NOEMI WAYSFELD & BLIK / ZIMLYA

フランスのイディッシュ系女性シンガー、ノエミ・ウェイスフェルドと彼女が率いるトリオ、ブリックによる2019年のサード作。ニューヨークのユダヤ人教師エイベル・ミーアポル(ルイス・アレン)作で、ビリー・ホリデイの名唱で知られる「奇妙な果実」を英語で歌い、アルバムの幕を開けますが、ブラート・オクジャワやヴラジーミル・ヴィソツキー、セルゲイ・ニキーチンといったロシア …

続きを読む>

KATERINA ZAKKA / IXOI POGONIOU

イピロス、その地の元女性教師、定年の後、歌手に転向したというカテリーナ・ザッカがイピロス民謡を歌いまくるCD!唯一の作品となる2004年録音・2007年リリース作、初入荷です。 イヤ〜参りました。絶対音感を持つ人をイスに縛りつけて、このCDを聴かせたいものです。 ドローン効果を生み出すカヌーンやウード、リラほかの弦楽器群に、時にオルガンも加えた通奏アンサンブ …

続きを読む>

ASPASIA STRATIGOU, NIKOS SAMARAS / FILACHTO

われらがアスパシア・ストラティグゥの新作!10代のころからアテネでアマチュア・バンドのヴォーカルだったり、長らく様々なアーティストのレコーディングでコーラスをつとめて来たようですが、そんな中でもヨルゴス・ダラーラスのツアー・メンバーとして2年を過ごしたことが、ソロ・デビューのきっかけになったようです。いかにも自己主張のない、歌に没しようとするディモーティカ …

続きを読む>

V.A. / VOICE OF SOUND PORTRAITS FROM BULGARIA

貴重なフィールド・レコーディング、美しいポートレートと共に失われたバルカンの伝統を深く掘り下げる! スミソニアン・フォークウェイズより、美しさ、楽しさ、資料性の高さの三拍子が揃った素晴らしいパッケージ商品が再び登場しました! 教育者/文化研究者/ドキュメンタリー作家、そしてニューヨークのバルカン・アーツ・センター創設者でもあるマーティン・ケーニッヒは、カメラ …

続きを読む>

V.A. / FADISTAS DO POVO

ミゲル・カモンイスが所属するリスボンのレーベル“CTL”の2枚組レーベル・サンプラー! 先に日本発売したアルバム『ディスコス・ド・ポーヴォ VOL.17』(ライス PCR-5524)が好評の男性ファド歌手ミゲル・カモンイス。その彼が所属しているリスボンのレーベルCTLからは、ミゲルのほかにもたくさんの若き才能たちが作品を発表している。本作はそんな彼ら/彼女ら …

続きを読む>

YOANNA / 2E SEXE

ジャケットの、そのメイクアップは 戦士を意味するそうです。 16歳で母国スイスを離れ、 2009年23歳、パリでCDデビュー、 アコーディオンを抱え、一貫して、 男性支配、家庭内暴力と戦かう女性SSW、 ヨアンナの4作目です。 タイトルは『第2の性』… クールに感情をあらわにしない ポエットリーリーディングのようなその歌、 旋律打楽器のような蛇腹 …

続きを読む>

ELEFTHERIA ARVANITAKI / TA MEGALA TAXIDIA

エレフセリア・アルヴァニタキ、この10月12日で62歳になったそうですが(オレより年上だ!)、その10月にリリースされた、おおよそ5年ぶりの20作目(ファースト・アルバムは1984年)の新作スタジオ録音アルバムがこちらで、タイトルは ”グレート・ジャーニー” といった意味だそうです。う〜ん、長旅をし続けて、今があるとうことなんでしょうか?ちなみにエレフセリア …

続きを読む>

KATERINA PAPADOPOULOU / NO-TIO TO-XO IN KARPATHOS

当店界隈で人気のギリシャ伝統派女性歌手、カテリーナ・パパドプール新作です。キプロス、カルパトス、ナクソス、クレタといった島唄、加えて、カッパドキア伝来のグリーク・ディアスポラのフォークロアを歌い綴ったCDです(カルパトス島にて一発録りとのこと、島の空気感がエーゲ海の潮風を伝えてくれる、ような作品です)。 とにかくカテリーナ・パパドプールのCDは昔から高かった …

続きを読む>

DICK GAUGHAN / HANDFUL OF EARTH

 イギリスの伝統フォーク・ミュージックを専門にリリースしている名門レーベルがトピック・レコード(創立は1940年)。その長い歴史の中でも指折りの名盤たちを集めたシリーズがライス・レコードから登場した。  ディック・ゴーハンはイングランドと同様にフォーク・リヴァイヴァル運動が盛んだったスコットランドのグラスゴウ出身。昼は配管工として働き、夜は伝統歌を歌う、なん …

続きを読む>

DIMITRA PAPIOU & MICHALIS KOUMPIOS ‎/ PLATEIA ELEFTHERIAS

ディミトラ・パピウ1997年、37歳のアルバム(5作目)が再入荷しています。ギリシャ取引先の店頭在庫だったと思われ、些少経年劣化ありますが、特に問題ありません。本作は1965年ロードス島生まれの作詞作曲家、ミハリス・クビオスの書き下ろし曲を歌い綴った作で、ビザンティン音楽、西洋クラシックを学び、広く世界の民俗音楽を学んだ音楽家であり、音楽雑誌の編集者でもあり …

続きを読む>

go top