VARDAN HOVANISSIAN & EMRE GULTEKIN / KARIN

☆ヴァルダン・ホヴァニッシアン&エムレ・ギュルテキン/カリン 現在世界でもっとも注目されているワールド・ミュージック作品! ドゥドゥックとサズが織りなす神秘のハーモニーは完熟の域に達した!! 19世紀末から20世紀初頭にかけ、オスマン帝国の少数民族であったアルメニア人の多くが強制移住や虐殺などによって約4万人が犠牲になったとされる、いわゆる“アルメニア人虐殺 …

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JOCE MIENNIEL / BABEL

オルケストル・ナシオナル・ドゥ・ジャズをはじめ、ジャズやクラシック、シャンソン、ポップ、ロック、ワールド系でのバッキングなど幅広いシーンで活躍するフルート奏者にして、本作ではネイ、バグパイプ、口琴、カリンバ、スティール・タング・ドラム(ゼンコー)、タブラも操るマルチ・インスト奏者/コンポーザー/アレンジャーのジョス・ミーニエル。2018年のリーダー作です。 …

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GINO SITSON / ECHO CHAMBER

カメルーン出身、在ニューヨークの超絶ヴォーカリスト、ジノ・シトソンの2019年作。「エコー・チェンバー」は残響室のことであり、近年では意見が増幅される「エコー・チェンバー現象」の語もよく用いられるようになっていますが、本作での文脈は、チェロ、ヴィオラ、クラリネットのチェンバー・ミュージック系トリオがバックを担っているということになるのでしょう。個性的な即興ス …

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ILID KAOLO / MY CAREFREE LIFE – A BEUTIFUL MOMENT

台湾原住民(先住民)アミ族の女性シンガーソングライター、”以莉高露 (Ilid Kaolo)”イーリー・カオルーのなかなか入手困難なCD2作、『 MY CAREFREE LIFE=軽快的生活 』2011年作と、『 A BEUTIFUL MOMENT=美好時刻 』2015年作が再入荷しています!フォーキーかつアミ?衒いなく飾りない、明る …

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V.A. / KETAS DA BANDA

>★ アンゴラがポルトガルから独立したのは1975年、が、その後は内戦が勃発、02年に一応の休戦協定が締結されるまで(1961年のアンゴラ独立戦争から)約40年もの間、国として混乱が続いたことになります。音楽どころではなかった、というようなことは以前にも触れたかと思いますが、とはいえ、その40年間にもライヴやラジオを中心に音楽がやむことはなかったわけで(レコ …

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LES BUSHINENGE / NEG MAWON DE GUYANE

南米大陸北部、スリナムとブラジルに境界を接するフランス領ギアナ(アンリ・サルヴァドールの出身地でもあります)。本作は、オランダ領のスリナムと、マロニ川を挟んで対岸のフランス領ギアナにかけて暮らす、いわゆる逃亡奴隷(マルーン)を先祖に持つブシネンゲなどと呼ばれる人々の音楽を収めています。首都カイエンヌをはじめとする各地で、2009年から14年にかけてフィールド …

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GINO SITSON / VOISTRINGS

カメルーン出身、在ニューヨークの超絶ヴォーカリストの2013年作です。4.5オクターヴの声域。声とボディ・パーカッション、さまざまなエフェクトも使い、ピグミー・ポリフォニーとジャズ・コーラスの手法を融合させたユニークなヴォーカル・サウンドを展開します。本作は、2014年のアルバム。人気ベース奏者ロニー・プラキシコをはじめ、ブラジル人ピアニストのエリオ・アルヴ …

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KY / DÉSESPOIR AGRÉABLE

☆Ky “心地よい絶望 / デゼスポワー アグレアーブル” “少なくとも音楽には国境は要らない” エリック・サティが託したヴィジョンが生誕150年の年に再生する。旅する音楽ユニットKy ─ 仲野麻紀とヤン・ピタールが奏でる、これが21世紀のボーダーレス・ミュージック! 素晴らしい二人の演奏家達による極めてプライベートな音世 …

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MAR MAR AYE / TA KYITE TAL KYITE

こちらも渡米前のカセット・テープ録音の復刻CDかと思われます。ジャケに白鳥の図案が描かれているので、ミョーマ楽団がバックをつとめている可能性が…、90年代後半ぐらいの録音でしょうか?奔放さと瑞々しさを同時に聞かせるマーマーイェーのふくよかな歌声に、せわしなく落ちる雨垂れのような、フリーフォームとしか聞こえない?ピアノ演奏が降り注ぎます。金管を模し …

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DAMIRON / PIANO MERENGUES WITH RHYTHM 

1908年生まれ、92年に亡くなったドミニカ共和国出身のピアノのマエストロ、シモー・ダミロン。本作はアンソニアからリリースされたアルバム『ピアノ・メレンゲス』の第3集(ALP-1263)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシュー盤です。 ダミロンのピアノとリズム・セクションの小ユニットに、男女のヴォーカルはダミロンとロス・アレグレス・トレスを編 …

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GUILLERMO PORTABALES

1911年生まれのキューバのグアヒーラ系重要人物で、プエルトリコなどでも人気を博したギジェルモ・ポルタバーレス。67年のヘマからのアルバム『アケージャス・リンダス・メロディーアス・エン・ラ・ボス・デ・ポルタバーレス』(LPG-1184)から、全12曲中10曲を収めるリイシュー盤です。 自身の代表曲「エル・カレテーロ」や、ニコ・サキートの「アル・バイベン・デ・ …

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TRIO MATAMOROS / LA VIEJA CUBANA

「ソン・デ・ラ・ロマ」「ラグリマス・ネグラス(黒い涙)」など、今も多くのアーティストにカヴァーされ続けるキューバ音楽の父ミゲール・マタモロス。そして彼をリーダーにトローバからソンの時代を引率したグループの一つトリオ・マタモロスが、1950年代半ばにプエルトリコのマルベラ・レーベルに残したアルバム『ロス・インモルターレス:ミゲール-クエト-シロ』(MVLP-2 …

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