LOUIS MHLANGA & ERIC VAN DER WESTEN / TIRI VAVIRI

英国経由でナイジェリアへ行き、キング・サニー・アデのグループに属したことを皮切りに、トーマス・マプフーモやオリヴァー・ムトゥクジのもとでギターを弾いたジンバブウェ出身のルイス・ムランガ、その後、南ア・ジャズ・シーンで活躍、様々なアーティストと共演してきたことは知られるところです。そんなルイス・ムランガがオランダのジャズ系ベース奏者、エリク・ヴァン・ダー・ウェ …

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MUSIK YE AFRIKA / UNITED WE STAND

キング・サニー・アデやトーマス・マプフーモ、あるいは、オリヴァー・ムトゥクジのもとでギターを弾たルイス・ムランガをフロントに、ベースのジミ・インディ、そして、ドラムスのサム・マタウレという、ともに南ア、ジョハネスバーグの音楽シーンでも活躍して来たジンバブウェ出身の名手3者が結成したユニットの、03年作ですね。 オリヴァー・ムトゥクジ、チウォニーゾ・マライレ、 …

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HENRY MAKOBI / NEW MEMORIES, guitar music from kenya

イイですねえ、ケニア盤 45rpm シングルのスリーブ・デザインをあしらったギター弾き語りCDですね!コンゴ南部でいち早くパームワイン系ギタリストとして活躍したジャン・ボスコ・ムエンダ(その代表曲「マサンガ」のヒットにより、ナイロビに招かれ、半年の間、ラジオ等で活躍したそう)の影響を受けたケニアのパームワイン・ギター弾語り男声ヘンリー・マコビ、たった一作、こ …

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ALHOUSSEINI ANIVOLLA & GIRUM MEZMUR / AFROPENTATONISM

Afropentatonism by Alhousseini Anivolla & Girum Mezmur ニジェールのデザート・ブルース・バンド、エトラン・フィナタワのギタリスト、アルフセイニ・アニヴォラ(曲によりタマシェク語の歌も)と、エチオピアのギタリスト、ムハマド・アハメド・バンドの音楽監督でもあるギルム・メズムルによる “ペンタトニック …

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GEORGE MUKABI ‎/ FURAHA WENYE GITA

★コレクターズ誌 ” 2017 WORLD MUSIC リイシューBEST 5” で深沢さんが挙げていらしたコレクションLPですね、労作です(なぜにCD出ないのか!って、もうUSではこの手のレアーものは、LP or ダウンロード発売がフツーになってしまってますから、仕方ないですねえ…ちなみに、未だにCDがある程度命脈を保っ …

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VIEUX FARKA TOURE / SAMBA

★ヴィユー・ファルカ・トゥーレ『サンバ』 サハラのジミヘン弾きまくり! 西アフリカ砂漠のブルースとモダン・ロックを融合する最重要ギタリストの最新作品。タイトルの「サンバ」とは二番目に生まれたことを指す。トゥーレの家系では、二番目の子孫(ヴィユー自身のこと)がその伝統を継承するという。本作では祖父に弾いてもらっていた曲なども収録。激しいアタックで弾かれる泥臭い …

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BOUBACAR TRAORE / MBALIMAOU

60年代には”マリのチャック・ベリー”とも呼ばれ大人気だったブバカールですが、70〜90年代は音楽シーンからは引退、忘れられた存在に(雑貨屋さんとかやっていた模様)。が、00年代に入り、仏制作ドキュメンタリー映画『あなたのために歌う』に登場(後妻さんが亡くなったことをきっかけに、ギターを持って放浪〜そしてパリへ)、渋い境地を聞かせ反響を呼んだ大ベテラン、ブバ …

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OUMAR KONATE / ADDOH

マリ北部の都市、ガオ出身 / 在バマコのギタリスト、オマル・コナテの米クレモント・ミュージックからの新録CD(セカンドだそうですが、インターナショナル・デビュー・アルバム)となります。これまで、Vieux Farka Toure, Sidi Toure, Khaira Arbyといった面々のバックをつとめて来たそう。今作には>シディキ・ジャバテが参加、ほか、 …

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DJESSOU MORY KANTE/ RIVER STRINGS – MANINKA GUITAR

★ジェッスー・モリ・カンテ/リヴァー・ストリングス~マニンカ・ギター 心地よいアフリカン・ギターの調べ… マンディングの伝統を軽快に聞かせるインストゥルメンタル作品! サリフ・ケイタやセクバ・バンビーノといった西アフリカのトップ・スターのバックを務めてきた実力派ギタリスト、ジェッスー・モリ・カンテ。その兄はマリの伝説的バンド“レ・アンバサドゥール・ドゥ・モテ …

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DJELIMADY TOUKARA / SOLON KONO

マリ伝説の楽団、レイル・バンドのバンマスにして、西アフリカ最高のギタリスト、待望の新作! 前作”Sigui”(2001)が2002年のBBCワールド・ミュージック・アワーズのアフリカン・ミュージック賞に輝いた、マリを代表するギタリスト、ジェリマディ・トゥンカラ4年振りの作品が届きました。 1970年代初めから、マリを代表するバンドであ …

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HUGH TRACEY – From he Monumental CD – series “Historical Recordings” / THE VERY BEST OF HUGH TRACEY

“ベリー・ベスト・オブ・ヒュー・トレイシー & スペシャル・ボーナス・トラックス、ムウェンダ・ジャン・ボスコ1952年”幻のヒュー・トレイシー・レコーディング・シリーズ、ついに完結!!1950年代におこなわれた、アフリカ・フィールド・レコーディングの初期録音にして最高峰として名高いヒュー・トレーシーの録音群からの復刻シリーズ。本CDは …

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V.A. / CONGO GUITARS 1952 & 1957, Hugh tracey historical recordings

20世紀を通じて行われたアフリカ音楽フィールド・レコーディングの最高峰として名高いヒュー・トレーシーですが、本LPは“幻のヒュー・トレイシー・レコーディング・シリーズ”を発売するSWPのオーナーであり、自らもフィールドレコーディングを行う音楽家マイケル・ベアードが厳選& マスタリングを施したアナログLPによる『CONGO GUITARS』編。これまでに発売さ …

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TONDO / TANZANIAN CLASSICS

コレはオススメできます!タンザニア・ポップのルーツを探る試みでした!繊細なアフリカン・ギターのアコースティックな響きとパーカッション、そして クセのない女性ヴォーカル&コーラスが楽しめます。多くは70年代曲のカヴァー、モゴロゴ・ジャズの曲などもを取り上げて、スワヒリPOPの過去を振り返りつつ、現在の感覚を盛り込んだシンプル、爽やかな2001年作です! 〜あれ …

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VA-FEILD REC. BY HUGH TRACEY / ORIGINS OF GUITAR MUSIC IN 1950 ’51 ’52 ’57 ’58

『南コンゴ、北ザンビアにおけるギター・ミュージックの始まり』 1950年代を中心に行なわれた、アフリカ・フィールド・レコーディングの初期録音にして最高峰のヒュー・トレイシー・シリーズ中の一枚。本CDは、いわゆる西洋のギターがアフリカ大陸に普及しはじめた1950年代初期に録音された貴重な録音群からの編集。アフリカにはグリオの伝統などもあり、元来弦楽器の奏法は高 …

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FRANCO & TPOK JAZZ / GUITAR HERO

フランスのレーベル“カントス”によるフランコ・コンピレーション盤。煌びやかなギター、力強い歌声、躍動するリズム、そしてなにより楽曲そのものの完成度の高さは、コンゴ音楽がもっとも豊かな音楽性を持っていた時期を象徴するものでしょう。初CD化はおそらく9曲中シングル盤音源の2曲のみ、が、近年リリースの欧州盤ベストCDとはダブリ無し、フランコのギター・プレイが堪能で …

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FATOUMATA DIAWARA / FATOU

マリ・ワスル地方出身の両親を持つファトゥマタ・ジャワラは現在29歳~女優として活躍していた彼女はしだいに歌に目覚め、ウム・サンガレやロキア・トラオレといったマリ人歌手らに触発されプロを目指すようになったそうです。このデビュー作を聞いてみると、なるほどその資質、ウムとロキアの中間あたりにある感じでしょうか、バランスがとてもイイ。ちょっとハスキーながら素直な発声 …

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VA / AFRICAN GUITAR LEGENDS

ラフ・ガイド・シリーズからまたまたユニークな切り口の編集盤が発表されました。本作はアクースティック/エレクトリックにこだわらず、ギターを用いて独自のスタイルの生み出してきた伝説的なアフリカのアーティストを幅広く選曲~〈砂漠のブルース〉を代表するティナリウェンや〈アフリカ音楽の帝王〉フランコなどはもちろん、ケニアや南アの知られざるスタイルをも収録しています。ア …

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THE GOOD ONES / KIGALI Y’IZAHABU

20世紀を通じて、不幸な歴史を辿った中部アフリカの小国、ルワンダのギター&ヴォーカル・トリオ、初のアルバムだそうです。なんだか、20世紀前半のアフリカン・ギター/カフェ・ミュージックをそのまま聞くようで、繊細この上なし~取り扱い注意、壊れ物のような可憐さ?アフリカンPOPの原点回帰?これは癒されます。

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