レオニダス・バラファス、1981年アテネ生まれ(両親は内陸テッサリアのカルディツァ・オリジン)07年デビューの男性SSWの2014年新作 / 4作目の2CDです。レベーティカ・ルーツをリスペクトしダイレクトな伝統回帰路線にてアコースティックかつディープなソングライティングを聞かせます。ま、故ニコス・パパゾグルーの音楽性をよりレベーティカ風味を濃くして受け継い …
続きを読むレオニダス・バラファス、1981年アテネ生まれ(両親は内陸テッサリアのカルディツァ・オリジン)07年デビューの男性SSWの2014年新作 / 4作目の2CDです。レベーティカ・ルーツをリスペクトしダイレクトな伝統回帰路線にてアコースティックかつディープなソングライティングを聞かせます。ま、故ニコス・パパゾグルーの音楽性をよりレベーティカ風味を濃くして受け継い …
続きを読むクレタ島出身の両親のもとアテネに生まれ、幼い頃から島唄に親しんで育ち、12歳の時にエーゲ海の擦弦楽器、リラを習い初め、16歳の頃にはクレタのフォークロア・シーンにおいて珍しくも女性として(男性が弾くものとされている)リラの弾き語りを始めたというヨルギア・ダガキ、05年にCDデビューし、本作が2014年9月リリースの4作目となります。去年あたりに、なぜかエリッ …
続きを読む☆ニコル・ルーヴィエ / 忘れじのニコル・ルーヴィエ 1953-1957 1950年代。 まだ性の解放も女性の自立も認められていなかった時代。 彗星のごとく現れた、一人の「自由な女性歌手」。 小説においては、同世代のフランソワーズ・サガンと比肩する才能と言われ、シャンソンでは同じ時期にデビューしたジョルジュ・ブラッサンスと比較された。 そして、そのあまりに「 …
続きを読むバスクの大人気スカバンド、スカラリアクのフロントマン、JSKことJuantxo Skalari率いる新プロジェクト、ザ・クルーバの2012年作。本作ではスペシャルズ直系のツートーン・スタイルは抑え気味に、むしろポーグスやクラッシュなんかの影響を強く感じさせる仕上がりに。アコーディオンやバイオリンの音色が耳に残る哀愁のあるメロディーを軸に、ペガティナやトローバ …
続きを読む★JPP / ライブ・イン・ダルース 世界中の音楽家からリスペクトされるフィンランドの伝統音楽グループ、JPPのアメリカでのコンサートを収録した2枚組アルバム。バンド結成から30年(2014年時)、4本のフィドル、ダブルベース、ハーモニウムでスウィングする彼らの音楽は、商業主義の音楽が忘れてしまった音楽本来の楽しさと豊かさにあふれる。ムーミンやサンタクロース …
続きを読む★V.A./ファド~麗しのリスボン 本邦初紹介の歌手や珍しい音源で描く華やかなリスボン ファドの本場はやはりポルトガルの首都リスボン。それ故にファドの歌詞にはこの都市の風景や同地を流れる川を歌ったものが少なくない。そんなリスボンのファド・シーンを彩ってきた歌手の50~60年代の録音をずらりと並べたのがこの作品だ。欧州のなかでも有数の古都であるリスボンの華やか …
続きを読む数々のライカ・スターとの共演を重ねて来た熟年ブズーキ奏者クリストス・ニコロプロスと、やはり多くのライカ歌詞を紡いできた老境の詩人マノリス・ラソウリスによる作詞作曲アルバムで、オーソドックスなライカ曲をゲスト歌手達と繰り広げいる佳作ですね(本人ふたりも歌ってますが、はっきり言って味はあるけど、うまくないですねえ)。何の変哲もない代わりに? 何の屈託もないライカ …
続きを読む「dénicheur (デニッシュール)」とは鳥の巣から卵を盗む人、転じて物探しのうまい人=発掘者、 転じて女たらし、という意味のパリ語 (パリ弁)。アコーディオン、ギター、歌 (パーカッション) の レトロ・スウィング・トリオで、古いシャンソンのレパートリーを拾ってきて、バル・ミュゼットやバーで老若男女を踊らせ、リフレインを大合唱させるというライヴバンド。 …
続きを読む南イタリアのディープな女性歌手兼女優、ピエトラ・モンテコルヴィーノの2014年ソロ作/5年ぶり8作目が入荷しています!もう、怖い!と言っても過言ではないご容姿になって来ましたが、歌声の方もコクがあると言うか、コクがアリ過ぎると言うか、ほんと、こういう女性歌手の存在を絶賛受け入れ状態のナポリ人の美意識のあり方というものがよくわからない、ということはあるかも知れ …
続きを読むマリオ・カノンジュ(p /マルチニーク)、ブリック・バッシ(vo, g /カメルーン)、アドリアーノ・テノリオ(perc /ブラジル)のトリオ。出身地の「カリブ+アフリカ+ブラジル」の頭文字を取って「CAB(キャブ)」とシャれ、紐育タクシーの黄色に車体を模したロゴのジャケットアートです。 紹介するまでもなくカノンジュはアラン・ジャン=マリーを継ぐ当代を代表す …
続きを読む今年6月、東京の「フランス映画祭」でトニー・ガトリフ自身が来日してワールドプレミア上映された 映画『ジェロニモ』(フランス公開 10 月)のサントラ。南フランスを舞台に、トルコ系移民コミューンと対立するジタンのコミューンの間の「ロミオ&ジュリエット」(あるいは「ウェストサイド物語」)的ドラマ。抗争に挟まれ祝福されない若い男女を救おうとする女性ソーシャ …
続きを読む『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌を歌ったセシル・コルベルの新オリジナルアルバム。「ザ・ゲーム・オブ・スローンズ」と往年のミレーヌ・ファルメールの中間のような、おどろファンタジーの世界、とでも。(サプライヤーインフォより)ということですが、やっぱりブルターニュらしいそのケルティックハープ弾き語り、ホメ過ぎかも知れませんが、アラン・スティーヴェルの初期レコー …
続きを読む「ソニック・ユースの音構成、フェラのグルーヴ、スティーヴ・ライヒのミニマリズム、エイフェックス・ トウィンの実験性….時の流れから全く解き放たれたアルバム」(ルービン・シュタイナー) ファブリス・ローロー、ミッチ・ピレス、ニコラ・ローローのトリオNLF3のオーガニック・エレクトロな新アルバム。(エクスポーター資料から) 1. PINK RENAI …
続きを読む20 世紀アメリカ文学の巨星、『頼むから静かにしてくれ』(1976 年)の作家レイモンド・カーヴァー (1938-1988)の詩を、イギリス人ジョン・パリッシュ(g,p,perc,vo – exPJ ハーヴェイ)の音頭取りで、在欧のインディーシーンの個性派ミュージシャンたちを集めての共同作業。集まったのはMARTA COLLICA (=kbd, …
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