LADY WRAY / PIECE OF ME

ニコル・レイとして僅か15才であのミッシー・エリオットのオーディションを受けてデビューした実力溢れるR&B歌手。レディ・レイとしてビッグ・クラウンからは6年振りのアルバム。プロデュースはレーベルの共同オーナーであるレオン・ミッシェルズ。前作『Queen Alone』で中断したままのものを継承する続編的な内容で、デビューした90年代後半のサウンドをビッ …

続きを読む>

FAIZ ALI FAIZ / LA NOUVELLE VOIX DU QIWALI

カッワーリーの新世代と呼ぶべきでしょう。故ヌスラットの跡目争い?で、今一番勢いのある男性歌手=ファイズ・アリー・ファイズ!巨匠ヌスラットの歌声に感銘を受けてカッワーリー歌手を目指したという出自の持ち主で、本作は、そんなファイズ・アリーが02年に欧州リリースした初CDとなります。気合入ってますよ!     1 Aj Rang Hai 11:23 2 Allah …

続きを読む>

CHEB HASNI / 3

80〜90年代のポップ・ライ・シーンに大きな爪痕を残した伝説の歌手シェブ・ハスニ! アルジェリア・オランで生まれ、80〜90年代に掛けて世界中を熱狂させた音楽ポップ・ライのシーンで最初に活躍したシェブ・ハレドに続き、第二世代の旗手として登場したのが1968年生まれのシェブ・ハスニだった。イスラーム世界におけるタブーや欲求不満などをストレートに表現した彼の音楽 …

続きを読む>

CHEB HASNI / 2

80〜90年代のポップ・ライ・シーンに大きな爪痕を残した伝説の歌手シェブ・ハスニ!   アルジェリア・オランで生まれ、80〜90年代に掛けて世界中を熱狂させた音楽ポップ・ライのシーンで最初に活躍したシェブ・ハレドに続き、第二世代の旗手として登場したのが1968年生まれのシェブ・ハスニだった。イスラーム世界におけるタブーや欲求不満などをストレートに表現した彼の …

続きを読む>

CHEB HASNI / 1

80〜90年代のポップ・ライ・シーンに大きな爪痕を残した伝説の歌手シェブ・ハスニ! いま話題のフランスの新レーベルOutre Nationalから、アルジェリア音楽ライの偉大なる歌手シェブ・ハスニのリイシュー作品をCDで発売することになりました。 1968年2月1日、アルジェリアのオランのガンベッタ地区で生まれたシェブ・ハスニ(本名:ハスニ・シェクルン)は、 …

続きを読む>

V.A. / FIRE DRAW NEAR, Anthology of Irish Traditional Song and Music

1947年からの66年間に名手たちが遺した様々なアイルランド伝統音楽!  ダブリン出身の現代アイリッシュ・フォークの人気グループ〈ランクム〉の主要メンバー、イアン・リンチがコンパイルしたアイリッシュ伝統音楽のアンソロジー。1947年から2013年までの66年間にアイルランド各地で録音された伝統音楽を集めたもので、このシーンを彩る様々なスタイルの歌や楽器演奏を …

続きを読む>

ANOUAR KADDOUR CHERIF / DJAWLA

アルジェリア出身のマンドール奏者が亡命先スイスで生み出した 新しい形のアラビック・ジャズ・サウンド!  音楽家/マンドール奏者のアヌアル・カドゥール・シェリフは、伝統的なアラブ・アンダルース音楽に精通し、母国アルジェリアではカリスマ性溢れるバンド・リーダーとして活躍してきた。しかし2019年、スイスへと亡命。同地在住3年目にして打ち出したのが、アラ …

続きを読む>

MARGARITA ZORBALA, Diefthynei O Loukianos Kilaidonis / PAME SAN ALLOTE

個人的には、胸キュン・ジャケのベスト10には入るCDなんですが…。 マルガリータ・ゾルバラ、1957年に旧ソ連タシケント生まれの女性ですね。両親はギリシャの政治的難民で、家族はモスクワに落ち着き、そこでギリシャ語とギリシャの文化歴史を両親から教わりながら育った彼女は、10代になっていた頃には、当時、モスクワを定期的に訪れ、ギリシャ・クラブでコンサ …

続きを読む>

L’ALBA ‎/ A PRINCIPIU

地中海コルシカ島のポリフォニー&モノフォニー・ヴォーカル&インスト・バンド新作、これが、地味ながら、なかなかイイじゃないですか。東西南北文化の美意識&哀愁のあり方が交差する地中海ならではのヴォーカルの妙に加えて、自由な展開のバッキングが実にイイ感じ、練れてますねえ…。 05年に結成されて以来(それ以前からアマチュアとして活動していたようですが)、 …

続きを読む>

DON PERIGNON y La Orquesta Puertorriqueña / AQUÍ, SI QUE HAY…!

    プエルトリコのバンド・リーダー、ドン・ペリグノン率いるラ・プエルトリケーニャの08年サード・アルバムの登場です。バリトン、トロンボーン含むフル・ブラスをバックに、パーカッション・アンサンブル、ヴォーカル陣が一丸となって突き進む重量級サルサ~当時は標準以上、なかなかイイと思いましたが、今聴いてみれば、もう、こーゆーの聴けないんだとい …

続きを読む>

BA’N DANS / KREIZ BREIZH AKADEMI #8

フランスの中のケルト文化圏、ブルターニュ地方の音楽を研究するトラッド・フォーク歌手エリック・マルシャンが率いるアコースティック・クロスオーバー・バンド、クレイズ・ブレイズ・アカデミの2021年の8作目となるアルバムです。女性ヴォーカル×2、クラリネット、ボンバルド(ダブル・リード)、サックス、バグパイプ、クラリネット、ヴァイオリン、アコーディオン、コントラバ …

続きを読む>

YAZID / KOUNEK AAKEL

シェブ・ヤズィドと名乗ることもあるようですから、一応、ライ系シンガーと思われるんですが、カビール系でしょうか?カビール・ソングっぽかったり、シャアビっぽかったり、そういう線引きから自由な活動をして来た人と映ります。90年代の録音でしょうか?   1 Kounek Aakel 6:07 2 Douar El Hadara 5:30 3 Alayam 6:15 …

続きを読む>

HARIS ALEXIOU / 12 LAIKA TRAGOUDIA

ハリス・アレクシウ、1975年のファースト・ソロ・アルバムです。この時、24歳、若いのに、このディープさ、既にギリシャ歌謡として、その歌声は完成していると思います。後年、一国を代表する女性歌手となるわけですが、さすがハリスです。たぶん、もっと若い頃から、その歌は出来上がっていたんでしょうね。それは努力してどうこうなるというものではないように思います。こちらは …

続きを読む>

V.A. / BOLEROS EN AQUELLA EPOCA

★あの頃のボレーロ(リマスター) 戦後の時代を彩った甘く切ないボレーロの名曲を厳選した編集盤がリマスターで再発!!  先にリリースした『メキシコ・ユカタン地方の抒情歌謡集』(TKSB-017)が、すでにたくさんのラテン音楽ファンから反響を頂いている“TAKEMURA OFFICE & SAMBINHA”レーベルから、今度はボレーロの名曲たちを紹介する …

続きを読む>

MELINA ASLANIDOU / STO DROMO

メリーナ・アスラニドゥ、1970年ドイツ、シュトゥットガルト生まれながら、ギリシャ西部に位置する古代マケドニアの中心地だったヤンニスタで育ち暮らしたそう。その後、オイ・アペンナティというグリーク・トラッド系バンドで活躍した後、2003年にソロデビュー・アルバムをリリース、その後は、ダラーラスのツアーメンバーを長らくつとめて来ました。本CDは、02年の03年の …

続きを読む>

go top