LAURENT CAVALIE / A LA FRONTIERRA DELS GIGANTS

音楽史研究家としてオクシタニア民間伝承音楽の研究などにも取り組んできたというローラン・キャヴァリエ。オック語を操り、300曲以上の忘れられ掛けていた伝承曲を発掘したそうです。また一方でオクシタン・ポリフォニー音楽の現代的解釈を追求した女声ポリフォニー・グループ、ラ・マル・コワフェやオクシタン=ブラジルのノルデスチ・コネクションを標榜するグループ、デュ・バルタスなどを育てるなどのキャリアも持ちます。2019年以来、アコーデオン奏者のGuilhem Vergerと、歌手、ミュージシャン、ストーリーテラーのMarie Coumesとのパフォーマンスを中心に活動を続けています。
彼ソロの3作目となる本作は、弦楽器製作者のCamille Paichelairによって考案され、作られたユニークな大型リュートの弾き語りを中心に聞かせてくれます。オック語のリズミカルな語感とオクシタン特有のメロディが、弾き語りというミニマムな表現でより強調されているのが、本作の魅力といえるでしょう。大型リュートの低音弦の響きが、アルバム全体を通した芯のように効いています。(サプライヤーインフォより)

1. Anem mon còr
2. La lauseta e lo pepisson
3. La cançon de la maire
4. Charraire
5. A la frontièra dels gigants
6. Ò bèl mossur
7. Eran tres garçons
8. Lo paire me marida
9. Tu mon vilatge
10. Nòu penas
11. Cecila
12. Plòu plòu plòu

Laurent Cavalié: Singing and padenon

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