〈ラフ・ガイド〉にしかできないユニークすぎる編集盤がまた登場した。西アフリカにおける精霊・祖先への信仰が奴隷貿易によって新大陸やカリブに伝わって独自の宗教となったヴードゥー。現在でもハイチやアメリカのニューオーリンズなどで盛んに信仰され、その儀式において音楽は欠かせない。またキューバやブラジルではやはり西アフリカ由来の信仰がサンテリアやカンドンブレーとなり、 …
続きを読む〈ラフ・ガイド〉にしかできないユニークすぎる編集盤がまた登場した。西アフリカにおける精霊・祖先への信仰が奴隷貿易によって新大陸やカリブに伝わって独自の宗教となったヴードゥー。現在でもハイチやアメリカのニューオーリンズなどで盛んに信仰され、その儀式において音楽は欠かせない。またキューバやブラジルではやはり西アフリカ由来の信仰がサンテリアやカンドンブレーとなり、 …
続きを読むタイトル通り、NYでもメキシコシティでもなく、1950年前後のパリのマンボ・シーンをドキュメントした珍しいSP復刻編集盤!キューバからNY〜マイアミに渡ったとばかり思っていたルイス・バローナがパリにも立ち寄っていたとは…、冒頭から驚きですが(LUIS と LWIS の違いはありますが、ピアノタッチは完全にあのルイス・バローナ)、ほかルベン・カルサ …
続きを読むUK / SOUL JAZZ RECORDS の労作ですね、レココレ2013年ラテン部門復刻ベスト1ともなりました! 豊富な音源による各種カリブ音楽俯瞰 2CD 1957-2013 こちらは入門にも最適ですが、カウント・オッシーの現在ここでしか聞けない曲や、仏領ギアナのパーカッション音楽、キューバン・ルーツ音楽など、盛りだくさん!なかなかスゴイ選曲です。&も …
続きを読む1 D’Accord Dakar 4:35 2 Up On The Downstroke 4:36 3 Minuit 8:56 Guitar, Vocals – Mansour Seck Vocals – Alioune M’Baye Nder Vocals – B. Maal 4 Ala Walee 6:23 A …
続きを読むカナダ、モントリオールのヘイシャン・コミュニティーから登場した新傾向コンパ・ユニットです。ま、ズークのエレクトロな要素をコンパに大胆に導入しただけ?かも知れませんが、充分新しさも感じさせます。現地シーンで大人気だそうです。
続きを読む元マラヴォワの歌い手、カリブ随一のクルーナー歌手、マルチニークのラルフ・タマールの新作です!と、思ったら、ベスト盤でした…。新曲は冒頭の1曲のみでした。申し訳ないです。当店のお客さん、bunboni さんからご指摘を受けました。いや~、一部で、最高傑作という声も高かったわけですが…、なるほど納得、そりゃー、イイ曲が揃ってるわけだし、昔 …
続きを読むザ・ガリフーナ・コレクティヴの話題の新作『アヨー』(ライス )と同時発売された、なんともユニークなスピンオフ・アルバムがこれ。中米ベリーズの伝統音楽として知られるガリフーナ音楽に魅了されたカナダ人SSWダニー・ミッチェルが、ガリフーナ・コレクティヴと共同名義で発表した作品です。ここでは、ダニーによって作られたポップスやロック調の楽曲を、ガリフーナ・コレクティ …
続きを読むベリーズやホンジュラスといった中米の国々に暮らすアフロ系の混血民族ガリフーナ人音楽家で結成されたアンディー・パラシオ&ザ・ガリフーナ・コレクティヴによる『ワティナ』(2007年)は、ワールド・ミュージック・ファンにカリブ海沿岸から新鮮な息吹と深い哀愁を伝えてくれました。けれど、08年にリーダーのアンディーが急死、グループはしばらく活動停止を余儀なくされてしま …
続きを読む9歳の時から母親の特訓を受け、ホイットニー・ヒューストン目標に歌わされたそーです。で、そのかいあって、14歳の時、マルチニックのソング・コンテストで優勝、そしてファースト・アルバムをリリースした地元のスター、ペルル・ラマ28歳の新作 / 5作目(シングルは既に17枚リリース)です!〜レゲエのビートとR&Bテイストを加味した彼女のズークは、今作も表題通りのズー …
続きを読む1979年、パリ北郊外のサルセル生まれ、1996年グァドループ島”ミス・カルナヴァル”に選出されたことをきっかけに両親の島、グァドループでズークラヴ歌手としてデビューしたそうです。これが4作目、タニア・サンヴァル参加の曲ほかほか男性歌手とのデュエットもあり、R&Bテイストのズークとして実にPOP、これもまた、現在進行形ズークですね! …
続きを読む20世紀前半を通じて、英国EMIに残された世界各地の貴重なポピュラー・クラシックス(主にSP出張録音)を複刻/収録した全30曲!バリ、 香港、ケニア、ニューヨーク、スペイン、ロンドン、日本、インド、タイ、ウガンダ等々~世界各地のトラディション&EARLYポップ・ミュージックをSPならではのイイ音の感触を残しつつセレクション!さすが寂れ行く時期とはいえ、大英帝 …
続きを読むビギンだと思って取り寄せたフレンチ・カリブはグァドループ出身の名トロンボーン奏者/1955年パリ録音復刻の新譜CDなんですが、実は、本CDでアル・リルヴァが奏でているのはジャズ、しかもダンス・バンドJAZZ!~スウィンギーかつホット、踊らせるためのビッグ・バンドJAZZなんですよねえ…。カリビアン・ムードはほとんどありません。すいません。でも、パ …
続きを読む1959年作、LPアルバムとしてはごく初期、定評あるCOOKレーベル録音です!ジャンプアップ直前のストリングス系バンド&ブラスがイイ味出してます。もちろん、スパロウの歌も最高!~その前年、ロード・マーチ・コンペティションで史上初の三冠を得た飛ぶ鳥落とす勢いのピコンが効いてますよ!?>★ 1957年以降報酬の問題でカリプソ・コンテスト出演を辞退し徐々にアメリカ …
続きを読む同じようなジャケットで2枚リリースされていたクック盤のスパロウ、こちらは1963年録音のクック盤ということになっていますが、定かでなく、59年の “CALYPSO CARNIVAL”と同時期の録音のようにも思えます。この「イン・ハイフェデリティー」と同内容のトリニダード・ベリゼー盤が存在することは、>こちらで指摘されていました(無断リ …
続きを読む『ディスカヴァー・アメリカ』(72年)や『ヤンキー・リパー』(75年)の制作時期~ヴァン・ダイク・パークスがトリニダード音楽にどっぷり浸かっていた頃=1974年に当時現役最高峰カリプソニアンだったマイティ・スパロウをプロデュースした作品です。いや、名作ですね。」プロデュースもイイけど、最もアブラのノッテいた頃のスパロウはスゴイ!ピコンありパンチあり、ソウルフ …
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