エルネスト・ベルジェ率いるユニット、スールデュレンの初作〜フランスはオック語圏、オーヴェルニュ地方の民謡を基盤に作り上げたという、実験的トラッド作品とのこと…。バグパイプ、擦弦、足踏みビート、オーボエ、マンドールほかで練り上げた、どこか不協和なメロ&ハーモニーによるトラッド演奏&歌唱に、プラス、エレクトロな音響&ビートを注ぎ込んだら、こうなりまし …
続きを読むエルネスト・ベルジェ率いるユニット、スールデュレンの初作〜フランスはオック語圏、オーヴェルニュ地方の民謡を基盤に作り上げたという、実験的トラッド作品とのこと…。バグパイプ、擦弦、足踏みビート、オーボエ、マンドールほかで練り上げた、どこか不協和なメロ&ハーモニーによるトラッド演奏&歌唱に、プラス、エレクトロな音響&ビートを注ぎ込んだら、こうなりまし …
続きを読む>★ 南仏オクシタンに逃れたセファルディが、今に伝える曲、あるいは古謡の再現を試みたマーラ・アランダ 「セファルディ5部作」の3作目! 1 Na María, Pretz E Fina Valors 2 En Greu Esmay Eten Greu Pessapen 3 Ar Em Al Freg Temps Vengut 4 Principio di V …
続きを読む音楽史研究家としてオクシタニア民間伝承音楽の研究などにも取り組んできたというローラン・キャヴァリエ。オック語を操り、300曲以上の忘れられ掛けていた伝承曲を発掘したそうです。また一方でオクシタン・ポリフォニー音楽の現代的解釈を追求した女声ポリフォニー・グループ、ラ・マル・コワフェやオクシタン=ブラジルのノルデスチ・コネクションを標榜するグループ、デュ・バルタ …
続きを読む南仏プロヴァンスのフォークロアを独自なスタイルで突きつめる男、元デュパンのサム・カルピエニア、あらたなユニットの登場です。…健さんじゃないけど、自分、不器用な男ですから、って、相変わらず、ニコリともせず、ピックアップ・マンドーラをフィンガー・ピッキング or ストロークしながら、ひとり語りするようにも、投げつけるようにも聞こえる独特に枯れ錆びた? …
続きを読む1 O La Talvera ! 2 La Drolla D’Avairon 3 Quand Eri Pichonèla 4 Vèni Vèni 5 Sénher Patrimoni 6 O Madama 7 O Pol Plou 8 A L’Escola 9 Voli Pas Mai Molzer Las Vacas 10 Lo R …
続きを読む活動休止中?ゼブダのフロントを〜マジッド・シェルフィとともに3者でつとめて来たムース&ハキム兄弟の新作ですね!同じく南仏トゥールーズ出身の先達、ジャズ世代のシャンソニエ、>クロード・ヌーガロの曲をカヴァーしたアルバムということになります。で、自分が覚束ない理解で云々言うことは、たぶん、害あって益なし、>こちら、在仏の先達、カストール爺さんが、キッチリと的確に …
続きを読むフランスはオクシタニアの男声ポリフォニー・グループによる2020年作。18年の前作は、米国のジャズ・ドラマー、ジム・ブラックとのコラボレーションを試みたものとなっていましたが、本作では本来の姿に立ち返り、無伴奏で四声の美しいハーモニーを聴かせてくれています。とはいえ、前作に収録されたオリジナルの2曲目や、そしてビリー・ホリデイの名唱でもお馴染み「奇妙な果実」 …
続きを読むブラジルのシルヴェリオ・ペッソアとのコラボなどでも注目を集めてきた、フランスはオクシタニアのトラッド・フォーク系ベテラン・グループ、ラ・タルヴェーロの2014年以来となる20年作です。前作でゲスト参加したグループの創設者夫婦の娘アリエスが、ヴァイオリン/ヴォーカルで全面参加。アコーディオン、バグパイプ、バンジョー、カヴァキーニョ、民俗フルート、クラリネットな …
続きを読む南仏はオクシタンの4人組バンド、ガリックによる2021年のセカンド作。サックスやアコーディオン、ギターなどの編成で、オクシタン民衆舞曲をジャズ・ロックやルンバ、レゲエ、サンバとかの要素を取り入れて練り直しています。15年に初アルバムをリリースしているということで、わりと近年に結成されたグループということになると思いますが、メンバーはそれなりに経験を積んできた …
続きを読む2021年ミュージック・マガジン / ワールド・ミュージック部門ベスト10 〜 6位に入ったCDですね、松山晋也さん曰く「伝統音楽の真髄を捉えた欧州現代人の表現の好例」とのこと。>こちらでも紹介されました(無断リンク陳謝&感謝)! フランス中央高地、コレーズ県チュール近くの村、サンサルヴァドルの二組の兄妹を含む幼馴染みの6人が結成したオック語トラッド・グルー …
続きを読むパッと見、70年代初め? ヘルス・エンジェルス後ろ乗りゴーゴー・ガールズ、郊外アジトで踊るの図、という感じのジャケですが、全く違います。レ・プーフ・ア・コルドゥ〜仏オクシタニアの女性二人、ヴァイオリン&チェロを弾き、そしてそれぞれに歌うノエリー・ニウル&クレメンス・コニェのデュオによる2019年リリースのセカンドCD(ファーストは14年だそう)初入荷です。& …
続きを読むキューバ系の父とシチリア/チュニジア系の母の間にカラカス(ベネズエラ)で生れ育ち、6歳の時にニースに移り住んだという、カリブと地中海を血と肉の中に持ってしまったジェレミー・クーロー率いるトリオ、ジェ・バレティのサード作です。 ニース~ジェノヴァのリヴィエラ地方に伝わる瓢箪の胴の撥弦楽器「エスピーナ」(電気アンプリファイド)をブルース・ロック・ギターのようにあ …
続きを読むオクシタニアはトゥールーズのシンガー/マルチ管楽器奏者ギヨーム・ロペスの2020年作。スペイン語のANDA、オック語のLUTZを組み合わせたタイトルとその語感から想像されるように、トゥールーズからアンダルシアなどを巡る路線を追い求めた内容となっています。自身のヴォーカルとフルート/バグパイプに、アコーディオンは名手ティエリー・ロック、モロッコ人パーカッション …
続きを読むパーカッション/ヴォーカルのアルノー・カンスと、ギター/ヴォーカルのポーリン・クルティアルによるオクシタニアのデュオ・ユニット。2020年の初アルバムです。伝承曲を主な素材に、ロック的なアティテュードを示すギターと、カホンを用いたテンポよく弾むリズムで加工したオルタナ・オクシタン・トラッド・フォーク。マヌ・チャオあたりを思わせるような冒頭曲に始まり、舞曲を題 …
続きを読むオクシタンはカステルサラザン生まれ、ピエール・ペレ、1957年レコード・デビューで今年84歳(2018)、方言&スラングや子供の言葉など、辞書に載っていない言葉も駆使、子供達や市井の生活をユーモア込めて歌う仏国民的シャンソニエ、ソングライター、詩人、作家、食文化研究家。で、こちら2018年の最新作、>前トリビュート作で納得、ヒトクセある仏アーティスト達から多 …
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