相変わらず、と言うなかれ、久しぶりじゃないですか?バルカン・ブラスの雄、南セルビアのボバン・マルコヴィッチ・オーケスター! たぶん、オーケスター名義では6年ぶり? しかも新境地も聞かせます。ヒンディー&パンジャビーかつバングラなバルカン・ブラスも複数曲聞こえますよ(バウル風もあり?)!インドを故郷とするロマたちの遠い昔の心のふるさとですからね。加えて、ただた …
続きを読む相変わらず、と言うなかれ、久しぶりじゃないですか?バルカン・ブラスの雄、南セルビアのボバン・マルコヴィッチ・オーケスター! たぶん、オーケスター名義では6年ぶり? しかも新境地も聞かせます。ヒンディー&パンジャビーかつバングラなバルカン・ブラスも複数曲聞こえますよ(バウル風もあり?)!インドを故郷とするロマたちの遠い昔の心のふるさとですからね。加えて、ただた …
続きを読むこの作、重要ですね! ライヴです。グァドループの女性歌手、ウィニー・カオナが、マルチニック系フランス生まれのクレオール系女性歌手先達、ムーヌ・ド・リヴェル(1918-2014) を招いてのビギン・ショウ! リリース年は不明ですが、もしかしたら、ムーヌ・ド・リヴェルのラスト・レコーディングかも?サックスはエドゥアルド・ベノワ! って言うか、ビギンのライヴ、それ …
続きを読むアリーナ・オラーカのディレクションのもと、1993年に結成されたキューバの混成合唱団コラリーナ。いわゆるクラシック系のコーラスですが、そこはキューバ、ソンやトローバの名曲をもちろんリズム感も生かしながらレパートリーに取り入れてきました。2006年の本作でも、ミゲル・マタモロスの「ソン・デ・ラ・ロマ」や「ラグリマス・ネグラス」、ゴンサロ・ロイグの「キエレメ・ム …
続きを読むおおお、 アンダーグラウンド・ライ・ラヴ! この暗さ、本物だ!って、… シェブ・ハスニを愛する アルジェリアはモロッコ国境の街、 トムセン出身の36歳、 03年から、パリの地下鉄2号線で シンセを肩に下げて、 2万時間のライヴをこなし、 その後、グループ・モストラを結成、 これが初のアルバムとなります。 アンダーグラウンド・ライ・ラヴ! 文字通り …
続きを読む04年にファーストをリリース!これまでにライヴ含めて10枚のアルバムをリリースしているマルセイユ郊外のラ・シオタ拠点の(ex マッシリア・サウンド・システムのタトゥー率いる)グループ、ムッスーTの初ベスト!このベストは 2004 / 2006 / 2008 / 2010 / 2012 / 2016年のスタジオ録音盤6作からのセレクションです。もともと、新しさ …
続きを読む北東部ロックの雄、40年前の作品をリメイク! アルセウ・ヴァレンサと並んで北東部ロック/MPBを代表する才人として知られるゼー・ラマーリョ。その彼が1979年に発表したLP “A Peleja do Diabo com o Dono do Céu” の発売40周年を記念してリメイク盤をリリースしました。オリジナルが持っていたサイケかつシュールな …
続きを読む偉大なボサ・ノヴァ詩人ヴィニシウス・ヂ・モライスの孫娘による優美でエレガントな正統派MPB作品、2019新譜。 かつて80年代初頭にナナ・カイミが歌ったタイトル曲の”Brisa do Mar”(ジョアン・ドナート=アベル・シウヴァ)に始まり、モアシール・サントス=ネイ・ロペスの 4月の子どもと副題のついた”Maracatu …
続きを読むアルゼンチン音楽界の歴史的至宝アタウアルパ・ユパンキ。本作はそのギター独奏による録音ばかり19曲を集めたオムニバス形式のリイシューです。サンバ、チャカレーラ、ガト、カルナリート、ダンサ・ノルテーニャなど、名手による味わい深い演奏の数々をたっぷり。ギター弾きとしてのユパンキをじっくり堪能するのはもちろん、ギター・インストものとして流し聴きするだけでも心地よさを …
続きを読むこれは、面白い。1950年代や60年代のヴィンテージ録音から、「カリプソ」をキーワードとする楽曲をたっぷり集めたスペインのヴィンテージ・ミュージック編によるアンソロジー形式リイシューです。 お馴染みハリー・ベラフォンテをはじめ、ノーマン・ルボフ合唱団のフォーク・コーラス風、ニューヨリカンのピアニスト、ジョー・ロコの楽団によるラテン・ジャズ系、「ムスターファ」 …
続きを読むキューバから出て、ラテン・アメリカ中で長きにわたり全世代に愛され続けてきたソノーラ・マタンセーラ。セリア・クルースなどラテンの有名歌手たちが多く在籍したことでも有名です。 本作は、ラ・ソノーラと様々な歌手たちとの組み合わせを愉しめる、アンソロジー形式の全20曲入りのリイシューです。 セリア・クルースをはじめ、アルゼンチン出身のカルロス・アルヘンティーノ、コロ …
続きを読むアルジェリアのジョーン・バエズ! とか言われて、01年に30歳で欧州デビューを 果たしたアルジェリアの女性 SSW、 スアッド・マッシ、ふ〜ん、イイ感じで 歳を取りましたね!けっこう、 アルジェリアン・シャアビがサマになる 女性になったんじゃないかと思います。 こちら、7作目のアルバム、 2019年 / 47歳の作となります。 マジッド・シルフィと …
続きを読む1978年生まれ、09年にデビューCD、モロッコ出身の女性歌手、OUMの最新作(5作目)〜仏録音です。 >前作で見せたジャズ経由モロッコ伝統回帰路線を、 推し進めた雰囲気でしょうか? 金管、ウード、カルカベ、グナワ風のベースなどによる、モロッコのベルベル系音楽をユーロ・ジャズの前衛と結び透けたようなバックにおいて、ミスティックなヴォーカル、ヴォイス・パフォー …
続きを読むレユニオン島生まれのジャズ系女流ピアニスト&SSWのヴァレリー・シェーヌ・テフを中心に組まれたトリオ。即興演奏に多くを委ねつつも、アフロ・カリビアンとレユニオンのグルーヴ浮かび上がる、シンプルでキャッチーなメロディーが持ち味でしょうか? 1-Amour Content 2-Muzik pou lo ker 3-Easy 4-Mariposa 5-De l’i …
続きを読む読んで字のごとし、基本ンバクァンガに北米ソウルやディスコの演奏手法をそれなりに持ち込み1974年にデビュー、今もって活躍中のヴォーカル&インストグループ、ソウル・ブラザーズの1995年BBCセッション含む1997年リリースのUKアースワークス盤! 1 INDABA 2 KUYESINDA 3 INHLIZIYO 4 KWANELE 5 IPHUTHA 6 B …
続きを読む西サハラ(人口約57万人)の音楽といえば、故マリエム・ハッサン、アシサ・ブライム(アジザ・ブラヒム)といった西サハラ独立に向けてコミットし続けて来た女性歌手、あるいは、西サハラ出身ながらモーリタニアで活動する砂漠のギター・バンド、グループ・ドーウェイあたり、当店でもなかなかの人気ですが、このエル・ワリもまた西サハラを代表するバンドだそう。 西サハラの遊牧民( …
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