☆シャンテル/ヴィヴァ・ディアスポラ <バルカン・ビートの始皇帝>が混迷のギリシャに辿り着いた。アテネに始まる壮大な音楽世界旅行! バルカン~ジプシー音楽とクラブ・ミュージックをミックスした<バルカン・ビートの始皇帝>シャンテルの2年ぶりの新作が登場した。日々ニュースを賑わす混迷のギリシャに活動拠点を置いたシャンテルは、アテネの若手ミュージシャン達と共に制作 …
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続きを読むマノリス・リダキス、1960年クレタ生まれ、現代ライカ・シーンを代表する男性歌手の一人でしょうね。アルバム・デビューは1982年、以降、20作以上のアルバムをリリース、今もって人気と才気と歌い手としての実力を兼ね備えたスターかと思います。 そんなレダーキス1992年の充実盤です。ヴァシリス・ツィツァーニスはじめ、古き良き時代のライカやレベーティカを歌った作で …
続きを読む●1960年、スペイン・カディス出身で2010年作の『ピアノ・イベリコ』が日本でフラメンコ好きだけでなくジャンルを超えて評価されたピアニスト、チャノ・ドミンゲス。彼はエンリケ・モレンテ、エストレージャ・モレンテらフラメンコの大御所との共演だけでなく、アンダルシア歌謡の女性歌手マルティリオやフィーリンの女性歌手で”イメージのフィーリン” …
続きを読むハンガリーの美人ボーカリスト、サローキ・アーギ。2010年作が届きました。これまでにトラッド/フォーク~ジャズまで、その魅惑的な声で幅広い表情の唄を聞かせてくれましたが、本作は一転、ロック~フュージョン~打ち込み系に果敢に挑戦した意欲作。コンテンポラリーなハンガリーの詩によるハンガリー/ジプシー/ターキッシュのトラッド・ソングを中心に、作品全体をエレクトロ・ …
続きを読む2012年にリリースしたシングル“Pan y mantequilla”が35週間チャートイン、YouTubeでのPV再生回数が2600万回(2015年8月現在)を超えた人気グループ、エフェクト・パシージョの最新アルバム。前作の大ヒットを受け制作された3枚目となる新作は、多大なプレッシャーも感じさせない勢いのあるグループの自信のようなものを感じます。青空のよう …
続きを読む☆バハグニ『イマジンド・フリークエンシーズ』 フラメンコ+アルメニア+ジャズ+現代音楽…アコースティック・ギターの頂点を目指した大傑作!同胞ティグラン・ハマシアンも参加!アルメニア系ギタリスト、バハグニによる3年振りの新作は、溢れ出るアルメニアンの哀愁、複雑なアレンジ・録音を施した洗練されたサウンド… アルメニア系ギタリスト、バハグニがフラメンコ …
続きを読むトルコ系ギリシャ人の父と、スイス人の母を持つベーシスト/コンポーザー=ステファン・アテナスを中心に、チューリッヒで結成されたスイス/チュニジア/エジプト系ミュージシャンによる“アラビック・ジャズ”ユニットの2006年作です。古典的な素養もあると思われる女性歌手兼カヌーン奏者をフィーチュアーし、よりアラビックな流麗さを備えた“ジャズ”に仕上がっています。 1 …
続きを読む仏ガスコーニュ地方の人懐っこいアクースティック・ジャズ! オクシタニア地方で生まれたDAQUI(ダキ)レーベルはこれまで様々なワールド・ミュージックを紹介してきました。同レーベルの最新作は「火花を散らす人々」というグループ名を冠したフランス南西部ガスコーニュ地方出身の5人組。サックスのフランソワ・コルンループが中心となり、アコーディオンとギター、ベースにパー …
続きを読むエディタ・ゲペルト、ポーランド人の父親とハンガリー人の母親のもとに1953年に生まれた歌い手、シャンソンや中欧〜東欧風の歌い口を自らのものとしているポーランドを代表するヴェテラン女性歌手、と言ってイイと思います。 1 To Sie Nie Sprzeda Pani Geppert 3:18 2 Nie Wierzęe Piosence 3:12 …
続きを読むアテネの有名ナイトクラブ、というか、ライヴハウスというか、”天国の果樹園(直訳)”から、お届けする実況録音盤(07-08年ライヴ録音)!今現在、ギリシャを代表するブズーキ奏者、フリストス・ニコロプロス率いる楽団と、ライカ歌手、イリアス・マクリス、ソフィア・パパゾグル、そして、イオアンナ・ロドゥほかが、スタンダードをメドレーで綴った2C …
続きを読む20世紀はじめ、NYのイーストサイドに大挙して移民したブルガールズ(元はチュルク、コーカサス系と同化した遊牧民)やアシュケナジム(東欧のディアスポラ)の中にナフトル・ブランドワイン Naftule Brandwein (1884–1963) という今のウクライナあたりで育ったクラリネット奏者がいたんですが、この人、1920年代以降、NYのユダヤ系住民の大スタ …
続きを読むLive From The MEGARON ATHENS MUSIC HALL,Greece 2012 1971年のデビュー以来、ラヴ・ソングの帝王と 渾名されて来たヤニス・パリオスの2012年のライヴ盤! 2CD〜合計34曲、いやいや、プロですねえ、 布施明というか、尾崎紀世彦というか、小椋佳というか… みんな違いますが、その3人を足して割った …
続きを読むUSコロラド州1974年生まれのSSW(既に10枚以上のアルバムをリリースしているそう)、その不安定な歌声がどーもカンシオーン・エスパニョーラ、追想のスペイン歌謡 “コプラ” (スペイン市民戦争からフランコ独裁政権下にかけて黄金時代を迎えるも大戦後は下火に)の歌い口をどこか連想させると思っていたら、なるほどジョセフィーヌ・フォスターという人、早々とスペインに …
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