SHIRLEY COLLINS & DAVY GRAHAM / FOLK ROOTS, NEW ROUTES

UKフォーク史に残る名盤〜イギリスのポピュラー音楽名盤選などで、必ずと言って良いほど選出される、ブリティッシュ・フォークの名盤。この、1965年にDECCAからリリースされた、ブリティッシュ・フォーク・シーン最高の歌手とギタリストによる唯一の共演作の、2005年リマスター盤です。 シャーリー・コリンズは1935年サセックスの生まれ。1959年にレコード・デビ …

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GIORGOS DALARAS / 50 HRONIA REBETIKO TRAGOUDI

ダラーラス1975年の名作 “レベーティカ・ソングの50年”というそのタイトル通り、20世紀前半からのレベーティカの名曲を綴ったアルバムということで、コーラス&デュエットでハリス・アレクシーウも参加~ヴァシリス・ツィツァーニスやマルコス・ヴァンヴァカリスらの作による、古典的なレベーティカ・ナンバーばかりをオーソドックスな弦アンサンブルの伴奏において、全26曲 …

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EUGENIO BENNATO / QUESTIONE MERIDIONALE

“Suponda Sud ” ~オリジナル / スタジオ録音としては5年ぶり!久々の新作です。NCCPの初期メンバーにして、その後、ムジカ・ノーヴァを結成、現タランタ・パワーを主催するSSW / 南イタリアのトラッド・マスター!?エウジェニオ・ベンナートの新作がやっと入荷しました(2011年ナポリ録音・同年12月リリース)。タイトルは …

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YIANNIS HAROULIS / MANGANIES

シブイですねえ、1981年クレタ島に生まれた男性シンガーソングライターの06年のファーストに続く12年の作ですよ。ギターではなくマンドーラを弾き語る伝統派でもあります。タイトルは”魔術”の意~若手とは思えないような、クレタ島民謡を独特に昇華したプライヴェートな歌世界を聞かせてくれますが、レベーティカの風合いも感じさせる曲もあります。枯れた歌い口も …

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FARMERS MARKET / SLAV TO THE RHYTHM

“1曲目から眩暈のするような超絶技巧アンサンブルが全開。やっぱ、世界一上手いバンドの一つだな。” by 松山晋也~ノルウェーを拠点に、国境もジャンルも超えあらゆる要素をどん欲に取り入れ、超絶の技術であらゆる変拍子を軽々と演奏するファーマーズ・マーケット。その演奏技術の高さで、数々のミュージシャンからも注目を集めています。本作でもブルガリアの女性コーラス連、ヴ …

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V.A. / EL TRIANGULO DEL FLAMENCO

Winter&Winter の十八番、<オーディオ・フィルム>シリーズ待望の新作です。スペインはアンダルシア地方、フラメンコのゆりかごと言われるセビリア、ヘレス、カディスの三つの街を巡り、現地に息づくフラメンコにふれる音の旅紀行。街中で、バーで、地元のホームパーティーで始まるフラメンコの演奏です。耳を澄まして異文化に身を置き、小さくて素晴らしい驚きの …

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SILVIA PEREZ CRUZ / 11 DE NOVEMBRE

2012年秋以来の当店ベストセラー!バルセロナの女性シンガー・ソングライター、シルヴィア・ペレス・クルースの12年作です。ビル・エヴァンス曲をジャズ系ピアニストと綴ったり、女性だけのネオ・フラメンコ・ユニット“ラス・ミグラス” 名義作や、そしてフィーリン系ジャズ・トリオやハングドラム奏者とのそれぞれの共作アルバムが続きましたが、この作が初のソロ・アルバム!~ …

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V.A. / BALKAN BEATS

東欧圏の音楽をダンス・ミュージックとして楽しもうというイベント“バルカンビーツ”~本拠地ベルリンの他、オランダ、アメリカでも開催される大きなイベントになっているそうですが、そんなイベントのDJ達によって選曲されたオムニバス~ ファンファーレ・チョァリーア、マハラ・ライ・バンダ、をはじめとしてブルガリアのブラス・バンドカランディラ feat. マヤ、ボスニアの …

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LAS NINAS / OJU

03年スペインの台風の目となったラス・ニーニャス。ヌエボ・フラメンコの先駆者的存在ローレ・イ・マヌエルの娘でソロでも作品をリリースしているアルバ・モリーナが中心メンバーを務めるアンダルシアのヒップホップ~ハウス~R&B・ヴォーカル・トリオ。オホス・デ・ブルッホ以降のマナーで仕込んだフラメンコ・ヒップホップをかなりポップに仕上げています。スペインのTL …

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BORIS VIAN ET SES INTERPRETES / 1950-1959 CHANSONS ROCK’N’ ROLL ET CREATIONS

仏フレモオ&アソシエ社で『ゲンズブールとその演奏者たち1957~ 1960』という大仕事をした監修者オリヴィエ・ジュリアンの新しい快挙です。ボリズ・ヴィアン(1920-1959)のジャズ、シャンソン、ロックンロールという3つの音楽的業績のうち、とりわけロックンロールを強調した編集盤です。CD1 はヴィアンの自作自演オリジナルアルバ“CHANSONS POSS …

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