TULIA / NIM GWIAZDA ZGASNIE

ポーランド、地声ユニゾンの伝統歌謡系女声コーラス・トリオ、トゥーリア、早くも3作目となります。去年末にリリースされたクリスマス・アルバムということで、ポーランドのクリスマスがどーゆー感じなのか、はハッキリとはわからないものの、確かに、クリスマスという雰囲気は伝わって来ますよね…。ロック系ヒットのカヴァーを主に歌って来たこれまでの作よりも、器楽使い …

続きを読む>

HAROULA LABRAKI / 20 MEGALES EPITYCHIES

    ハルラ・ラブラキ、イオニア海に面したエピルスの小さな村、カコヴァトス出身の女性歌手、63年にシングル・デビュー、以降100枚近いシングルを吹き込み、1974年のファースト・アルバム以来、2009年までに21枚のアルバムを残し、現在はゆったりと引退後の生活を過ごしているようです。ところで、このフルーラ・ラブラキ、イピロスの海沿いの村で育ち、土地の民謡に …

続きを読む>

VLATKO STEFANOVSKI / SEIR

ブラトコ・ステファノスキー (1957-) マケドニア共和国、プリレプ生まれのギタリストにして作曲家、そしてフォーク・ロック系自作自演歌手、兄は劇作家のゴラン・ステファノフスキー。南東ヨーロッパ〜北マケドニアの奇数拍子と非伝統的なフリジアン・ドミナント・スケールを、ギブソンSG&フェンダー・ストラトキャスター / テレキャスターを大幅に改造したエレキや、アコ …

続きを読む>

SOFIA NOITI / AGIOS CHRONOS

ソフィア・ノイティ、1984年にコーラス・シンガーとしてレコーディング・デビュー、ケイティ・ガルビやフリストス・キリアジスら、POP ライカやグリークROCKのフィールドで、サポート・シンガーをつとめて来ましたが、本2000年作、ファースト・アルバムにして唯一のソロ・アルバムをリリースして以来、その後の足跡が掴めなくなってしまいました。が、この1作、ライカや …

続きを読む>

PEDRO GARRIDO NIÑO DE LA FRAGUA / LIBERTAD CONDICIONAL

実力派フラメンコ歌手のデビュー作  カディス大学でフラメンコ研究・分析の修士号を取得し、数々のカンテ・コンクールでの受賞歴も持つフラメンコ歌手:ベドロ・ガリード(1983- )。本作はそんな確かな学識と実力を兼ね備えた彼が2017年にリリースしたデビュー・アルバムです。その情感豊かな歌声は圧巻。特にハイトーンの伸びが非常に美しく、つい聴き入ってしまいます。本 …

続きを読む>

JESUS MENDEZ / VOZ DEL ALBA

伝統〜本格派の中に感じるほのかなモダニズム!  ギター演奏と手拍子/カスタネット演奏によるシンプルな伴奏に併せ、伝統〜本格派の力強いフラメンコの歌声を聴かせてくれるヘスース・メンデス。決してガチガチの古典派な訳ではなく、それぞれの楽曲にフレッシュなモダン・テイストを巧妙かつ絶妙なバランスで忍ばせているところが白眉!伝統派もモダン派も夢中になれること間違いなし …

続きを読む>

ALBA MOLINA / EL BESO

美貌のロマ系サラブレッド歌手がメロウで洗練されたオトナのフラメンコ・ポップ作品をリリース!  1978年セビリア生まれのロマ歌手:アルバ・モリーナは、1972年結成の元祖フラメンコ・ポップ・ユニット:ローレ・イ・マヌエル(Lole y Manuel フラメンコ歌手:ローレ・モントージャ・ロドリゲスとフラメンコ・ギタリスト:マヌエル・モリーナ・ヒメネス)を両親 …

続きを読む>

KASIA RODOWICZ / PIOSENKI POLSKIE

カシア・ロドウィッチ、1997年にデビューCDをリリースしたあポーランドのシンガーにして女優です。本作は2013年の4作目(これ以降、彼女はアルバムをリリースしていません)。彼の地では誰でもが知っているだろうポーランドの有名曲を、彼女なりのジャズ・ソングとして、焼き直しています。ピアノ、ダブルベース、ヴァイオリン、トランペット、ギターによる、ドラムレスのバッ …

続きを読む>

VIKY MOSHOLIOU

ALL-TIME BEST 4CD !!   ヴィキィ・モショリウ、1943年アテネ生まれ、60年代初めからクラブで歌い出し、グリゴリス・ヴィツィコツィスの推薦で、スタヴォロス・ハルハコス作曲ナンバーを初シングルとして吹き込んだのが64年、翌年リリースのシングルも大ヒットし、以降、05年に亡くなるまで、60枚近いアルバムをリリースしたスター歌手でした。また、 …

続きを読む>

go top