)使いのホローポがよく知られる中、こちら “ホローポ・オリエンタ …
続きを読むレ・ザンロキュプティーブル誌の新人発掘コンクールで注目されたリヨンの男女デュオ。エレクトロ・レーベル JARRING EFFECTS からのデビューアルバム。蛍光色的どぎつさ、「フィッシュ&チップスのように脂っぽい」(レ・ザンロキュプティーブル誌)。
続きを読むフランス / 1994年結成の兄妹シャンソン系ミクスチュアー・グループ=レ・ゾグル・ドゥ・バルバック2014年新作です。ブラッサンス・トリビュート作を出したくらいですから、その歌い口は本格派~この結成20周年という節目を飾る新作も本格的シャンソン風味とノスタルジックな味わいに満ちた充実作であることに変わりなし。が、各種エフェクトやSEやサンプリングなど、これ …
続きを読む名盤復活! これぞブラジリアン・ジャズの最高峰作品のひとつ! ブラジリアン・ジャズ・ファンには忘れ得ぬアルト・サックス奏者といえるのがこのヴィトル・アシス・ブラジル(1945―81)。35歳という 若さで他界してしまった彼は天性の音楽センスを持ちながら、デビュー後アメリカのバークリー音楽大学に留学し、さらにそのセンスに磨きを掛けたという努力の音楽家でもありま …
続きを読むローマ在ギター弾き語り〜SSW、1976年イタリア北東部フィデンツァ(人口2万)生まれ、ロックバンド、ラ・スピナを経て2007年にソロ・デビュー、毎年アルバムを発表するも2011年5作目から、ライヴ中心の活動に。で、3年ぶりの6作目がこちら。イイですねえ、前作までのやや耽美派フォーキー・ロックっぽい雰囲気は影を潜めて、リリカルさはそのままに、60年代イタリア …
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