ポルトガルの人気レーベルCNMを主宰し、プロデューサー/歌手/作曲家としても活躍するヌーノ・ロドリゲス(1949-)の最新作ソロアルバムがこちら。ポルトガルの女流詩人フロルベーラ・エスパンカ(1894-1930)のポエムにメロディーを付けたという作品で、作曲と歌をヌーノが担当。ヌーノはけっして上手い歌手ではありませんが、優しげな歌声には何とも言 …
続きを読むポルトガルの人気レーベルCNMを主宰し、プロデューサー/歌手/作曲家としても活躍するヌーノ・ロドリゲス(1949-)の最新作ソロアルバムがこちら。ポルトガルの女流詩人フロルベーラ・エスパンカ(1894-1930)のポエムにメロディーを付けたという作品で、作曲と歌をヌーノが担当。ヌーノはけっして上手い歌手ではありませんが、優しげな歌声には何とも言 …
続きを読む2000年代始めにソロ・デビューし、昨年は『ティガ・ダラ(リメイク・ヴァージョン)』でパワフルな歌声を聴かせてくれた実力派女性歌手ボニータ率いるバンドの2016年12月リリースの最新作。メンバーはギター、パーカッション、サックスの編成で、2014年の前作と変わらず。しかし前作がAORを基調にしたアクースティックでポップな作品だったのに対し、本作は深淵な雰囲気 …
続きを読むゲラルド・シツモランの参加する若手実力派揃いのバンド、Barasuaraのヴォーカルの一人、アスタリスカが2015年にリリースしていたソロ作。ジャカルタのカフェで歌うことで音楽キャリアを始めたという彼女、そういったライヴで培われただろうポップで親しみやすい曲もさることながら、バラードではそのクールな美貌とあいまって、どこか近寄りがたいような神秘的な雰囲気を放 …
続きを読むプティ・チタラもアスタリスカと同じくBarasuaraのヴォーカルの一人。マレイシア出身の彼女は正統な音楽教育を受けて育っており、一流のピアニストでもあります。なにやら日本にも音楽留学していたそうです。インドネシア・ネイティヴではない彼女はこの2013年のデビュー・アルバムでは全曲英語で歌っています。菅野よう子や宇多田ヒカルにも影響を受けたという日本人にも馴 …
続きを読むbonboniさんからご紹介いただきました!いつも、ありがとうございます! このサリウ・ニングという音楽家、ともにダカールで暮らす奥方が日本女性ということで、セネガル ←→ 日本・同時発売のンバラCDと相成りました (Japan press CD)!ダカールのグリオ家系出身男性歌手 / 打楽器奏者ならではでしょう、実にパーカッシヴな、サバール&タマの生み出す …
続きを読む素晴らしい! ゆったり系田園歌謡アルバム〜 オールスター揃い踏み、 当店的に注目の歌手ばかり! 01. Phnom Penh Samai Techjo -Sreypich 02. Oudong Doung Jet- Sovath 03. Sormrors Bopha Prey Khmer -Sovath 04. Prortekam Snaeha -Nisa …
続きを読む中国は内モンゴル女性歌手、2004年作 ニューエイジな作風&ヴォーカリーズ! 1 Silent Sky / 寂静的天空 6:03 2 Snow Mountain / 雪山 4:32 3 Ongmanibamai 5:47 4 Qinghai Lake / 青海湖 4:43 5 Passed Time / 往日时光 4:24 6 Dancer In The D …
続きを読むベナン(ベニン)の若手女性SSW(1986年ロコッサ生まれ)、4歳の頃からゴスペルを歌っていたそうです。首都コトヌーにおいて1998年にレコード・デビュー。ズーク・スタイルで売り出したSSWとして、人気を得たそうですが、本作でもそこかしこに、ズークにつながる音やビートは散見できます。が、トーキング・ドラムが打ち鳴らされたり、基本生音バンドだったり、ズークっぽ …
続きを読む元タブー・レイ&アフリザのギタリスト、ディノ・ヴァングがパリ在のコンゴ系トランペッター、ントゥンバ・ヴァレンティンとともに作り上げたルンバ黄金期の名曲カヴァー集(アフリザ・インターナショナルはもちろん、グラン・カレのアフリカン・ジャズからザイコ・ランガ・ランガの曲まで)!なんとも、まろやか軽快なルンバ・コンゴレーズの世界を繰り広げたCDです。複数ヴォーカルは …
続きを読むおお…8年ぶりの新作!グァドループの出身、1965年生まれということですから、既に50歳を越えているんですが?この歌声、全然変わってないじゃないですかあ!しかもズーク一直線、ファースト・アルバムが1986年でしたから、30年間、ズーク歌いっぱなし、全然変わってないじゃないですか!わたくしも30年以上、飽きもせずこの商売やっていますが、折に触れて聞 …
続きを読む北部ナイジェリア、プラトー州の州都ジョス出身のバンド、 かつては、錫鉱山にナイジェリア各地から 出稼ぎ者が集まった街でした。 その後、首都レゴスへ移動し、人気ナイトクラブ、クラブ・ハバナの常連バンドになったそうです。本盤はヘヴィー級のアフロビート〜アフロ・ファンクを演じた1976年作の復刻! このファンキーぶりは国籍に関係なく通用するでしょうね。 それは言 …
続きを読むCD冒頭近く I hope you enjoy new wave of Myanmar style…云々と英語で言ってますが、こちらはセインムーター同様、環状打楽器パ・ワイン奏者にしてサインワインのニューウェイヴ!?ティリ・マウン・マウンの近年作!セインムーター同様、自ら作曲した新作をここで披露しているわけですが、なるほど実に軽快で華麗なるサイン …
続きを読む★メルコチータ / ソネーロ・ブラーボ 超ベテラン・サルサ歌手にして、コミカルな演技の人気俳優でもあるメルコチータのベスト・ヒット曲集! ●ペルーの首都リマの下町ビクトリア地区出身のメルコチータことパブロ・ビジャヌエバは、著名なテレビ司会者のアウグスト・フェランドが運営する移動レビュー・ショウ「ペーニャ・フェランド」でそのキャリアをスタートしました。その後長 …
続きを読む一味違うベンガルのバウルですね。何と言うか、托鉢、あるいは門づけ(マドゥコリ)のためのバウルの歌であり演奏かと思うと、これは違いますね。ナント言いますか、レコーディング・アーティストとしてのバウルとでも…。カースト制度からの社会的に公認されたエスケープ人生〜“生き方”として確立されているベンガルの秘教的音楽家たち、バウルですが、これまでのバウルの …
続きを読むミャンマー、ヴェテラン女性歌手、ティンティンミャの仏教歌謡名盤!けれども聞きようによっては、なんだか、北米ジャズが行き着いた先のフリーフォームでインプロヴァイズなピアノ奏法を駆使するかのようなセクステット・スタイル?(〜ピアノ&パッワイン&フネー&ベース&エレキギター&パーカッション)を連想させるような、せわしないバッキングが、まずイカしていますねえ。そこん …
続きを読む