YURI BUENAVENTURA / PAROLES

ありゃりゃ、最近サルサ、ややもって疎かにしていたもので、この人好きなんですが、この2015年作、思いっきり知りませんでした。なんだか独特な音作りもチラホラのシャンソン・サルサ? しかし、この人の歌、好きですね、基本ができているからこその冒険、けだしフランス産サルサの粋、ということになるでしょうね!というわけで、パナマー出身の在仏時代アスキータ楽団でヴォーカル …

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SOTHY / CHANSONS LAOTIENNES

1980年にパリで録音制作&プレスされたらしい身元不明のラオス3人組ロックバンド(ギター、ベース、ドラムマシーン、シンセサイザー)の2トラック+2リミックス(by 2016)の12 インチEP〜かなり微妙なれど、音楽性はラオ&クメールという趣き。もしかしたらラオス&カンボジア混成? SIDE 1 : 1. LAM SEUNG BANG FAI (origin …

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PAPOOZ / GREEN JUICE

  パリのモノすんごく若い男ふたり組、幾つでしょうね。まだ子供か?ユリスとアルマンのポップ・デュオ。ボサPOP風もあれば、アート・リンゼイのカヴァー、スカスカのドアーズ風とか、アシッドフォークも。夏向き涼しげと言えば言えるファーストアルバム!う〜ん、うちの店のお客さんでコレ買う人、誰だろ?想像出来ない、絶対売れないなあ…なんで、取っちゃ …

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ART KILO / NOUVELLE FLEUR

  2008年からエチオピア熱に憑かれているパリのバンド。ムラトゥー・アスタツケ、ロキア・トラオレとの共演を含む2枚のアルバムを発表していて、これが3作目。「アジス・アベバ」がアビシニア語で「新しい花」を意味することから、このアルバムタイトル「ヌーヴェル・フルール = 新しい花」ナルドス・テスフォウ(エチオカラー)、ママニ・ケイタ(エレクトロ・バマ …

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LALO ZANELLI & OMBU / INMIGRANTES

    1959年アルゼンチン生まれのピアニスト&作曲編曲家〜80年代からはパリに活動の拠点を移し、93年に ONBU を結成(ミニノ・ガライも在籍)〜2010年にデビュー作、こちらがサード・アルバムとなる新作。ギター、バンドネオンx2、コントラバス&ドラムスx2そして女声ヴォーカルという編成で、移民/難民= “INMIGRA …

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STEPHAN EICHER / SPIELT NOISE BOYS

これはびっくり。スイスはチューリッヒの(ロマの血を引く)SSW シュテファン・アイヒャーは90 年代フランスで「ステファン・エシェール」となってBARCLAY レーベルきっての大物アーチストとしてヒットも多くあったわけですが、こんな過去があったとは。チューリッヒ時代弟とのデュオバンドGRAUZONE で注目はされていたのですが、さらにその前。1980 年ディ …

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SOFIANE SAIDI / EL MORDJANE

「ライは死んだかって?冗談じゃない!」by Sofiane Saidi FUNK、ROCKはもとより、ボリウッドからエジプシャン・シャアビ、オラニアン、ベドウィン、アル・アンダルース、エチオピークスからマリアン・ミュージックまで、何でも咀嚼し、ワールドミュージックとしてのライを目指す、という異色のライ歌手(って、一番イイのはリミティ風プロト・ライ路線ですが& …

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V.A. / AMERICAN FOLK BLUES FESTIVAL 1962, Live in Pris

ジル・ペタール&ミッシェル・ブリイエ監修の “LIVE IN PARIS” シリーズの新譜は世界初公開録音。1962 年10 月20 日「アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティヴァル」。出演:ジョンリー・フッカー、T ボーン・ウォーカー、ソニー・テリー&ブラウニー・マッギー他3CD24 ページブックレット! CD1 : MEMPH …

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DABY TOURE / AMONAFI

西アフリカ・モーリタニア出身で、先進的なアフリカ系音楽を創造し続ける男性音楽家ダビー・トゥーレが、アメリカを代表するワールド・ミュージック・レーベル〈クンバンチャ〉から注目すべき作品を発表してくれた。少年時代にパリに移住したダビーだが、それでもアフリカ人としてのアイデンティティはずっと持ち続けてきた。ここではそんな彼の想いを、様々な音楽スタイルと、社会問題を …

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INDY / UNE LUEUR D’ESPOIR

マルチニック生まれ、パリで育ったフレンチ・カリビアン、なんかいいジャケですね、ズークとして。グアドループ出身の作曲家、アレンジャー、DAVE MATIAL が見出した女性歌手のデビュー作になるかと思います。別に歌が特にうまい、というわけじゃないんですが、シックですね。で、今夏も一枚ぐらい夏向きズークを推したい、という気持からの入荷品です。生音っぽいズークとい …

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LA RUE KETANOU / A CONTRESENS

ザクザクとギターがリフを刻む曲から始まるこの作〜レゲエ、フラメンコ、サンバ、ミュゼット、ジプシースウィング、タンゴ等々〜ありとあらゆる音楽の要素がゴッタ煮となって迫ってきます。エネルギッシュでパンキッシュ、パリ南郊外のストリートから生まれたジャンプ&スウィングするアコーディオン/ギター&パーカッションの三人組、再結成〜久々の新作(09年)でした。

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HINDI ZAHRA / HOMELAND

  モロッコ生まれ、13歳でフランス、パリへ移住。18歳でルーヴル美術館の監視員として働く。2005年に自身のWEB ページを立ち上げ、自作曲「ビューティフル・タンゴ」をアップし、話題を呼んだそう。こちら3作目。ま、世界的にユーメーだそうですが、知りませんでした。ハハハ、”UN JOUR” ちょっとイイ曲ですね。

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LAIKA FATIEN / LOOK AT ME NOW !

モロッコ出身スペイン系ジューイッシュの母と、象牙海岸出身の父との間に1968年パリで生まれた女性 JAZZ ヴォーカリスト、ライカ・ファティアン、その2004年作〜ジル・ペタール(Chronological Classics) がプロデュースしたファーストアルバムの復刻再発です。 David El-Malek (ts),   Pierre de Bethma …

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